第13話 嘘で彩れ真の決意

「なんてことはありませんわ」

『紫紺様』『焼き尽くして』とキラキラと光るうちわを手に、つづみはにこやかに微笑む。

「あなた方が来る前から、私と紫紺様はここで愛を育んでいただけですもの」

「……たまたまだ。たまたまここで休憩していた。」

つづみを無視して、紫紺が巴を見据えたまま、そう『明らかにわかる嘘』を語る。

「へぇー…気づかなかったなぁ。私たちより早くいたなんてねぇ」

巴は周囲の気配を探る。周囲に紫紺とつづみ、百多郎以外の気配はない。

「随分と話に夢中になっていたようだったからな。いやはや、こちらも声をかけるタイミングを失ってしまったのは謝ろう」

そんなことは微塵も思っていない、悪い笑顔を浮かべる紫紺。

「ははは、人が悪いなぁ蓬生夫婦。そんな、わけが、ないじゃないか」

嘘つきと、巴は腹の中で毒づき、必死に周囲の気配を探る。が、本当にないのだ。

見つからない。見つけられない。チラリと藤袴も見るが特に反応はない。


『二人の存在を隠せる異能を持つ誰か』がいるはずなのに、見つからないのだ。

そんな異能持ちなど、この学園にはいないはずだ。


ーーー学園にいないなら。つまりーーー

「あぁ、これは聞いた話なのだが」

よいせっと、紫紺は適当な椅子に座り足を組む。

「強い精神干渉の異能には、恐ろしいことに『無いものをあるように』『あるものを無いように』見せることが出来るそうだ」

にこやかに紫紺は笑い、巴を見据える。

「なぁ、つづみ。そんな異能者がこんな学園に生徒として、いると思うか?」

「いいえ、紫紺様。そのような恐ろしい異能は『もっと上に』いると思いますわ」

それこそ、とつづみはコロコロと笑い声を上げる。

「どこぞの名家に仕えているのではないでしょうか」

紫紺とつづみは笑って巴を見つめる。

帚木家だ。と巴は確信する。


確か、帚木からたちの護衛が隠れているかもとは聞いていた。

その護衛がわざわざこんな小芝居のために、二人を隠す?

いや、これは『帚木家と蓬生家が手を組んでいる』と暗に伝えているのだろう。

たしかに、ミハトは蓬生家と帚木家が繋がっているような事は言っていた。


「さて、どうする篝火。もしも、もしもだが。そんな名家とお前の主人は事を荒立てたいと思うか?」

「ま、待って!!」

観念したのか、巴は明らかに狼狽えて二人に訴える。

「これは『駒比べ』だよ!そんな、第三者がぶち壊すような!」

「そうだな。せっかく盤上の駒を進めているのに、外野から手で薙ぎ払われるようなものだろう。お前たちは納得いくまいよ」

紫紺は巴に微笑みを浮かべたまま、彼女に共感するふりをする。

まぁその微笑みが邪悪すぎて、明らかに悪役なのだが。

「さぁ、選べ篝火。観念して俺たちに手駒を晒すか。それとも俺たちに盤上を荒らされるか」

「ま、待って、そんなの私の一存で決められない」


「では荒そう」


にこやかに紫紺はそう告げる。

穏やかな声音であるものの、びくりと、明らかに篝火が怯える。

「俺は俺の持てる力を尽くして荒らしてやろう。そうでもなければ、可愛い婚約者に手を出そうとする不届者「ヒャァイ!!!可愛い婚約者のつづみちゃんでーす!!」つづみちょっと静かにしてくれ」

せっかくの決め台詞を興奮したつづみに遮られてしまうも、表情を変えない紫紺。

「……篝火、お前の仕事は優秀な駒を揃えることだろう?」

紫紺はなおも子供をあやすように、穏やかに告げる。

「俺はなぁ、俺と俺の大事な友を、未来の妻を、くだらん争いに巻き込まれるぐらいなら盤上の駒を焼きぐらいはしてやる」

後ろでつづみが『紫紺様』『焼き尽くして』とファンうちわを掲げるのがうっとしいが、三人とも無視して話を進める。


「…もう小芝居も面倒だ」

埒があかないと、紫紺は言葉を続けた。


「交渉の場につけ藤袴。俺はお前と話をしたい」


その言葉に巴が悔しそうに唇を噛んで、俯いた。

「ははは、参りましたな。いつからバレていたのやら」

照れくさそうに藤袴百多郎が巴の前にでる。観念した友が、真っ直ぐに紫紺を見る。

「此度の駒比べ、六条院ふづきが駒となりました、藤袴百多郎です。どうぞ、よろしく蓬生次期当主殿」

初めて会った時のようににこやかに、しかしどこか卑屈さを感じさせて彼は挨拶をする。


「いつから気づいたか?だったな。それに関しては答えられない。そして、それはもはや大した問題ではない」

昨夜出したつづみの予知で知ったなど、今伝えても信じてもらえないだろう。


「お前は最初から俺にさくらに敵対心を持たせるような情報を持ってきた。女子生徒に関心を持っているかと思えば篝火がSクラス行きは対して話題にもしなかった。帚木さんに関してもそうだ。普通のものなら畏怖すべき帚木家にお前はむしろ興味を持っていた。仲間にできれば、という考えがあったからじゃないか?」

