第10話 婦人センターへ電話


 夫『ママいつも頭おかしいじゃん。』ケラケラ笑いながら、言ってる…。いつもの光景。


 違うのは、モラハラに気づき始めてから、私は徐々に言い返せるようになってきたのです。もうひとつ違うのは、上の子も言い返せるようになってきたのです。


上の子『そう言う言い方、良くないからやめろ!!』


だんだんと反抗する子供たちが、犠牲になるのではないか、怖くなってきました。


 次の日、国の婦人センターへ電話してみました。(…相談してみよう…軽い気持ち。)


 話を親身に聞いてくれて、こう言われました。『お母さん、それは、酷いDV、モラハラです。よく耐えてきましたね。』私の目からは大粒の涙が出てきました。…救われた。



 『市役所の相談窓口にすぐに予約して下さいね』

私は『はいありがとうこざいました。』と答えていました。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る