第41話 複式簿記で語る、情けは人の為ならず。

 情けは人の為ならず

~ 人にかける情けは、決してその人の目先の利益のためだけではない。

 その情けは、めぐりめぐって自分に戻ってくるものなのでありますぞ。


 ひねくれた阿呆が人のためにならんからかけても無駄とホザいとるが、

 そういう低能は、相手にするヒマないのでこの際無視しておきますね。

 そんなのは、ガキのオコヅカイ帳レベルの話が精一杯の雑魚やからな。


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 さて、この「情け」を、BSことバランスシートに入れてみよう。

 社会性が借方、人間性が貸方です。


 自己資本でも他人資本でも構わん。

 資産の現金の部を、他人への情けという「経費」に回しましょう。

 目先のPLこと損益計算書では、その時点で売上は上がりません。

 そんなものは、他でどんどん稼いでいきよればええこっちゃがな。


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 やがて、「情け」の行った先から巡り巡って、仕事が入りました。

 その仕事で「売上」が貸方に入りました。

 借方には、現金いや、今時なので預貯金にその対価が入りました。

 そこで今期の中間決算、行ってみようか。

 PL、もとい、損益計算書を作りますね。


 今期これまでの期首からの中間決算です。

 経費が100に対し、売上が150です。

 

 結構早めに、投資が回収できたようだね。

 めでたし、めでたし。


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 情けは人の為ならず。

 拡大再生産のための投資と思って、どんどんかけていこう。

 ただし、明らかな不良債権は作らないようにね?!

・・・、ってか?

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