第160話 なんでもいいか。

「ただいまー。ぴよちゃーん!」

「おかえりなさいーーー!♡」ダダダダッ


 ちゅどーん!バフッ!ぎゅぅぅぅ!!


「ああ〜、かわいいなぁ、ひよりは、、。この瞬間のために働いていると思うよ〜!」

「由奈さん、お仕事お疲れ様!ひよりも会いたかったよ!」ンニュウ~チュッチュッ!!


 仕事帰りの由奈が玄関を開けると、一目散に由奈の胸に飛び込んだひより。由奈にとって、1日の疲れなど吹き飛ぶかわいさであった。


「よいしょ。」*ぴよりに羽交締めされながら靴ぬぎぬぎ。

「おビールいかが?ひよりがお注ぎしますよ?♡」

「え〜、じゃあせっかくだから飲もうかな?」

「それでは、ソファでくつろいでお待ち下さい♡」

「いいの?じゃあ、待ってる!」


 由奈、イキます。


 あ~~~~~!疲れ吹き飛ぶ〜!さいっこう!!いや、世話させたいわけじゃないし、こんなにしてもらわなくたって好きだけど…。


 健気で甲斐甲斐しくて、、帰ってくると嬉しそうに出迎えてくれて…。たまらなくかわいいっ!にやけが止まらん〜!


 今、人生で1番うまくいってる気がするよ…。こんなに楽しいなんて、、本当に幸せだなぁ〜。かわいい、ひより!かわいい!かわいい〜!!!好きすぎるーー!


 トテテテテ。

「はい、由奈さん。おビールです!♡」 

「わぁ、ありがとう〜。喉乾いてたんだぁ。」ゴクゴク。

「おいちい?」

「うん。ひよりが持ってきてくれたからすごくおいしい。」



「今日ね、お姉ちゃんが風邪を引いてたから、あかりさんのところにいって診てもらったの。みちるさんに会ってきた。話もしたわ。」*旦那の浮気相手と話し合ってきたかのような言い方でぶっこむぴより。


「ブボっ!!えっ!?ゲホッゲホッ!!な、ななな、なに、え?」


「本当に…綺麗な人だった。ひより、あの人なら好きになっちゃうのわかるな。」


「え?え?ま、まだそんなこと言ってるの!?違うって言ったじゃん!」


「大丈夫…ひよりもちょっと好きになったもん。おっぱい大きかった…。」


「だから…違うってば…。」*違うけど違くはない。


「いいの。私ね、あんな風に、大人の魅力が欲しいって思ったの。いつか、、ちんちくりんは卒業して見せます。だから、待っていてね?」


「ひより、、、何言ってるの。。ひよりはその、無邪気であどけなくて、ふわっとぷにっと柔らかくてちっちゃくて、牛乳の匂いがして、まつ毛が長くて肌がベビースキンで、、おっぱいが小ぶりでお腹がぽよぽよで、、、歩くとよちよちで泣いてる時の目がうるるんしてる所が魅力なんだよ?」*またロリコンに成り下がる由奈氏。


「ありがとう、、由奈さん。あなたがマニアで本当に良かった。。だけど、、ひよりがもし、みちるさんと同じ、、29歳になった時、このままではいけない、、」


「ひより・・・。」*由奈はみちるが29歳であることを初めて知って衝撃を受けていた。自分と同じくらいか年下だと思っていたから。ぴよりに悟られまいとシリアスな顔をする由奈。


「あなた・・・。今はまだ、、ただのかわいいぴよりかもしれない。。でもいつか、、息をするだけでエロくなって見せる。。そのためには、、谷間が欲しい。」


「ひより・・・。」*何を言い出すんだろうと思っていて言葉が出ない由奈氏。


「おっぱいは、、揉むしかない。課金せずに大きくするには。。」


「・・・うん。わかった。おいで、ひより。」*なんだ。揉んでくれって言いたいだけかと安心した由奈氏。


「ここでは、、いや・・・。お願い、、お風呂で、、、」


「そうだね。行こう・・・」*ご飯先に食べたかったな。。



 そしてひよりは、、常に膨張を続けている宇宙の、、小宇宙となった。



「あーーーーーー!!!!揉まれーーーーーーーー!!!!!」


 


 続く。


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