第1章 第9話 〜ルマーノス……命を掛けた戦い…!!〜

 ……前回のパーティの内容は、""ルマーノス""をこの""世界""から追放する。


つまり、""処刑""するつもりだと言っていた。


 その話を聞いたユクィナ様とロゼ様は、お怒りになって……交渉を繰り返した後……


 勇者学園全校生徒VS俺と言う理不尽ゲームを開催された事から話は、始まる。


「ユクィナ様??」


 少し、苛立ちを表した声で言いながら呼んだ。


「はい!!」


 それを察したのか……敬語になっていた。


「一体……これはどう言う状況で?」


 少し、ニッコリ知ってるくせにあざとく言った。


「ごめんなさい!! でも、勝って来ないと……

ルマーノスが!!」


「えぇ〜。知ってますとも……

だから……」

「だから……?」


 俺は、スタジアムの方に向かいながら言う。


「無事に帰ってきたら……報酬は貰いますよ…?

ユクィナ様?」


「……!! 任せなさい!!」


 ユクィナ様……いいえ、愛する人の為にも……

頑張るとしますかね……。


 ━━━━そうして、俺はスタジアムの壇上の方に上がった。


「へへ!! 流石に……この人数1000億人じゃ、、お前は勝てるわけが……」


 その瞬間……俺は、動いていた。

まず、根源 「死」で1000万人にまで落とす。


「なっ!?」


 次に、根源 「時空間」で……過去改竄を行い、1万人までに落とす。


「ば、化け物だろ……こいつ……」


 俺は、それを聞いて同情の眼差しで見つめながら言った。


「そりゃ、どうも?

ですが、、いいのですか?

次はあなたかもしれませんよ?」


「……!! うるせぇよ!!」


 挑発に乗った者は……根源 「全知全能」の蒼炎で焼け死んだ。


 ……逃げようとした勇者学園の生徒達も……黒炎で焼け焦がして殺した。


残りは、首席 1〜100位の方達のみだが……

その11〜100位の方達は……恐怖していた。

 俺は、そのチャンスを逃さず……

種族特性を発動した事により、恐怖した者の魂を捕食した。


第10位の方は素のパワーで腹を貫き、第9位は「時空間」を使い頭が血の噴水に、第8位は「全知全能」を使い溺死。


第7位は「全知全能」を使い感電、第6位は「全知全能」で肉体も骨までもバラバラに、第5位は「全知全能」でトラウマレベルの幻覚で自殺。


第4位は「死」を使い空気の密度を無くし、逆に第3位は「死」で空気の密度を濃くして死亡。


 第2位の方は、聖剣 クラウ・ソラスで心臓を貫かれて死亡。


「残りは、あなたですね?

勇者学園……首席第1位……レオン・ルーガン。」


 私が、近づこうとすると……

恐怖してしまったのが、足がガクブルで腰が完全に抜けていた。


「ひぃ〜!!

ば、化け物……!!」


「おやおや、人聞きの悪い。

私を化け物にさせたのは、何処のどちら様で?

そちらとこちらの学園長様ではなく?


私は、この盲目が大っ嫌いでした。

ですが、強化していく度に思うのです。

盲目はハンデだと……。

どうですか? あなた様も……ユクィナ様の下僕になりませんか?」


「嫌だ……嫌だァァァァァ!!」


 と、逃げていくので……

私は……ユクィナ様から貰ったとある根源を初めて使用する。


 ……すると、、体も骨も粉砕して滅ぼされていた。


「脆いですね……たかが、人間に私に勝つなど、、1億年早いですよ?」


 ちなみにだが、ここまで掛かった時間は……

""たったの1分""だ。


『しょ、勝者は……ルマーノス・アイリス!!』


「仕方ないですね。……はい!」


 ……俺は、全員を復活させた。

折角、成長するだろうと思っていた魂までもを復活させた。""仕方がなく""


 こうして、ルマーノス・アイリスは……この世界から追放されずに済んだのであった……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る