エレボス・エテルVSアスモ 3
「さて」
(あの槍をどう回避するか)
エレボスは考えるが
「情報無すぎて何もわからん!あれもあるんだやってやる!」
情報が無いのでそのままベルの像へ向かう だが
ビュン
「っ!」
槍がそれを阻む
「槍壊せないか?」
そう呟くと
{あの槍は原罪の悪魔であるアスモデウスの武器その物よ。破壊なんて不可能よ}
ベルはそう告げた
{諦めて強行突破行くか}
それを聞いてエレボスは強行突破を選んだ
「ラスト・ベル!」
そして向かって来る槍を
ガキン
真っ向から迎え撃つ だが
「逆に押し返された?!」
{流石に大罪神器相手だと押し負けるわね}
エレボスは突破する床とか押し返されてしまった
「マジかよ!」
(大罪司教どころかその武器にすら押されるって俺弱すぎるだろ、、、)
{あっちが化け物なのよ!エレボスは十分化け物の域よ!}
弱気になるエレボスにベルがそう言う
{そ、そうか。でもどうすれば、、、}
{まず、私の自動回避でも無理ね。後1分強でアスモデウスを抜くのは絶対無理、、、あ!あの槍はアスモデウスが動かしてるわよ}
エレボスのつぶやきにベルはとんでもない爆弾発言をしながらも冷静にそう返す
{無理なの?}
{アスモデウスの器用さは次元が違うわ。「色欲」の名は伊達じゃないわ。私の「怠惰」の名に似合わない悪魔最速の力でも1分強じゃ無理}
{こっちも神器を出すってのはどうなんだ?}
エレボスがそう言うと
{2000年前にベルフェに渡しちゃってる。今までに数回しか使ってないけどあの子}
ベルはそう返す
{だったら魔解!魔解で一気に}
{3秒持てばいいわね。使った後は動けなくなるわよ}
{、、、なるほど。となるとあれを、、、時間跳躍をやるしかないか}
エレボスは覚悟を決める
{私と離れている間に何回使ったの?}
そしてベルがそう聞くと
{49回}
エレボスはそう答えた
{あと1回だけ、、、使いすぎよ}
{ベルフェが強すぎるんだよ。初撃だけで5回使ったわ。 確認だけど2回目は、、、}
{時間観測できずに死ぬ}
{それはマズいな。あと1回か、、、キツイな}
{時間遡行はアリスですら今出来ない秘術なんだからね。それをまさかあんな方法で不完全とはいえ使うなんて、、、本当に私の契約者様は恐ろしいわね}
エレボスのボヤキにベルはそう呟く
「あんな方法か、、、でも無理な話じゃないだろし。同じくらいの秘術をあっちもやってるだろ」
そんなベルにエレボスは意味ありげにそう言うと
「原罪たる怠惰の悪魔の力よ。原初たる神霊の神霊の力よ。我が常闇の力と合わさり全てを虚空に沈める剣となれ。グランド・ベル・ナイト!」
自身の最大火力を打ち込む
ドカン!!
流石の神器である無限槍・ラストも吹きとばされた
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