悪魔について
ガチャ
「ここが書庫だ」
「おー!」
誕生会一夜明けエレボスは約束通り書庫に連れてもらっていた
書庫には
「何千、、、いや何万の本があるんだこれ?」
万単位の本があった
「ざっと4万ぐらいだな」
ラオスがそう言う
「4万!」
(読み切れるのか?)
「ただ、悪魔様関連は奥の500冊ぐらいしかない。あとはおとぎ話や魔法や武術の本。歴史書とかだな」
「なるほど」
「それじゃー、父さんは仕事してるから食事の時間になったら戻ってくるんだぞ」
「はーい!」
こうしてエレボスは書庫の本を読むことにした
「まずは悪魔関係の本読むか」
そう考えエレボスは悪魔関係の本を探し
「お!{アーデン魔国・魔教司教について}か、、、読んでみるか」
そう言ってエレボスはその本を取った
30分後
・魔教司教とは
魔教司教とは悪魔と本契約をして戦う{アーデン魔国}の最強戦力である
・序列
魔教司教には上から
大罪司教
王司教
君主司教
公爵司教
侯爵司教
伯爵司教
騎士司教
総裁司教
上位司教
中位司教
下位司教
と階級がある。一個階級が上がるごとに格段に強さが上がる。特に上位司教と総裁司教の差は大きくその差の理由は総裁司教以上は{権能}を持っているからだ。また
大罪司教の{権能}は絶対の力を持つ
「なるほど」
(やばそうだな、、、気を付けないと)
本を読み終わったエレボスはそう漏らした
「次は、、、{悪魔術師}これ読むか」
40分後
・悪魔術師とは
悪魔術師とは悪魔と仮契約して悪魔の力を借りて悪魔の力を使うものである。悪魔術師の使える術式は二つあり{習得術式}と{固有術式}である
{習得術式}は悪魔術師全員が使えるものである、簡単なものだと誰でもできるが難しいものだと才能があるものが数十年伴ってやっと習得できるものまである
{固有術式}は契約している悪魔の{固有}の術式でその悪魔と契約しないとつかうことはできない
「なるほど、、、本契約と仮契約ってなにが違うんだ?」
(その本は、、、これか)
{悪魔契約}
悪魔契約には基本的に二種類ある
{本契約}
これは悪魔を呼び出して悪魔が要求する{代償}を支払って契約することだ。本契約は契約した悪魔のすべての力を使うことができるので強力な力を手に入れることができる。ただし{代償}は軽くても数年の寿命や5感の異常。重いものだと余命1年になったり5感のうちいくつかを完全に奪われるなどかなり重い
{仮契約}
これは悪魔を呼び出して自身と仮契約するメリットを悪魔側が了承すれば悪魔の力の一部を使うことができるもので、使うたびに魔力や生物の魂など{対価}を支払わなくてはならない。しかし{代償}は小さなものでいい上、運が良ければ{対価}だけで済むので複数契約も可能だ
{悪魔の呼び出し方}
悪魔を呼び出すには
{召喚術式}と{召喚石}と{生贄}が必要だ
{召喚石}はアーデン魔国で盛んに採れる魔石の一種で、他国でも少量なら採ることができる。アーデン魔国以外では所持した時点で罪に問われる
{生贄}は魔石や生物の死骸、金銀財宝などである。
{召喚石}と{生贄}が揃ったら{召喚術式}を使って悪魔を召喚すれば{生贄}の多さや質に沿った悪魔が現れる
「悪魔召喚か、、、できそうっちゃできそうだな」
(魔力って俺どれくらいあるんだろ?)
「そういえば、魔法についてまだ見てなかったな」
「調べてみるか」
そう言ってエレボスは魔法関連の本を探すのであった
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