何はともあれ異世界
それからしばらく時間は流れ
「はぁ、はぁ、はぁ~…………スゥ~(´Д`)ハァ〜」
やっとだ………し、心配させやがってこんにゃろー
今僕の目の前にはゲームや異世界転生ものでよく見るようなステータスが見れるウィンドウが出ている
あれから二度目の賢者タイムになり、多少時間が無駄になってしまったが日が落ちる前にクリアしないと流石にヤベーことに気が付き僕の頭の中にある情報を片っ端からだして言ってなんとか日の入りに間に合った
「hahaha〜!こんなの異世界ものを沢山読んできた僕にかかればすぐに出せるんだよ〜、ば〜かば〜か!」
半ギレである。ヤケクソである。御立腹である。
もう!まじでめっっちゃ!不安だったんだからな!
「ま、まあ良いや〜スキルが分かればこっちのもんだぜ〜どれどれ…」
早速今出したばっかりのウィンドウを恐る恐る覗き込む
「えっと〜、ひまつぶし?………ヒマツブシ?ひまつぶし……え!暇つぶし!!」
へ?なにそれ!クソ雑魚臭半端ないんですけど!
――ハッ!いやいや待て山田!まだ弱いとは限らんぞ!弱いと見せかけ実は強い的な事も可能性としてはあるぞ
「これって暇つぶしスキルの詳細は見れないのかな〜?う〜〜んと……こう?…こうか!」
適当にウィンドウを触っていると何やら別の画面が出てきた
ウィンドウが出てきたと同時に異世界ものを沢山読んできた僕だからこそだせるとんでも理論が僕に舞い降りてきた
そう、暇つぶしという名前でほんのちょっと動揺をしてしまったが、第一印象の凄ブル悪いこのパターンってアレじゃんって
そう思ったら途端にちょっと肩の荷が降りたというか少し気持ちが楽になった
ふっふっ、僕このパターン知ってるもんね〜〜あれでしょ?名前は弱そうで一見まじで使えないように思わせといて実は超超超メガトンウルトラ最強スキルなやつでしょどうせ!
スキル:暇つぶし
詳細 :スキル保有者の暇がつぶせる、あとちょっ と健康になってるかも?
ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
――よわ…………
あ〜〜〜これってあれ?最弱スキルで転移しちゃったタイプのやつ?
ウッソだろーーー!!
低スペック小太りにあんまり過ぎないかこれは!!
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