悪魔術師エレボスVSクラーケン

「さて」

(あのバケモンを倒すならまずは足をどうにかしないとな)

「案外、水生生物ほど炎に弱いだろ!インフェルノストーム」

ドカン!!

エレボスの放った黒炎の竜巻は

「キェェェェ」

クラーケンを足の内2本を焼く

「水でも消えない炎、、、すごい」

「あれ厄介なんですよねー」

(闇魔法使ったけどわからないだろからな。本気でやれる)

クラーケンの足の炎は消えずその痛みにクラーケンが暴れている隙にエレボスは

「我が身を守りし鐘の名を冠する聖魔よ。我が敵を滅ぼす魔と風の力を。音を超えし風の音を。ベル・フェ・ゴール」

ドカン!!!!!!

風と闇と悪魔術式の超亜種3属性魔法を詠唱魔法をクラーケンに放つ

「ギャァー!」

その1撃でクラーケンの胴体に大穴が開いた

「キュル、、、」

そのままクラーケンは海に沈んでいった

「1撃で仕留めた?!」

カエデはその光景に唖然とする だが

「しまった!狙いがズレた」

エレボスは顔を青ざめる

「ど、どうしたの?」

「頭を吹き飛ばす予定だったのに制御が失敗して胴体に逸れちゃったんです。あれじゃまだ生きてる」

「あ、あれを食らって生きてるわけ、、、っ!」

「下か!」

エレボスがそう言った瞬間

ズバン

甲板から1本の触手が突き出された

「あの野郎!船底に穴開けやがったな!こうなったら。カエデさん船をお願いします」

そういうとエレボスは下着以外の全て服を脱いで

「え?」

ドボン

海に飛び込んだ

(エアドライブ)

クラーケンを見つけると風を纏った そして

スパン スパン スパン

(おらおらおら!)

斬撃を浴びせていく

「キルァ!」

クラーケンはそれに怒り血を流しながら触手をすべてエレボスに襲い掛からせる だが

ビュン ビュン ビュン

(雷をも避けるベル様相手にこんなの遅すぎるぜ!)

全て回避される それどころか

ズバン!!

(1本!)

カウンターで腕を切り落とされる

(ベル・テンペスト・インフェルノ」

ドカン!!

煉獄の竜巻がクラーケンを焼き尽くす

そして

(トドメだ)

ズバン

エレボスの刀がクラーケンの頭を突き刺し

ドカン!

付与された暴風が内部で爆発する

(死んだな、、、妖刀とベルありきのダメな戦闘だが、、、悪くないな)


こうしてクラーケン討伐はエレボスの制御ミスはあったものの一方的にエレボスの勝利となるのであった



ベル視点

{私が力を行使できる時点で十分でしょ。魔力量が1万もないくせに魔力と肉体の制御が上手いから私もかなり力を貸せる。本契約を結べたらその時は大罪司教相手でも相手取れるわね}

ベルは嬉しそうにそう言う

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