第207話 瓶のジュースと200円定食
1980年代半ば。
カップヌードルがスーパーで128円の頃。
まだ、ビッグサイズは出ていなかったね。
缶飲料は自動販売機で100円。
さあ、昼だ。
何か食べねば。
そんなときの強い味方。
瓶入りのジュース。
かと言って、200円の1リットルを飲んだりはしない。
大体が、200ミリか350ミリ、まれに、500ミリ。
ペプシコーラ
コカ・コーラ
スコール
炭酸入のパインジュース(地元の飲料会社。すでに廃業)
中古車店の事務所前にもあったし、
個人商店の中にも結構あったりした。
こういうときは、無論、個人商店。
幸い、飲食できる場所もある。お湯も入れてくれる。
でもって、カップヌードル。ココでは140円。
で、ジュースが60円。
カップヌードルは、カレーのときが多かったな。
とにかく3分は、待ちます。
まずは軽く、炭酸飲料で食欲増進。
そして、炭酸入りジュースを飲みながら食べる。
これが、当時の高校生年齢の頃の私の、外出時の昼食。
名付けて、200円定食。
岡山大学構内のうどんの自販機、てんぷらうどんが確か250円くらい。
あれは、美味かった。だけど、たまのぜいたく。
大学の学食、安くて味は・・・、と言われていたが、
定食も、300円くらいはしていたはずだぜ。
あれはさらなる、ぜいたくよ。
なんか、懐かしくてね。
思い出しちゃったよ。
今では、カップヌードル自体が200円近くになっているね。
100円自販機は、むしろ安い方。そりゃ、スーパーのほうが安いけど。
あれから40年近く、経っちゃっているのね。
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