三つ巴
「ぁ、、、ぁぁ」
エレボスは顔面から出るものがすべて出ていた
しかしそのような状況になるのも仕方がないだろう
「流石に両足切り落とされたら激痛でそうなりますよね。私も最初切られたときはそうなったよ」
それをフレデリカはエレボスの頭を優しく撫でながらそう言う
「は、速す、、、ぎる」
エレボスが崖から風を纏って爆速で崖を下りた だが地面に足が着くギリギリで
ピカ
エレボスの後ろが激しく光りそれを認知した時にはエレボスの両足は切り落とされていた
「神の慈悲を」
フレデリカがそう唱えると
「っ!」
エレボスの足はキレイに止血された
「アイスバインド」
そして切り落とした足を氷漬けにした
「さ、行くよ。エレボスのことを今はまだ隠さないといけないから下手に動かれると困るのよ」
そう言いながら再びエレボスを抱きかかえようとする だが
ゾクッ
「なんだ?!」
とんでもない悪寒を感じた
「っ!嘘でしょ!?」
フレデリカも手を引っ込めてエレボスを守るように立ちはだかった
「まさか、エレボスをだますためについた嘘が本当になるなんてね」
そう言うフレデリカは先ほどまでいた崖の上をにらみつける
そこには
「おいおい。嘘だろ、、、ベルムート家を聖騎士部隊から救うだけの楽な命令だと思ってたんだが。最重指名手配されている2人が両方いるだと?なんちゅう偶然だ」
魔教司教100人が居た
「その圧倒的で冒涜的な覇気、、、どの大罪を冠する司教様なのかしら?」
フレデリカは戦闘に居る司教にそう聞いた
「おっと!失礼。俺は悪魔教団大罪魔教司教のベルゼだ。俺の冠する罪は全てを喰らいつくす人間の原点たる三大欲求が1つ{暴食}だ」
ベルゼはそう名乗ると大鎌を構えた
「た、大罪司教?!」
(ほ、ホントに来たのか?!!)
「それにしてもなんで最重要の
ベルゼは状況がつかめないといった様子だ しかし
「まー、最強の聖騎士様はここでぶっ殺して、、、エレボスは丁重にお出迎えするとするか!お前ら!まずはエルピスの長女を殺すぞ!」
「了解!」
ベルゼの号令と共に100人がフレデリカに襲い掛かって来た
「っ!エレボス離れてなさい!」
フレデリカも構える
そして
「ディナー・イーター!」
「ホーリースピリティアブレイク!」
ドカン!!!!!!
2人の攻撃が激しくぶつかり合う
「ぐぁ!!」
(なんだこの威力!?)
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