ふぅ、と紫紺は息を吐く。

こうして思い返してみれば『そうかもしれない』程度なのだが…百多郎の表情はにこやかなままに対して、巴が悔しそうな顔で紫紺を睨みつけてくる。


「そこまで行けば特に答え合わせは要らなそうですが、僕からきちんと話したほうがいいですかね?」

「そうだな」

観念したように百多郎が適当な椅子に座り込み、紫紺と向かい合う。

「此度の駒比べ、まず僕らはまだ誰が駒なの知らされていないのですよ。その分澪標君はわかりやすかったですなぁ。六条院むつむ様がわざわざ目にかけていると露骨でしたから」

そんなむつむがお膳立てしたのがSクラスだ。ミハトは言わずもがな。薄雲、帚木の名家が入ればいやでも勘づく。

「いやはや、正直蓬生つづみ殿は完全に見落としておりました。今までの情報がなかったので。単純な戦闘能力なら紫紺君を仲間にするはずだと思っていましたから」

百多郎は、わざと紫紺をさくらに嗾けるつもりだった。

『分家の女に抜かれて悔しくないのか』『婚約者はさくらに惹かれるのでは無いか?』

そうして、紫紺が澪標を叩きのめしてくれればよかったのだが。

まぁ、つづみの紫紺様への愛情表現が狂気の域だったので、これは早々に諦めたのだが。

いや無理だろ、こうして話している間もどさくさに紛れて紫紺の膝に座ろうとして、アイアンクローで阻止されているぞ蓬生家の婚約者。そこらの澪標に心変わりしたとか無理がある。

「幸い、様子を見る限り、帚木、蓬生が澪標側につかなさそうでした。ならば僕にもチャンスがあるかと思いまして」

味方になるには、共通の敵を用意すればいい。

「まぁ、あそこまで澪標君が紫紺君を敵視するのは、僕も予想外でしたが」

ため息とともに頭を抱える百多郎。彼の予想以上に澪標は愚かだったようだ。

「篝火さんの能力で、わざと澪標君を目立たせる作戦も考えていたのですがねぇ」

おそらくつづみが予知していた、訓練での人形暴走事件だろう。

わざとつづみを襲わせ、澪標に助けさせて、紫紺の嫉妬を煽るという作戦だ。

うまく行けば紫紺と澪標が争った後、戦闘情報を得ることもできるし、弱った澪標の隙をつけると考えていたのだが。

まさか嫉妬が発生しないほどの、盲目的つづみの求愛言動である。

ここで篝火が動くのは意味がないと、その人形暴走事件は流れたのだった。


「先ほどのやりとりも『澪標側の橋姫を追い詰める』手段の一つか」

「そうですね。まぁ、あのやりとりを聞いて、蓬生君は無理でも関屋君が僕の味方についてくれればというのもありました。あいにく、僕は仲間集めがうまくいっておりませんで」

それに関しては澪標の方が上手くいってないようではあるが。

「こちらとしては色々と話を聞きたいことがある。とはいえ、お互い、これ以上遅れると怪しまれるな。特に篝火とつづみは」

「おっしゃる通りですわ。篝火さん、私たちは教室にそろそろ向かいましょうか」

きりりとした顔でつづみが同意するが、手には未だ『紫紺様』『焼き尽くして』うちわがある。

無言で紫紺がうちわを取り上げると、つづみはぴぇぇと小動物のような悲鳴をあげる。


巴もつづみも何かいいたげに振り返りつつも、家庭科室を出ていく。

それを確認して、さて、と百多郎が座り直す。

「では、僕らはサボることにしましょうか」

「話が早くて助かる」

「なぁに、こういうのも青春ですからなぁ」

いたずらをするように百多郎が笑う。ふ、と静かに紫紺も笑みをこぼす。


「この焼けこげた人形、掃除しなきゃですからなぁ……」

「すまん、本当にそれはすまん」

「いえいえ、あれぐらいしてもらえれば、巴さんも『蓬生紫紺』を味方に引き入れることに納得するでしょう。敵に回したくないともね」


内心、百多郎は舌を巻く。どこまでこの人はわかって動いているのだろう。

篝火巴は、最初から百多郎の仲間だ。Sクラスに抜擢されたのは驚いたが、それを逆手にとって澪標側の情報を収集している。その時に備えて、百多郎が仲間を集め終わるまで、様子見のつもりだったのだが。

