エテルvsアスモ 2
「はっ!」
キン
「おー!やるわね!」
エテルの剣をアスモは刀で軽く受け流す
「体もだけどそもそも防御が固い!」
(さっきの攻撃もわざと受けたんだ。私の実力が知りたくて!)
エテルはアスモの防御の固さとそこから先ほど当てた斬撃もわざと受けたのだと気が付いた
「そろそろこっちも行きましょうか!ラスト・インフェルノ!」
アスモは漆黒の業火を放った
「っ!」
(なんなの食らったら!)
エテルが焦ると
{わたしとベルフェゴール様の力を使いなさい。エテルの水魔法も合わせればどうにか防げる!}
アスタロトがそう助言を出す
「はい!」
(風をって!ベルフェゴール様の力アスタロト様よりも遥かに激しい。落ち着きなさい、、、小さな竜巻の玉を作る感じ。それに濁流を混ぜる感じ)
「スリーピネス・リヴァイアサン!」
エテルの2倍はある大きな魔法陣から激流と暴風が放たれる
ドカン!!!
アスモの炎とぶつかると激しく爆発し魔法がぶつかる直線状だけ炎は通らずそれ異議の場所は業火が焼き尽くす
(熱い!!)
{とんでもない熱量ね。小さな湖だったら1瞬で蒸発するわね}
{これが3古参の力の1端}
エテルはアスモの力に驚愕する
そして炎が止むと
「これを防ぐなんて、、、少し甘く見過ぎたわね」
アスモもエテルの力に驚愕していた
「ちょっと真面目に」
そして鞘に2本の刀を戻した
「ベルフェ、技借りるわよ・月詠流・月詠亜式・新双月」
{っ!}
ビュン スパン
神速の二閃にベルの自動回避も完全には間に合わず体を切られてしまった
{弱体化させられてるのにフレデリカの9割ぐらいの速度を、、、しかも2000年の技術と混ぜて使って来るとかこれだから3古参は敵に回したくないのよ!}
ベルは思わずそう吐き捨てると
{エテルちゃんごめん。あれを完全に躱すのは無理。太刀筋が分からないから干渉での風じゃ間に合わない}
エテルのそう謝罪した
{ベルフェゴール様がいなければ今頃切られたことにすら気が付けたかわかりませんよ}
エテルはそう返して立ち上がった
「あら?」
それを見てアスモは驚く
「エテル毒効かないの?」
そしてそうエテルの問う
「ええ。完全な毒耐性持ちですよ。ベルゼ様の毒すらも無効にできます」
そう言いながら流れ出る血に耐えて剣を構える
「しょうがない。四肢切り落とすか」
そういうとアスモは再び刀を鞘に仕舞う
「っ!」
(回避はベルフェゴール様でも無理!だったらせめて)
エテルは剣に魔力と風を纏わす そして
ビュン!!!
アスモが再びとんでもない速度で居合を繰り出す
「アスタロト・スラッシュ!!」
バキン
「がぁ!」
結果エテルは全身が骨折した だが
「っ!いくら弱体化してるからって私の最速の一閃に斬撃を合わせるって、、、末恐ろしわね」
アスモはそう驚愕していた
「な、なんとか防いだ」
エテルはギリギリで致命傷を避けた
{すごいわね、、、私の自動回避じゃ確実に手足が切り落とされていたわね}
{エテル、、、}
ベルとアスタロトもエテルの動きの驚愕する
「まぁ、、、もう動けないでしょ」
「っ!」
(全員骨折+出血も多い。動けない)
「安心しなさい。殺す気は無いから」
そしてアスモがエテルに近づき右手に握った刀を振り上げた時だった
「俺は殺意たっぷりだけどな」
「え?」
スパン
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