第342話 ひより平野と愉快なぴより達

「由奈さん、ちゅーして♡」jdピヨリト‼

「ちょっと待って、、ひより、なんか唇の周りが赤いんだけど、。」

「とろろです。お構いなく。」ンニュ♡

「なんで毎日毎日、何かしらトラブル起こすの、、顔洗ったほうがいいって、、」

「ひよりってシャイニングガールだから、、野菜も嫉妬するほどの、、」


 口の周りをピエロみたいに赤くして、かわいいの塊ぴよりは顔を洗うならお風呂に入ろうと言った。大学生になったのに、何も変わってないなとため息をついた由奈の前で、両手を上げて万歳すると、服を脱がせてもらう。寒さから、鳥肌が立つと、「ひよこだからぁー!」と走って浴室へ先に行った。大人扱いされたいんじゃなかったのか、、。


 いつも通り、後から由奈が浴室に入ると、ひよりに湯船に誘導される。由奈=ぴよりの背もたれだ。やっといつもの定位置に収まると、江戸っ子ぴよりの盆踊りソングを一曲キメてやった。ヤートナァーソレ‼︎


「ふぅ〜。喉が通ったぜ。」

「お疲れ様。カッコよかったよ。それで、そろそろ話してよ。大学のこと。そんなに話したくないの??」


 ひよりはお湯に唇をつけながら(痒いから)、ゆっくりと由奈の両手を持つと、自分の体に巻きつけた。


「しゃん、、ひよりは貴女だけのもの。それが信じられるようにどうか、、ひよりの胸を揉みしだきながら話を聞いてください。。」

「は?揉みし抱いたら、ひよりが会話にならなくなるでしょ、、世界一敏感なんだから。」

「確かに、、ひよりのAボタンとBボタンは世界一の性能。。だけど、これからお話しすることが由奈さんの精神を破壊する恐れがあるのです。でありますから、ささ、どうぞ。」*そっと由奈の手をぴよりのぴより達に添えた。

「これだと、、トップオブぴよりっていうより、平野なんだけど。」

「た、たしかに、平野と言われても仕方ない。むしろ更地・・・。あ、あん。ごめんなさい、やっぱりつまむのは、、あとにっ、、、!」アハァン


 なんだかんだ、、湯船に浸かって時間が経っていた。正直、このまま話を聞き終えられるのだろうかと由奈は心配していた。がしかし、ひよりが絶好調なので黙っていた。アアン、アアン、


「まぁ、いい加減そろそろ話してよ。」

「そ、そうね、、では、お話しします。あ、ちょっと一回離して・・・。ぴより達が起きてしまったから・・・。」

「もう。自分が触れって言ったのに。」

「はぁ、、気持ちよかった。あとでお願いします。では、、まず結論から言わせて頂きます、、」



 ひよりは、、ひよりは、、、ひよりはぁっ、、、、


 すごく、、モテてしまったのです・・・。ドヤ?


「・・・・・・・・・あ?」

「うわっ、今まで聞いたことのないアルトボイスっ!?」


 由奈は、ひよりのぴより達を再び捕獲した。ギュム‼


「詳しく、聞こうか。」


 アァァァァァァァァン・・・・・・トレタウ・・・・・・


 ぴより、ピンチ。

 続く。

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