魂の消滅

「だ、誰だ!」

(俺の世界に入ってきただと!何もんだ?!)

突然自分の精神世界に入って来た男にモラクスは唖然とする

「おいおい。悪魔様に失礼じゃねえか?」

それに対して男はそう言う

「あ、悪魔様?!し、失礼いたしました」

「まー。気にするな。それよりもあのガキの件だが魔法適正でと契約してるんだよ」

モラクスの恐縮など一切気にせずに男は話し始める

「まあ、もう一つ理由があるんだが、、、まあいいだろう。おまえと闘っていたエレボスだったけな。あいつ、闇魔法の適性があるんだよ」

「はぁ?!や、闇魔法の適性?!そ、そんな、、、馬鹿な」

モラクスは唖然とする

「俺様もから聞いたときは驚いたよ」

とは?」

「ん?ああ。エレボスのガキが契約した悪魔、、、ベルのことだ」

「ベル、、、様ですか?聞いたことのないお名前ですね」

そうモラクスが言うと

「聞いたことがない?ベルのことを?」

悪魔は不思議そうに首を傾げる だが

「あっ!そうかベルっていうのは俺様達内の愛称だからわからないか」

ベルという名前が愛称だということからそれでわかっていないんだと理解する 

そして

「ベルって言うのはベル    だよ」

そうベルの本当の名前を告げた

「、、、ぇ?」

その名前を聞いたモラクスは唖然とした

「ちなみに俺様の名前は     だぜ」

「ぁぁぁぁ!」

「はは。いい反応だな。お!そろそろお前の魂が完全に消えるな」

悪魔との会話中にモラクスの体は完全に消え去り後は頭だけとなっていた

「魂への直接攻撃、、、怖いな。じゃーな」

「ぁぁぁぁぁ」

そうして聖騎士を全滅させ、エレボスとエレノアを追い詰めアクアを殺させた伯爵司教モラクスは魂を砕かれ死亡するのであった

「いやー、ネタバレしたくて  の悪魔の茶会抜けてきちゃったがその価値はあったな」

そう悪魔が楽しかったと言わんばかりにそう言うと

「フェル!帰ってきて!」

どこからかそんなことが響いた

「あ?ベルかすまん、すまん」

(エレボスか、、、ベルとの本契約を結んだら終わりだぞ)

「いや、、、始まりかもな」

そう言いながらフェルはその場から消えるのであった




「そういえば、あいつの代償何だっただろうな?魔教司教はの固有魔法と俺の力で本契約の代償は物によっちゃ無効化される。そうなると肉体欠損じゃないんだが、、、後で聞いてみるか」






おさらい

{本契約}

これは悪魔を呼び出して悪魔が要求する{代償}を支払って契約することだ。本契約は契約した悪魔のすべての力を使うことができるので強力な力を手に入れることができる。ただし{代償}は軽くても数年の寿命や5感の異常。重いものだと余命1年になったり5感のうちいくつかを完全に奪われるなどかなり重い

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