第399話 真剣なのよ!困っちゃうのよ!たくもう!
パン。それはライスではないもの。どんなときも、食事にライスはかかせない。
この物語はそんな信念を持つ、かわいこたんの話である…。
「ひよりね?焼肉屋に行くと、すーごく葛藤するよ。むむぅ!ぬぉぉ!!だよ。」
「なにが?ほら、パンツ履いて。」
「あん。脱がせたのはダーリンよ?一度脱がせたのなら最後まで履かせて?」
「わかったから。ほら、お尻浮かせて。」
「ほい。見ちゃいやよ、えっち。あのね?焼肉屋に行ったら必ずライスは頼みたいの。できれば大盛りで。そしてタレを極限にまで絡めたお肉たちを乗せて食べたいじゃない?」
「いつもそうしてるじゃん。。あれ、このパンツのひよこが横に伸びてる気がする。」
「あははは、ホントだ。ほっぺびろーんだ。新しいおパンツ買いにいく〜。でね?あれ?なんの話だった??」
「…焼肉のライス。」
「それな!でね、ひよりは冷麺も食べたいのよ。」
「いつも食べてるじゃん。ひよりだけライス食べて、冷麺は半分こしてるでしょ。」
「かぁーっ!これだから知的生命体は!!乙女の葛藤をわかってないね!!」
「ねぇ。その子どもの頃のあだ名で言うのやめてよ。」
「わかったよ。薄塩ポテト男爵。なんの話だっけ?あ、ひよりはね、カルビクッパだって食べたいのよ!」
「10人兄弟だったの?ってくらい食い意地だね。笑」
「だいたい、パンだって食べたいのよ。だけどパンを食べたらね?この人生で何回と決まっている食事の数が減ってしまうのよ。ライスを食べる回数が。。ああ、辛い。。」
「それは、、、、、こ、困ったね。で、エッチした後のこの余韻を消し去る会話はなぜ思いついた??」
「由奈さんのおっぱいをふかふかしてたら、バイト先の白パンを思い出したから。今日バイトの帰りにスタッフ割引きで買ってきた。」
「偉いじゃん。くださいなって言わなかったんだね。」
「笑美ちんがやめておけって。バイト先が潰れたら困るってさ。」
「やっぱり、あの子が一緒にいるのはひよりにとって良いことかもしれない。」
「あーあー。パン食べたくなっちゃったな。でもあれは明日の朝ごぱんなんだよ。ひよりが2個で男爵は1個だよ。」
「男爵って。。ま、とりあえず明日は見に行くから。」
「ぐふふ!開店日だからね!!日曜日はバイトしたくないけど仕方ないんだ!!必ず来てね?ぴよりの可愛いエプロン姿を見てね!?」
「姉ですって言えばいい?お世話になります、姉の華恋デス♡って。笑」
「え、お姉ちゃんはそんなに可愛く言わないよ。由奈さんのお姉ちゃんに対するイメージどうなってんの??ニコリともしないよ????」
まぁ、大丈夫よ。だってもうひよりはお店のオーナー夫妻にも小麦ちゃんにも話してあるからね。ひよりには愛する愛する愛しの愛しの、、、、、、、、ね、ねる、、、、、、グゥ、、、、、、、
「ひより?どした?あ、寝た。」
「ふかふか・・・・・・・・・・・♡」
「人のおっぱい触って寝やがって。パンだと思ってふかふか言ってるのかな。。」
まぁ、いいけど。クソ可愛いから。
のびのびのひよこが可愛すぎるから写メ撮っておくか。。
続く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます