エレボス(悪魔術師)VS伯爵司教 2

モラクス視点

「デモンズアクセル・二連」

ガキン ガキン

「ぐぅ!」

(くそ!昨日とは逆に俺が力負けしてやがる)

モラクスは昨日とは逆にエレボスに打ち合いで押し負けているという事実に焦りを隠せないでいた

(もう4回殺されてるんだ、、、このままじゃどんどん削られていく)

そう考えながらもモラクスは攻め込むのであった




エレボス視点

「デモンズアクセル・二連」

ガキン ガキン

「ぐぅ!」

(よし!昨日とは逆に俺が押し込めてる。悪魔契約と闇魔法の混合術式はやっぱり強い!)

エレボスは昨日とは逆にモラクスに打ち合いで押し勝っているという事実に喜びを隠せないでいた だが

(魔力の残量がかなり少ない、、、このペースだと全員殺しきるまでにこっちが魔力切れで負ける)

魔力切れという連戦と数の問題にエレボスも顔をしかめる

(こうなったら)

「魂ごとやるしかない!」

そのことから悪魔契約をするまではできないと考えていた「魂への直接攻撃」を試みようと覚悟を決める

({ソウルブレイク}、、、闇魔法の上位魔法。俺は現状闇魔法の中位魔法の中で最も簡単なレベルまでしか使えないが、、、ベルとの契約でどうにその世界持っていくしかない)

ガキン

エレボスはモラクスとの距離を開ける そして

(相手の魂に直接干渉するイメージ)

{ソウルブレイク}のイメージを練る

「、、、行くぞ!」




モラクス視点

ガキン

「っ!」

(距離を取った?このまま押し切れたぞ、、、魔力切れでも恐れたのか?)

そう考えている時だった

ゾクッ

(なんだ?!なんかとんでもない寒気がしたぞ)

モラクスの全身に激しい悪寒が襲った

「、、、行くぞ!」

そして同時にエレボスがそう呟いて襲い掛かって来た

はまずい!なんでかは分からないが確実にやばいことになる)

そう察したモラクスは全力で

ビュン

回避しようとする だが

「遅い!」

「なっ!」

エレボスの方が早かった

「埋葬のレクイエム!!」

ドカン

エレボスの漆黒に染まった右拳がモラクスの腹に刺さる

「ぁぁ!」








メーレン視点

ゾクッ

「今のは?!悪魔術!まさか魔教司教が!」

(ウェスタまで人の足でも半日もかからず行ける場所よ!そんな近くに、、、しかも戦闘をしてる?)

「まずいわね」

メーレンは駆ける



(エクレアお嬢様が誘拐されている現状、、、魔教司教がかかわっている可能性も高い現状。何としても捕まえて吐かせないと)


エーテル王国の最強クラスがエレボスと出会うまであと少し

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