永遠の薔薇 (真実)
短めの掛け合い台本となっております。
登場人物
魔法使い
主人
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真相に迫った物語の終わりは、どんな結末を迎えるのでしょう。
甘い言葉には、裏がある。
だから決して騙されてはならぬ かつてそう誰かが話していました。
魔法使い
[こちらがあの世にも珍しい七色に輝く薔薇でございます。
宜しければこちらのケースをご覧下さい ]
主人
[おぉ!!
なんて綺麗な薔薇なんだ。まるで、宝石のようじゃないか。魔法使い様よ良ければうちの娘の絵をこの薔薇と一緒に描いてくれないか?。
最近転校してから、塞ぎ込んでばかりで…
あの子を元気つけてあげたいんだ。どうか頼んだよ]
魔法使い
[えぇ…もちろんですとも。何十年後もお嬢さんが幸せになることを願い、描きましょう。この七色の薔薇と魔法添えて。
さぁ杖よ! 黄金の力よ 七色の薔薇の力を今解放するのだ!さぁこれでもうお嬢さんに笑顔が戻るでしょう。
…まぁ永遠に絵に閉じ込められることになるのですが…仕方ないですね ]
主人
[そんなこと一言も聞いてないぞ!! 一体どういうことだなぁ最初の約束と
全然違うんだが! 娘が絵に永遠に絵に閉じ込められるなんて…なんて取り返しのつかない過ちをしてしまったんだ…あぁどうか元に戻ると約束してくれ…]
魔法使い
[そうですねぇ…ひとつ申し上げるのですが、代わりに身代わりになる。あなたの娘さんと同じ年齢の少女を見つけることでしょうか? ]
こちらの美術館をしばらく
お貸ししますので。館長兼案内人としてご活用ください。その代わり貴方は永遠に老いる事もなく。何千年何百年と時を過ごす羽目にもなりますよ。それでも構わないと? ]
主人
[娘が助かるのであれば別にそれでも構わない。けして 老いる事も死ぬ事も無かったとしても…嗚呼分かった。… 早速その場所へと向かわせて貰う ]
不思議な美術館に迷い込んだその先は つき @runa0220
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