巴は慎重派で、仲間集めの同意をなかなか得られなかった。

『帚木も蓬生を仲間に入れるのはまだ危険だよ。わざわざむつむが自分の陣営に呼び込もうとしてる。本人はああでも『家』としてはどう考えてるかわからない』

『橋姫が百ちゃんに目をつけてる。これを逆手に取って蓬生側を試そう。百ちゃんが蓬生と澪標の諍いに巻き込まれているのに、蓬生紫紺がどう出るのか。それを見てからでもいいと思うよ』


その結果が先ほどのお芝居である。この拙いお芝居に気づきつつも、蓬生紫紺はその話に乗り、それどころかここまで話を進めてしまった。

堂々としたその振る舞いに、百多郎は恐れよりも憧れを抱いた。

「これ燃えるゴミでいいのか」

「ど、どうでしょうなぁ」

もそもそと黒焦げになった人形をゴミ袋に入れる様は、とてもそうは見えないのだが。

「……なんで俺たち朝からこんなことしているんだろうな」

「い、いや、これ燃やしたのは紫紺君ですぞ」

「正直勢いで燃やしたんだが、これいくらするんだ?学校の備品扱いなのか?それとも篝火の私物か?うわ……絶対親に連絡行くだろこれ……」

炭で汚れた床を雑巾で拭きつつ、非常に困った顔をする紫紺に、ふ、小さく吹き出して笑うと共に百多郎の緊張の糸が切れる。

「お気になさらず、そこはふづきさまに身銭を切っていただきます。しかし、ふふ、勢いでですか。いやぁ文字通りですなぁ」

ニヤニヤと笑いながら百多郎は『焼き尽くして』うちわを持って紫紺を揶揄う。

「しかし、僕につく本当の理由はなんですか?正直、紫紺君にメリットはあまりないと思いますが」

「友達だからだ」

今更何を言っていると言わんばかりに、紫紺は百多郎を見もせずに返事をした。

彼に取っては至極当然、真っ当な答えなので、紫紺は返事をしない百多郎に逆に不思議そうな顔を向ける。

泣きそうな、でも嬉しそうな、不器用な笑顔で俯く百多郎。

このセリフも蓬生紫紺の計算なのかもしれない。それでも、信じてしまいそうになる。

「ふふ、では、僕も期待に応えなければいけませんねぇ」

虚勢をはる百多郎の声に「おー」と紫紺は生返事をする。

いやここで、床の汚れ落としに夢中になる?とちょっと涙の引っ込む百多郎。

「なぁ、藤袴」

「なんでしょう」

「本当に、最初から俺とつづみに気が付かなかったのか?」

はぁ?と不思議そうな顔するも、頷く百多郎。

「まぁ、僕とて経験の浅い学生ですからね。隠れている人の気配を察知するなんて普通は無理ですよ」

「俺のハッタリには気づいていたのだろう?」

おや、そこまでお見通しでしたかと、百多郎は照れたように頬をかく。

「お前が精神感応能力持ちだと、聞いていたからな」

精神感応能力、だが、百多郎の能力は人の心を読むなどという大それたものではない、ただなんとなく「わかる」のだ。喜怒哀楽から、相手の望みそうな言葉、態度。集中すれば嘘なども見抜くことができる。

しかし、そういった情報を頭の中で無意識に処理していくため、自らの利益を生み出すように立ち回るのがうまかった。

「まぁ、ちょっと勘がいい程度の能力です。あとはわずかにですが感情も操作できます。興奮状態の動物をおとなしくさせたり、逆に興奮させたり。頭に触れるのが条件ですがね」

