龍刀・黒牙

「は?」

(つ、使えた?)

エレボスは唖然としていた しかし

「今は驚いてる時間は無い」

即座に切り替える そして

「神聖術式が使えるなら、、、悪魔・神聖・闇の超亜種3混合で結界を破壊できるかも、、、いや、破壊する!」

(神聖魔法の術式も本で読んだことある)

「悪魔と神聖の対の魔法に異端の闇で整える」

(ベルとの繋がり・神との会合を信じる・自分の才を出す)

エレボスはもう一度構える

そして

「ソロモニア・ナイト」

ドカン!!!!!

もう一度結界に殴り掛かった

「おらー!!!」

そして

ピキピキ

「っ!」

結界にひびが入って行った

「ベル!力を貸してくれ!」

バリン!!!

「おら!」

そして遂に結界を破壊した

「しゃー!」

エレボスは雄たけびを上げる

「転生特典がこんなところで使えるとはな」

そう言いながらエレボスは家宝の刀・・・龍刀・黒牙に近づく そして

「ベル。頼む」

右手で刀に触れる

すると

ビリビリビリ

刀から謎の魔力が発せられ弾かれる だが

グルグル

突如エレボスの右手が黒色の何かに浸食されるそして右腕の全てを覆った瞬間

バリバリバリ

刀から発っせられた魔力を右手が吸収していく

「頼む!ベル、、、これで復活してくれ」

そう願いながら魔力を吸いつくす そして

バリン

「っ!」

結界の魔力が吸いつくされた

バシッ

そして龍刀を掴む その瞬間

「うぉ!」

(全身の力がみなぎってくる!)

エレボスの体に力が流れ込んできた

(これがあれば!)

「ベル!封印を破ってくれ」

そう願う しかし

{、、、}

反応はない

「っ!無理なのか」

(フレデリカの封印、、、エクレアのお母さんの力もあるだろうからとんでもなく固いのか、、、それをベルじゃ破壊できないのか)

そうエレボスが呟くと同時に

バリバリバリ

「っ!」

(屋敷がもう限界か!)

屋敷がついに限界を迎え崩壊していっている

「龍刀は手に入ったんだ。引くか」

そう言ってエレボスは屋敷から急いで出て行った





ビュン

「よし!」

屋敷から出たエレボスは周囲を見る すると

「フレデリカ様が100人以上の魔教司教と戦闘中?!しかも大罪司教が率いていて王クラスが数人いるですって」

「ベルムート家を守りに来たのか!」

「援軍に行かないと!」

取り囲んでいた聖騎士がそう叫ぶ 

そして

「第一部隊!俺についてこい」

聖騎士の長らしき男がそう言った

「「了解!」」

「エル!ヤバくなったら煙弾を撃つ。色に応じて動いてくれ!」

そして長はもう1人の長らしき女性にそう言う

「りょー!、、、アデルも頑張ってねー」

そして女性はけだるそうにしかし少し心配そうにそう言う

(よし!フレデリカもこれなら助かるだろう、、、逃げるか)

そしてフレデリカの真逆の方向の森に向かって行った

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