エレボスVSエリン 4

(私がエレボスに教えた技術は武術と戦闘思考、、、そして。これがエレボスのあの異次元までの魔力量の理由よ)

魔力強化・・・魔力を全身に張り巡らせ筋力や防御力を底上げすることができる

(魔力強化は基礎中の基礎。誰でもやっているようなことだけど私が教えたのは、、、教え方は{魔力強化の常駐}。かなりリスキーな方法をね)

{魔力強化の常駐}、、、それは特訓以外の場、日常生活で魔力強化を行うというフレデリカ考案の特訓方法だ。ただし、一つ大きな問題として本当に一歩間違えたら魔力回路や肉体がボロボロになるというとんでもないリスクが存在する

(私がつきっきりで面倒見れない人に教えるのは絶対できないレベルで危険な方法、、、でも、見れるならその力は誰にもまねできない{武器}なる)

「さー、エレボス。見せて、、、あなたの力を」

フレデリカは聖母のようなまなざしでエレボスを見る

(まー、普通にエリンも強いから負けてもおかしくないけどね)




「、、、」

(さっき防いだ時に無理をしすぎたな。全力の1撃はあと1発、、、それ以上は持たない、、、は使えないな。使った瞬間に姉さんが消し飛びかねない。となると、、、)

そうエレボスが考えていると

「だあぁ!」

エリンが大鎌を構えて襲い掛かって来た

キン

「っ!」

(やっぱり重いな)

大鎌を受け止めたエレボスは顔をしかめる

「まだまだ!」

(下手に受け止め続けたら隙を作られる危険があるな。全部避けるか)

シュン シュン シュン

エレボスはエリンの連撃を回避していく  だが

「爆雷!」

ドカン

「ぐぅ!」

エリンは自身の周りを爆破させてエレボスを吹き飛ばした

「そこだ!」

さらになんと

ビュン!!

「な、投げた?!」

大鎌をエレボス目掛けてぶん投げてきたのだ

「っ!だったら!」

ビュン!

対してエレボスも自身の刀を投げて大鎌とぶつけた

しかしそれだけでは大鎌は止まらなかった だが明らかに速度が落ちていた

シュ

そして完全にエレボスは鎌の横を通り抜ける

(鎌を取って武器にするか?いや!大鎌を捨てたってことは姉さんは素手でも結構できる。そんな相手に使ったことが無い武器でなお且つ大鎌なんてもので挑んだら負ける。俺だって素手の特訓もしてある)

「勝負だ!」

そうして2人はお互い素手でぶつかり合う

「カタストロフィー!!」

エリンは最強の魔法を拳に纏わせた

対してエレボスは

「、、、ラスト・ベル」

全ての魔力を拳に込めた それに一切の魔法は掛けられていない

「いけっぇー!!」

「おら!!」

最強の魔法の拳と最強の魔力強化の拳がぶつかる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る