エレボス(ベルの恩恵)VSフレデリカ(弱体化) 2
「え?」
(悪魔を自分に受肉させる魔解と精霊を自分に受肉させる霊解、、、悪魔と精霊はお互いに相殺するから一緒に契約は出来ないはず、、、なのになんで?!)
エレボスはあり得ない事態に驚愕と混乱をする
「ふふ。私以外でやってない禁忌の技ですからね。やり方を知っているのも数人しかいないでしょう」
そう言うフレデリカの体は
「なっ?!」
黄金の雷を纏う白銀の人狼だった
「ボルアモデリカ、、、この形態を私はそう呼んでいます」
静かにそう言うフレデリカは次の瞬間
バリバリバリ
無数の雷がエレボスに襲い掛かる
ビュン!!
「っ!」
風がエレボスを押し避けさせるが
バリ
「がぁ!」
(左腕をやられた!)
左手に雷が命中した
「左腕はもう使えないな」
そう言いながらエレボスはフレデリカを見る
「魔教司教相手に消費したんじゃねえのかよ?」
「しましたよ。魔力量は本来の1割も無いです。それでも1000万ありますけど」
「っ!化け物かよ。侯爵悪魔と精霊、、、おい待て!」
エレボスは1つ嫌な予感に襲われる それは
「フレデリカが契約している精霊の階級ってなんだ?!」
フレデリカが契約している精霊の階級だった
(フレデリカは聖騎士団長の姉で聖騎士団長より強いっていう話だ。そして聖騎士団長が火の六大精霊と契約しているなら、、、フレデリカも!)
「私が契約している精霊ですか、、、雷の六大精霊・ボルサリーノよ」
フレデリカはエレボスの恐れていた通りの答えを返す
「クソったれ!!勝てるかこんなもん!」
あまりの理不尽に思わず悪態をつく
「さっ!諦めて一緒に来て。また痛い思いしたくないでしょ」
「当たらなければどうってことないんでな」
そう言いながらエレボスは切りかかろうとする
「近寄れるとでも?ホーリーボルテミス」
ドカン ドカン ドカン
フレデリカの猛攻がエレボスを襲う しかし
ビュン ビュン ビュン
ベルの力であろう暴風によってそれは全て迎撃・回避される
そして
「ソロモニア・テンペスト!!」
エレボスの間合いまで距離を詰めた
「さっきから私の攻撃を見切るなんて相当戦闘にたけた悪魔と契約したのね、、、でもかなり大きく契約できる悪魔の階級を見て公爵以下でそんな悪魔いたかしら?アブソリュート・エルピス」
フレデリカの一閃が切り裂く
ドカン!!
ビュン
「え?」
しかし剣がぶつかり合うことわなかった
エレボスが風に攫われ森の奥に進んでいった
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