親子喧嘩
「な、何してるの!」
エレボスの当然の全く考えていなかった攻撃にフレデリカは吹きとばされた
「悪いなフレデリカ。俺は世界を自由に見てまわってエルフやケモミミに会うんだ!お前が言う選択肢は取れないしお前の庇護下に一生居る気は無い!」
「エルフや獣人も神聖国にいっぱい居るよ!」
「わかって無いな!自分の足で旅をして見つけるのに意味があるんだ」
「そ、そんな、、、そんな理由で命を捨てるって言うの?!」
「命を捨てる気はサラサラ無い。、、、フレデリカが俺のことを心の底から愛してくれていてその提案も俺のことを思ってということは疑いなんて一切ないレベルで信じてる。いや感じている。でもフレデリカの手を取ったら俺の
エレボスははっきりとフレデリカの目を見てフレデリカの愛や思いやり、考えを理解したうえではっきりとフレデリカの愛を拒んだ
「っ!」
フレデリカはそのエレボスの硬い意思を見て
「そうですか、、、私の愛を受け入れてくれないんですね。だったら、、、力ずくで来てもらいます」
どこからともなく3mはあるであろう剣を出現させ構えた
「おいおい!息子に手を上げるのか?体罰反対!」
「エレボスが間違った方向に進んだら力ずくで止めると言ったでしょ」
「だったらここで母親を超えるとするか」
エレボスは刀を構える だが
「さっきも言った通り私は教皇直属部隊の隊長以前に現聖騎士団長の姉。その聖騎士団長よりも強い私から逃げれると?」
フレデリカははっきりとそう通告する
「っ!」
(俺は魔力量6000でフレデリカは3000万、、、手の内は全てバレていて剣の腕前も確実に負けている)
「積んでるな、、、これ」
思わずエレボスはそう呟く
「それをわかってもらうために1月前に見せたのよ、、、ここはひとまず1回捕まってみるのはどう?一回学園生活を送ってから私から逃げるチャンスを見つける方が良いと思うよ」
フレデリカはそう一件エレボスにチャンスのある提案をするが
「バカ抜かせ。悪魔契約に干渉できるような奴に捕まったら何かしら術式を埋め込まれて終わりだろ」
「バレましたか」
エレボスはそれを見抜いた
「それに、、、こういう絶望からは逃げたくないんでな、、、逃げさせてもらう。エアドライブ」
そしてエレボスは風を纏って崖から飛び降りてフレデリカから逃げる
「中々におもしろい洒落ですね」
それをフレデリカも追う
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