真実
「っ!」
(ベルフェゴールを食らって倒れた?しかも魂が抜けたように倒れたな、、、そしてエテルが悪魔契約をしたら突如変わった?こんなのもうエテルかアスタロトさんが何かした以外にあり得ないだろ)
「しかもエテルはこのことに気がついてない、、、これからどうする」
エレボスは目の前の光景を理解しながらも次にどうすればよいかを見つけられない
(エテルに話すか?それが一番いいだろうが、、、いきなり発狂とかしないよな。正直エテルの動きは予測がつかない。ならこのままガープさんが倒れたと言ってみなかったことにするか?いや、、、それはそれでまずい)
そう頭を悩ませていると
{エレボス。ちょっとこっち来て}
ベルからそう声が掛かった
{っ!ああ!}
「よし!」
ベルの領域に入ったエレボスは
「ベル!えっと、、、どういうことだ?!」
エレボスがそう聞くと
「私よりも」
「私がお話します」
ベルの横からアスタロトが現れた
「アスタロトさん!あれは、、、アスタロトさんの力ですよね?」
そうエレボスが聞くと
「魂を剥がした一因と魂を再構成したことについてはそうですね。まず魂を引きはがしたのは私の力を自身の力を合体させた力をエテルが私の想像以上に使ってしまい教会内全員の魂を刈り取ってしまったんです」
「うぉ、、、えげつない」
エテルの恐ろしさにエレボスが息を飲む
「いや、エレボスは300万人以上の人間を昏睡させ、5000人の魂を刈り取ったエレボスの方がどう考えてもヤバいでしょ」
「ですね。最初ベル様から聞いたときは耳を疑いましたよ、、、5000人の魂をいきなり刈り取るというのは」
しかしベルフェゴールとアスタロトはそう引いた目でエレボスにそう言う
「、、、それで?魂を刈り取った後はどうしたんですか?」
エレボスは強引に話題を変える
「刈り取った魂は私が戻そうと思えば戻せたのですが、、、ガープ達は元々今のような優しく穏やかな性格ではなく暴力的でエテルに全部の仕事を任せて気晴らしに暴行を加えたりしていたクズ野郎でした。それで私が人格や記憶などを改変したんですよ」
そしてそう説明を終えた
「っ!クズだな、、、、という人格や記憶の改変か。随分と恐ろしい権能ですね」
そしてそう言葉を漏らした
すると
「いや、それは権能じゃないわよ」
ベルがそう言ってきた
「え?」
エレボスが困惑すると
「人格や記憶の改変は権能ではなくて悪魔本来の力。この力は契約者へ貸せないし悪魔術式でも再現が現状できていないわ。出来たら強すぎてバランスが壊れるからね」
ベルが丁寧にそう説明してきた
「ま、マジか」
「もちろんそういう権能もあるわよ。ものすごく強力で対抗もかなり難しいわね。例えば色欲のデウス、、、アスモデウスの契約者である色欲の大罪司教は権能で世界中に派閥やら配下を作っているわ」
「怖!」
エレボスは顔を青ざめさせる
「あ、そうそう。さっき人格・記憶改変系は人間には使えないといったけど1人だけその例外を作った化け物が居るわ」
「マジか、、だれだ?」
「フレデリカ」
「なるほど」
フレデリカ 5文字で全て 理由付け
そんな悲しいほどフレデリカの名声は恐ろしいものであった
「それで、ガープの件だけどこっちで直しちゃうから見なかったことにして頂戴」
「は~い」
エレボスはそう言って返した
「それじゃーねー」
「はーい」
そうしてエレボスは領域から出て行った
「、、、やっぱりエレボスにエテルちゃんは無理そうね」
「ですね、、、連れ出してくれればいいのですが。というかそれ伝えなくていいんですか?」
「言っても無駄よ」
ベルはそう言ってベットにの転んだ
「アスタロトー。マッサージしてー」
「わかりました」
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