アヤメvsワァラク
「っ!」
(強い、、、スペックはこっちが圧倒的なのに技術差がそれ以上にあってどうも出来ない)
「しかも」
アヤメは周囲を見渡す
そこには訳150万人の町民と200万の狂信者合わせて350万人の皇民が居た
(町民に攻撃を当てないで戦うことは出来る。でも狂信者となった人達に当てないで戦うのは混戦となってるから無理、、、そもそも仮に当たること覚悟で戦って勝てる保証も無い)
「どうすればいいの?」
アヤメの頭に絶望感が広がる
「諦めて俺の嫁になれ!」
ワァラクが刀を構えて切り掛かってくる
スパン
「あっ!」
アヤメは苦痛の声を漏らす
「しっかり切ったのにそれだけしか切れないって、、、どんだけ硬いんだよ!」
ワァラクはそう言いながら
スパン スパン スパン
「きゃー!!!」
無防備なアヤメを切り裂いていく
さらにその斬撃には
「っ!」
(体中が痛い!しかも力も出ない)
「こ、これって魔素病」
魔素病を引き起こす術式が刻まれていた
「上司の借り物でな。昔貰ってた物を使ってみたんだ。本当にこの国を落とすのに役立った。この国を落としたら さんにはお礼をしないと。あの人可愛い女の子に目が無いからアヤメ以外の子を数人かの国から見繕ってわたすか」
ワァラクはすでに勝ったといった様子でそう話す
「そんな事させない!」
そういうとアヤメはワァラクにつかみかかる
だが
「「ガッ!!」」
「ぎゃっー!」
2匹の竜によって両腕を噛み砕かれる
「諦めろ。そもそも12才のお姫様がここまで戦えだ時点で十分だよ」
ワァラクがそう言うと
「わ、私は、、、この国を守らなくちゃいけないの。私はこの国皇帝だから。みんなの王様だから。この国の王だから!」
アヤメはそう叫びながら立ち上がる
「っ!ここまでの意志があるのか、、、流石に舐めていたな。見た目通りのクソガキにはなりたく無いな」
「はっ!」
アヤメはワァラクに傷つき病に蝕まれた体で全力の一閃を放つ
だが
「ドラグーンスラッシュ」
キンッ!
「え?」
その一撃は塞がれ、さらにアヤメの大剣は後ろに飛ばされてしたまった
「いくら意志が固くても、、、結論、力がなくちゃ意味がないんだよ」
ワァラクはどこか少し悲しそうな顔をしてそう言うと
「これで終わりだ。殺しはしないがよ。まー、生死の境は彷徨ってもらうがな」
そう言いながらワァラクは刀を構える
「一応、、、最後に言い残すことはあるか?」
「お前は必ず、私の旦那様が殺してくれる」
「そうか。次目覚めた時はあのガキの首を土産に来てやるよ」
そしてワァラクは刀を振り下ろした
(エレボス様、、、後はお願いします)
ガキン
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