第143話 駄作の勝ち?価値!

 世の中には、どうにもならん駄作が多い。

 わしの作品群なんか、まさにそれやろ(わっはっは)。

 

 そして、低能に毛の生えた程度の雑魚の言いそうなこと。

詩を作るより田を作れ

 低能が、言葉覚えて早速にも使いたがるの巻

 決して、粋がるほどのシロモノでさえ、ない。


駄作なくして傑作なし

 駄作だろうがヘチマだろうが、どんどん書いていかねばならぬ。

 質より量だぜ。

 三冠御大の素振りも、個々の素振りで完璧なものなどそうなかったはずだ。

 だが、三冠御大は人の何十倍も素振りして、大打者になったのである。

 先代喝御大も、世界の王も、また同じ。三冠御大以上の鍛錬しているよ。

 完璧な素振りなんか考えていて、一流になれるはずもない。

 素振りコンテストでもあったら、話は違ったかも、ってか?


駄作も作れないような物書きが、傑作なんか作れるわけもねえんだよ!

ただし、一部の天才や異才の持主は除く(わしゃ知らん)。


 せっかくなので、わしの傑作を、たっぷりコピーしてみたよ。

 あだや駄作とほざくでないぞ 傑作と言えば 傑作なのだ!

 まとまってみると、なかなか壮観で笑えるぜ。

 個々の川柳が駄作だとしても、な。

 コピー作っておる間に、だんだん、ノッテ来るのよ。


 次の詩集を待つまでもなく、短歌の作品群でやってみた。

 おもろいでぇ~!


そんな調子で、どんどんパチパチ、たくさん書いて、いけばいい。


 そうこうしておる間にまた、都都逸ができてしもた。


短歌も俳句も川柳も、一句でも多く 読むが勝ち!


 あ、また出来てしもた。


 無論オムロンの体温計など使うまでもない。

 これは、小説の執筆も一緒に決まっておる。

 あたり前田のクラッカーレベルの話やでぇ。

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