エレボス()VS伯爵司教 1
「っ!」
(どうする?こんなの追跡を逃げる方法が無いぞ)
モラクスの説明を聞いたエレボスは絶望する
「さー、諦めて投降すれば命だけは見逃してやるぞ」
だが
「、、、エクレア!逃げろ!俺がここでこいつを倒す!先に行ってろ!」
エレボスに諦めるという選択肢はない
「っ!そんなのエレボスが死んじゃう!」
それを聞いてエクレアが鬼気迫った様子で言うが
「あの魔法があるだろ」
エレボスは闇魔法のことをにおわせる
「、、、絶対!絶対にまた生きてい会いましょ!」
「ああ。インビジブル、インディケーション」
エレボスによってふたたび透明化などをしたエクレアは走っていく
「おいおい。さすがにあそこまで圧倒的な力の差を見せればわかってくれよ」
それを見てモラクスは呆れとめんどくささを込めた言葉を漏らす
「一回騙された身でよく言えるな。悪魔に頭弄られたのか?」
それにエレボスはあざけりを込めてそう返す
「、、、殺す!」
ビュン
モラクスはその態度と言葉に憤怒に感情を染めエレボスに襲い掛かり
「フォールンゲイザー」
槍を黒光りさせて突き出した だが
シュ
「なっ!消えた?!」
エレボスが一瞬のうちに姿を消したのだ
(透明化?いや当たったら意味がない、、、また幻影を生み出してきたのか?いやそれもない。そこには注意を払っていた、、、となるとなんで消えたんだ?)
そのことにモラクスが困惑していると
「おら!」
「っ!」
上からエレボスが切りかかって来た
「遅い!」
フルカスは槍を突き上げてエレボスの腹に刺した だが
シュ
それは幻影のように消え去った そして
「掛かったな!」
槍を突き上げ隙だらけのモラクスにエレボスが背後から襲い掛かる
しかし
「舐めるな」
フルカスは単純な力量で
グサッ
「かはっ!」
槍をそのままエレボスも心臓に突き刺した
「これぐらいの策、想像できるし対応もできる。たかが10にも満たないガキが俺に勝てるわけないだろ」
そう言って心臓に突き刺した槍を引き抜こうとしたその時
グサッ
「はぁ?!」
フルカスの心臓が一本の剣で貫かれた
「ど、、、どこから」
モラクスがどうにか後ろに首を向けるとそこには
「よっ!」
自身の影から上半身を出しているエレボスの姿があった
「俺が消えた理由の答えはシャドードライブ、、、{影移動}でした。便利だろ。夜盗を殺すときの奇襲や移動に便利なんだよ。自分以外使えないから3人で逃げていたときは使えなかったが、、、これでお前は終わりだ」
そう言うとエレボスは剣をモラクスから抜いた
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