第11話 キャラバンと移動
シンディ 「 デンジャラス・ハイスピード・ウルフに襲われた時より、最悪だと思ったよ 」
「 なんせ、魔女に出会って生きている奴なんて、これまで聞いたことが無かったのよ 」
「 だけど、こんな可愛い女の子だなんて、もう、信じられない 」けらけら笑う。
街道から少し離れた、岩陰で、野営。
皿に盛られた、焼き立てのウルフの肉を、指しだされる、タレがついていて、美味しさも別格だ、 櫛に刺したウインナー、櫛に刺した、ウズラの卵みたいなのもが2つ。
どれも、美味しい、特にウインナーもどきと見た目ウズラの卵もどきは中まで肉の塊、ほっぺたが落ちそうな味だった。
見張りは冒険者が2人ずつ、私は馬車の中、寝られるわけがない、お腹の中全部吐き出したい、最悪の気分だ、ウインナーもどきは、ウルフのオ〇ンチンで、ウズラの卵もどきは、タマタマだと聞かされた、その瞬間、味が消えた。
もうお嫁にいけない、そんな気分だ。
美味しいなんて思った自分が許せない、一生の不覚と言っていい、レディは食べてはいけない気がする。 これからは、どの部分であるか、確認してからでないと、口にしない。
魔獣の精力が満ち溢れており、一番美味な部分、討伐者が食べる権利があると聞かされた。
レディは食べたらいけない気がする、食べてしまったけど。
トイレは休憩したとき、こそっと場所を離れて済ましている、寝る前に、男性の眼があるのに、堂々と水で体を拭いていた。
圧倒的な戦力、私の見立てでは、3人の冒険者90はある、そしてシンディ1mクラス、ジャンプしても揺れない、私の心に、極寒の風が吹き抜けた。
それでもうとうとしていたのだろうか、シュミハザからの映像、ゴブリンのようだ。
「 おい、起きろ、東のほうから、ゴブリン、12匹が近づいてきている 」
冒険者、「 本当ですか、コレ、探知能力がる、魔道具ですが、反応がありません 」
「 馬車の近くだと、やりづらい、 この先の森に潜んで、奇襲をかけろ 」
簡単に、地面に地形の絵を書いて説明する。
シンディ 「 流石に魔女様、別格だわ 」
音声多重状態での言葉、成れない。
しばらくすると、わめき声、唸る声、そして静かになる。
冒険者建ちが戻って来た、冒険者のパーティ名は、風の渚、危険度Cランクの魔獣を倒した実績がある、有名どころだとか、泡を噴いて漏らした人がリーダー とても信じられない。
翌朝、「 はい、魔女様の取り分 」 ゴブリンの魔玉、ビー玉くらいのを12個手渡される。
「 レイストリン・マジョレーゼ 私の名前だ、レイストと呼んでくれればいい 」
女冒険者 「 無理、無理、無理 それは無理 」 「 魔女様の名前を呼ぶなんて無理 」
男の冒険者 「 名前なんかいったら、呪われて死ぬぞ 」
別の男の冒険者 「 一つ聞いていいか、太陽の光に当たっているのに、融けないのか 」
こいつの認識異常だ。
裸にひん剥いて、オ〇ンチングリグリしてやろうかと一瞬思ってしまった。
私は、サイコキネシスで、二人を宙に浮かせる、男だろう、恥も外聞もかなぐり捨て泣き叫ぶ、あっ 漏らした。
女冒険者達は大笑い。
昼食に休憩、もも肉だと確認したうえで、口に入れる。
シンディ 「 魔女様は、タマタマは食べないのかい、若い女子は恥ずかしがるけど、美味しよ 」 バクバクほおばっている、この人はデリカシィがないのかも。
お漏らしした二人の冒険者、少し離れた所で、ズボンを脱いでかわかしている、代えはないようだ、あれは、フンドシという奴なの? はずした。
ズン、ズン、ズン とお尻が頭の中にズームアップ、尾てい骨あたりから尻尾が生えている、 割れ目から毛がはみ出して、吐き気を催す、日々お嫁にいけない女の子になっていくようで怖い。 それなのに眼が話せない。
振り向いた、思わずのけぞってしまった、腐ったミニウインナー、小さくて汚い、皮カムリ、他の人は、観えなくても、私には、ズーム目の前一杯に見えてしまう。
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