百合という要素が活かされてると思いました。

女性同士は生物学的に繋がれない生き物である、という普遍的な要素から「体のある部分の機能を互いに補完し合う」というテーマに飛躍させており、書き出しからその意外性に引き込まれ、流れるように読み進めました。

オチの感動的な要素とテーマの面白さが同居する、めちゃくちゃ良バランスな小説です。(上から目線に感じたらすみません)

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