第25話 お風呂はダンジョン♡

「ぴーよちゃん、お風呂はーいろ??」ギュウウ‼

「エ?誰デスカ今ノ?」ハワワ‼


 ひよりは今、びっくりしています。

 一目惚れして猛アタックの末、仮彼女までこぎ着けたと思ったら、すぐに正彼女に格上げして頂けました。とってもうれしいです。お年玉が一万円だった時みたいにうれしいです。

 だけど、だけどなんか、、由奈さん、、めちゃくちゃ私のことを好きな気がします。。え、うれしいんですけど。え、喜んで良いの?あとで隠しカメラとかあってうっそぴーとか言われない??


「今日はずっと一緒に居られるから、まずお風呂入ろうよ。ね!」

「あ、もちろんうれしいので、是非、はい。あの、由奈さん、」

「はい、ばんざーい。」ヌケヌゲ

「え、ばんざーい♡わーい♡」


 私、騙されていたとしても、いい。(女の覚悟)

 だって、由奈さんとお風呂入りたいっ(煩悩に負け)


「あ、そうだ。見て?今日、デパートのおもちゃ売り場で買ってきたんだー。」

「えっ!!お、おもちゃ、、まだ早すぎますっ!!もちろんokですがっ!!覚悟はしてきましたっ!」

「え、でも対象年齢5歳って書いてあるよ?このひよこ。」

「あ、お風呂に浮くやつですね!ワァウレシイ!え?なんで私に?」

「ぴよりにはひよこでしょ♡」

「なんだかわかりませんが由奈さんがうれしそうでかわいいので全力で戯れます!!♡」


 っていうか、、気がついたら私、すっぽんぽんなんですけど。え、コレ恥ずかしいんですが?え、由奈さんすごい見てません??

「かっわいい。女子高生なんてガキだと思ってたけど、、ひよりだとすっごいエロい気分になるね。綺麗だな。。」

「えっ!!性対象に見て頂けてますかっ!!??すごいなんて目力っ!またきゅんってしました!!」

「はい、見てますよ。ほら、先入って待ってて?」

「え、私も由奈さん、ばんざーいしたいです。」

「え、いいよ。じゃあお願い。」

「うわ、ドキドキします。。鼻血でちゃわないかな、、。失礼します。」


 うわ、うわ、初めてちゃんと見る、、由奈さんのは、は、はだきゃ。。そっと、まず上着から。わっ、わっ、ブラ。前も見たけど、、あ。下も脱いで、、え、もう、みていられりるれろっ・・・!あ、どこをみていいやらっ!!わ、わわっ♡


 あーーーーーー!!生まれたままぁぁぁぁ!!!♡♡♡ナシジルプシャー‼‼


「ひより、ちょっと声でかい。しー。」

「あ、すみません。全部でちゃってました??」

「やらしいなぁ、ひより。さ、入ろう??」

「は、はひ。。♡」


 さっそくですか。こ、コレが噂に聞く、、お風呂で抱っこ。。え、もうなんだかこわい。妄想なのかな、コレ。。


「あー、気持ちいいね。ひより、肌すべすべ。」

「わあっ!!なでっ!?え、由奈さんの身体もすべすべですっ!!泣」

「コレは、、癖になっちゃいそう。。あー同棲したいなぁ。」

「えええええっ!!本当ですかっ!あの、履歴書と一緒に同封したの、見てもらえました??」

「え、なに?グラビアみたいな写真が入ってたやつ?」

「そ、それと一緒に、私、その、、、念のためにこ、こ、婚姻届けの紙を、、」

「え、もう一枚入ってますって言ってたの、それだったの??」

「あ、はい。私の署名だけですが、、すでに記入を♡」

「そ、そう・・・。ちょっと使えるのか良く知らないけど、、えっと、あとで見てみるね。」

「同棲したら、、毎日こんな日が続くんですね、、ひより感極まってひよこ握りつぶしちゃいました、、ごめんなさい、、♡」

「わ、べっこべこになってる。。そろそろ頭洗ってあげるね?」

「そ、そんな好待遇を・・・っ!?」

「うん、ひよりかわいいから、つい甘やかしたくなる。」

「す、す、すみませんっ!溺愛が凄すぎて私の愛がかすんできそうですっ!!」

「はい、目閉じててね!」

「うんっ!!!♡♡♡」


 って、ええ?あ、気持ちいい。。なんて指使い、、。頭の毛穴が喜んでいる、、妖精が羽ばたいて、、あ、そのまま身体ですか・・・?なぜ、そこにあるボディタオルを使おうとしてないのでしょうか、、手のひら、え、そうきます???!!!わ、わ、


 スライム&触手攻めぇぇぇぇぇーーーーーーーっっ!!!!♡♡♡


 か、身体、、おかしくなっちゃう・・・♡

 もう、、最高・・・。グニャグニャ


 異世界を知ったかわいいの塊、ひより。隅々まで攻略され。


 続く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る