絶望

「ベルムート家、、、侯爵家のメイドだったのか」

アクアの名乗りを聞いてエランたちはどこか納得した表情だ

「ベルムート家だと、、、貴様、俺の前でその家の名を言うというのがどういう意味か分かって言っているのか?」

対してモラクスはそう言って睨みつける

「正直、とんでもなくヤバいことをしている自覚はありますよ、、、御託は結構。死んでもらいます」

そうアクアは言うと体をどうにか動かしてモラクスに襲い掛かる 

「俺達も行くぞ!」

その後ろからエラン達騎士団も襲い掛かる

ガタッ

魔教司教達も動こうとしたが

「問題ない、、、俺だけで十分だ」

モラクスはそういうと槍を構え

「フォールンゲイザー」

槍を黒光りさせて突き出した すると

ドカン!!!

「「がぁ!!」」

槍のエネルギーが放たれてアクアと騎士団は吹きとばされた

「ぁぁ」

元々負傷していたアクアは満身創痍のさらにひどい状態になった

そして騎士団は

「っ、、、お前ら」

半数以上が絶命していた、残りの半数も重傷を負っていた。唯一、エランだけはどうにかまだ戦える状況ではある しかし

「まだ立てるのか、、、だが」

グシャ

「がぁ!」

追撃によって腹に大穴を開けられてしまった

「ぁぁぁ」

バタッ

そしてエランは地に伏した

「さて、、、お前ら、生き残ってる騎士を殺しておけ」

「「は!」」

取り巻きの魔教司教は

「死ね。邪神のしもべが」

「がぁ!」

次々に騎士団を殺していく

「さて、お姫様を殺すとするか」

モラクスは馬車に向かって歩みを進めていく

だが

ガシッ

「、、、行かせない」

死に体のアクアがモラクスの右足を掴む

「、、、同じ悪魔様の信仰者を殺すのは忍びないな」

そういうとモラクスは

パチンッ

指を鳴らした すると

「「グゥル」」

辺りから狼のモンスターが数十匹現れた

「せめて悪魔様の眷属に殺されると良い」

「「グァル!」」

「がぁぁぁ!」

そしてアクアは狼達に食われていく

「、、、来世は悪魔様の祝福があることを」

モラクスは数瞬目を閉じて祈ると再び馬車に歩みを進める

そして遂に

ドカン

「ひっ!」

馬車の屋根を吹き飛ばし、そこにはエレボスを抱きしめるエクレアの姿があった

「さてヘルメス家のご令嬢、君には死んでもらう、、、ただしただ死ぬだけでは君がこの世に生まれてきたことに全くの意味が無くてあまりにもかわいそうだ。そこで、、、悪魔召喚のいけにえになってもらおう」

そういうとモラクスはエクレアに右手を向けた 

するとエクレアとエレボスの足元に魔法陣、、、いや召喚陣が現れた

「ここには十数人の生贄が居る。下位の悪魔様なら受肉すらできるだろう」

モラクスは嬉しそうにそう言う

そして

「sンdjdvkンvlsdcbhjbdjンdbk、kンsb、hcjdbchdbcjdbc。d、bchd、bcj、dcjdsbchjん。ds」

呪文を唱えると同時に騎士団の死体とエレボス、エクレアは消滅した

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