対悪魔教団会議
次の日
「ではイブキ殿も揃ったことですし悪魔教団への対策を考えましょう」
「「ああ」」
イブキがヤタガラス城に到着したため五神家当主・皇帝アヤメ・エレボスの7人が大部屋で話し合う
「まずですけど私は悪魔教団をこの国から排除したいです。収容についてどうこう言う気は無いですけど悪魔教団はこの国に害しか生まない」
まずアヤメが自身の考えを言った
「同感です」
「間違いない」
それに当主たちも同意する
「となると問題は1つですね。どうやって皇民の信奉者を切り離すか」
「この国は今4割が信奉者。そして1割は狂信というレベルです、、、この1割を切り捨てるというのは?」
「無い」
アヤメはそう言い切った
「ですよね、、、となると悪魔教団の闇をどう暴くか」
「ひとまず、、、悪魔教団は俺が倒しますよ。なので切り離しさえできれば、、、」
零がそう言う
「魔素病の治療をしていけば」
「狂信者相手にはもう無理かと」
「どうすれば、、、」
当主たちは頭を悩ませる
「エレボス殿が私の娘に渡した手紙はエーテル王国の公爵家ヘルメス家に送っただったよな。セラフ神聖国の神聖教会っていう対悪魔教団の組織に伝わるか?」
するとイブキがそうエレボスに問う
「ええ。元々それも狙いです。神聖教会の力でこの国の対悪魔教団力を上げようと」
「そうなんですね」
それを聞いたアヤメは考え込む そして
「なら治療を私達でもできるということをしっかりと公表しましょう。そうなればあちらは魔素病を広げるはず。そしたらそれを理由に一気に攻め込んで悪魔教団を一掃しましょう」
「中々にパワープレイですね」
(でも行けるかもな。圧倒的力であっちが狂信者を作ったならやり返すのは良い)
「悪くないですね」
「ああ」
「むしろこれ以上の策はないな」
当主たちも同意のようだ
「となると俺は東奔西走して回復させるか」
「お願いしますね。旦那様」
「黙っていただけますかね?!皇帝閣下?!!」
「「、、、」」
「当主さん達も止めてくれません?!」
エレボスは半分素でそう叫ぶ
「ということで旦那様頼りになりますが魔素病の治療お願いしますね」
「治療については任せてください。ただ刀をどうにかしないとな」
(流石にベルとの契約でこれ以上魔力は増やしたくないし、、、どうすっかな)
そう考えていると
「鞘持っていけばいいんじゃないか?」
イブキがそう言った
「え?」
「いや刀治してた時に気が付いたんだが鞘も十分妖刀化してるぞ」
「、、、よし!問題解決!」
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