「そのお前が何も言わないから、篝火もあっさり俺のハッタリを信じたんだな」

「いやー、しかし隠れるのが本当にうまいですね」

「……それなんだが、一つ思うところがあってな」

何かあるのですか?と百多郎が聞く前に、勢いよく扉がひらく。

連絡のない主人を心配して、関屋要が鬼の形相でやってきたのだ。

床掃除している友人二人を見て、大きな大きなため息をつく。

『後で一から百まで説明してもらいますからね』と二人を睨みつけ、三人で黙々とこっそり後始末を続けるのであった。


ーーーーー

「……」

「……」

そのころ、篝火巴、蓬生つづみ、二人とも言葉を交わすことなく教室に向かっていた。

いつもと変わらぬ穏やかな表情のつづみとは裏腹に、巴の顔は暗く強張っている。

『百ちゃんの思惑通り、とまではいかないけど』

結果的に蓬生も帚木も藤袴側についてくれるだろう。結果だけみれば大きな収穫だ。

ふづき様に指導された百多郎が駒として出る時、巴は必ず彼の味方になると決めた。


六条院ふづき。六条院家の指導者でも末席のお方だ。

此度の駒比べても勝ち筋はほぼないし、むつむと対立すれば真っ先に盤から落とされるだろう。それでも、それでもだ。


巴は忘れられない。一族の中でも人形繰りが下手であった自分を見捨てず見てくれた師を。

共に師の元で、ろくに使えぬ異能をコントロールしようと百多郎と過ごした日々を。

『ふづき様のお役に立つって決めたんだから』

『この駒比べでふづき様配下の百ちゃんが活躍すれば、ふづき様の六条院家での地位も上がるはずだ』


「まぁ、そんな険しい顔もなさるのね」

いつぞやの意趣返しとばかりに、つづみはふにふにと巴の頬を軽く突いて笑う。

「いつもの笑顔に戻っていただける?あの囀り女に勘付かれては困りますわ」

にこりと微笑むがその目は笑ってない。宝石のような目が巴に圧をかけてくる。

「…りょーっかい」

にっこりと巴はいつもの笑顔になると、無理矢理につづみと肩を組んでくる。

そこまでの接触は許してないと言いかけるが、あえて言葉出さずにめちゃくちゃいやそうな顔で巴を見るだけにする。

そうして教室に入れば、いつものお調子者の篝火巴と、それに絡まれている不機嫌な蓬生つづみという、見かけてもおかしくはない組み合わせになる。


『それにしても……』

とつづみは思い返す。

『紫紺様ってば、大胆不敵しゅぎますぅ!!!!』

ツン、と澄ましたいつもの表情と裏腹に、つづみは脳内で興奮のあまり絶叫していた。


そう、嘘である。

まるですべて見抜いていたかのような蓬生紫紺の言葉は、すべてハッタリである。

今朝の家庭科室だって、昨日の夜読んだつづみの予知で予測して、あらかじめ朝早く登校して侵入していただけである!!


そもそも、家庭科室は鍵がかかっており、通常は侵入はできない。

こっそり内部の鍵を焼き壊して侵入、コソコソとしばらく隠れてみれば、まぁ予想通りのイベント発生である。


つづみの予知ではあの事件をきっかけに『藤袴に利用された蓬生紫紺と関屋要が澪標に喧嘩を売りに行く』ということになるのだったのだが。

はーい残念!イベントぶっつぶれましたぁ!!!!


その時たまたまさくらと目があったが、くすりとつづみは珍しく微笑むだけだった。

すぐさま視点を外して、つづみは席につくと適当な教科書やノートを準備する。

貴重なつづみの微笑みをデレと解釈したさくらが、上機嫌になることなどつづみは気づかない。興味がないから。


『藤袴さんも篝火さんも、紫紺様にあっさり騙されてくれましたわ』


そもそも『精神干渉の異能』持ちなんでいるかどうかも知らないし、いたらいたで、わざわざあんな小芝居に付き合う必要はない。

本当に、家庭科室に紫紺とつづみは、ただ隠れていただけだったのだ。

紫紺はそういう異能者がいるかもしれないと言っただけ、勝手に篝火が深読みしすぎただけである。

そこにいない強力な異能者を探して。いないのが当然なのに。見つけられないことに勝手に狼狽えただけだ。

『ただ隠れるだけではなく、気づかれてないことをいいことに、あそこまでハッタリをかますなんでさすがですわ紫紺様。もう結納!!』

あの老け顔と強面、極悪人スマイルもハッタリに充分役立った。


『私の予知で『見つからない』とわかってる状態でも隠れるの楽しかったですわー!!至近距離での紫紺様素敵すぎて私溶けてしまうかと思いましたわーーー!!』


つづみは静かに口角を上げる。

『あらまぁ、しかしそうなると』

薄雲蓮華は嫌々従っている様子。篝火巴は敵の内通者、もちろんつづみだって紫紺を裏切るつもりはない。

帚木からたちがどう動くかはまだ確定していないものの、彼女の様子を見る限り、最初の予知のようにさくらに心惹かれるような様子はない。

後は一人、ただただ橋姫ミハトが残るだけだ。


『となると、さくらの手駒は薄雲と囀り女。藤袴さんの仲間は篝火さんと紫紺様と要さんと私と』


楽観的考えている中、つづみはふと気づく。

『そういえば駒比べのルールについては詳しく聞いてませんでしたわ』

自分が巻き込まれている騒ぎの原因ではある。調べるのが遅いくらいだろう。

帰宅した時に、紫紺と再度話してみよう。

つづみは、今日の悪役顔紫紺様を思い出し、微笑みを浮かべるのだった。

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