エレボス・エテルVSアスモ 2

「っ!」

(魔力量9800万?!)

エテルの魔力量を見たエレボスは絶句する

「すさまじい魔力量ね。王司教の最大値はを除いて8000万未満。というか1億近いなんて六大精霊契約者レベルよ、、、流石エテルね」

アスモもエテルの魔力量に感嘆の声を上げる

「六大精霊契約者レベル」

(3分ぐらいしか使えないという制約はあるがそれがデメリットにならないほどのすさまじい力だ)

「行きます!」

エテルは剣を構え

惰召使アスタロト紫流星アメジストステラ!」

「っ!」

スパン

一瞬でアスタロトの右腕を切り落とした

「嘘だろ?!」

(大罪司教の腕を切り落とした?!)

あまりのエテルの強さにエレボスは目を疑う

{驚くのは後にしてさっさと私の像に触れなさい}

そんなエレボスにベルがそう言う

「っ!そうだった」

その声にエレボスは自身のやるべきことにを思い出す

「サテラ」

ビュン

そして風を纏いマッハの速度でベルの像へ近づく だが

ビュン

「え?」

突如ベルの自動回避が発動した

{どうし

ドカン!!!

「は?」

エレボスのすぐ前を何かがエレボス以上の速度で上から下へ落ちた

「何だ今の?!」

エレボスが思わず下を向くと

「や、槍?!」

人間の女性と同じ大きさぐらいの槍が地面に突き刺さっていた

「自動回避、、、厄介ね」

アスモはエレボスを見ながらもアスモに注意を向けながらそう言う

「遠隔操作の槍か、、、ベルゼもそうだが大罪司教は遠隔操作の槍を持つ慣習でもあるのか?」

「私が、、、というかアスモデウス様のオリジナルよ。無限槍・ラスト、、、神器の1つよ。ベルゼ君のはあの無数に出てくる槍は私どころかアリス様も何なのかわかってない謎の技なのよね。槍の出どころも自動操縦の仕方も謎。どこかで感じたことがある気配なんだけどね」

アスモがそう言うと

「ちょっと待て?!ベルゼはあの槍は権能だって言ってたぞ?!!」

エレボスはそう叫ぶように反論する

「あー、だまされたわね」

「あの野郎!!!」

エレボスは怨嗟の声を上げる

「はは。どんまい」

アスモは同情の目をエレボスに向ける

「アスタロト・ブレイク」

ズバン

「がぁ!」

その隙にエテルがアスモの右腕が切り落とした

「ちょ!何するのよ!もう怒った!魔解!」

アスモの体が煉獄に包まれる

「「は?」」

(軽?!)

あまりに軽い魔解にエレボスは驚愕する

「魔解される前に」

魔解されたらまずいとエレボスはベルの像へ急ぐ だが

ビュン

「あっ」

ズバン

「クソ槍が邪魔で近づけない」

アスモの槍・ラストによって阻まれる そして

「よし!魔解完了!」

炎が晴れ、中から悪魔と融合したような姿のアスモが現れた

「魔力量1億3000万、、、バケモンかよ」

「で、でも両腕は落としてあります!」

エテルがそう言うと

「、、、う~ん」

アスモは少し考えると

「まー、いっか」

そう言って

「これくらいのハンデはあげるわよ」

そのまま戦うようだ

「エテル!悪いがアスモの相手は頼む。俺はさっさとこの槍を突破して本契約する!」

「はい!」


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