見えない道への応援コメント
第一話(?)の話とはまた違った視点で、なんというか、自分たちの感じ得るナマの感情というか、そういうものをひしひし感じされられる1話でした。
人生において「〇〇してはいけない」っていう縛りプレーは、大変な道のりを作る簡単な方法の1つですし、親によるそれは呪縛になるんですね…。
第一話の子は、苛烈ないじめなどがあったわけではなく、なんとなくの疎外感から始まって自分を含む全ての人間に対して、期待も関係維持も辞めていた。それに対して本話の子は、いじめのせいで色々と台無しにされて、一部の人間(2人の友達以外)に対して強烈な憎悪を懐いてはいるものの、2人もの友人に対してかけがえのない一番の感情を抱くことができてる。
どっちがより不幸かは自分には判断できませんが、現実に溢れていると思われる負の感情が対比的に見えて、興味深いです。
本作のモトになっているという作品も、いつか公開されることがありましたら、ぜひ拝読してみたいです!
作者からの返信
たしかに、偶然だけど対称的な2人として描かれていますね……!
それに2話目の主人公のほうが、ちゃんと自分というもの、相手との関係性というものが見えているような気がします。
共通しているのは、今のところどっちにも希望や明るい未来の兆しがないところですね。。
そうなんです、「不幸ってなんだろう」「生きるってなんだろう」「誰が悪いんだろう」そんなことをテーマに本当は長編を書きたいんだけど、どう持っていっても救われなくて。救いが見つかったらぜひ作品にしたいと思いつつ、悶々としています。
読んでくださって感想もいただき、うれしいです!ありがとうございます。
無言のさようならへの応援コメント
とても共感するもののある話でした…!
互いに一番の友達ではない関係性に疑義が生まれて、そんな中途半端なものはいらないと積極的に破棄していく。
こういった思考の傾向、今も頭の片隅にありますが、思春期の頃、特に顕著だった記憶があります。
人との関係に対する微妙な不信感を、とても巧みに表現なされているなぁと思いました!
作者からの返信
共感していただけて……本当に嬉しいです。
「唯一無二」と呼べる相手がいないこと、誰の一番にもなれないこと。そしてこの主人公の生活歴など様々な要因があって、気付かぬうちにぼろぼろと崩れていく自尊心。
こういう想いを抱いている人って少なくはないと思うんだけど、絶対に表出できない気持ちだなとおもって、書きました。
見えない道への応援コメント
アンコール企画にご参加ありがとうございます🙇
うーん😔
辛いですよね(>_<")
心の中ではこの最後の文章みたいなことを思ってます(笑)
お父さんの気持ちはわかるけどどうしても人を恨んでしまいますよね(×_×)
恨むのは仕方ないことででも仕返しはしてほしくない。この主人公が行動を起こさず頑張って楽しい人生を送ってくれることを願うばかりです(u_u*)
作者からの返信
行動を起こさずに耐えたのは、この子の強さなのか、弱さなのか。
地獄に落ちればいいのに、と思うくらいはいいんじゃないかなと思う。けど、ほんとにその相手が地獄に落ちたとしたら、この子はどう思うのかな。「当然の報いだ」と思う反面、「ほんとに地獄に落ちるなんて」と思ってしまうかもしれない。
……と、そんなことを考えながら書きました。
参加作がいつも暗い話ばかりですみません( ˃ ⌑ ˂ഃ )
見えない道への応援コメント
お父様の事を含め、壮絶な人生を送ってこられたのですね。
私も高校卒業後に入社した会社で、誤解が原因で当時30歳だった3人に目を付けられ、
18歳にして30歳の数人に攻撃されたことはとても脅威で、それがきっかけで対人恐怖症になりました。
その病気だけでも辛かったですが、そこから更に色々な病気を発症して、ずっと生きた心地がしませんでした。
人が怖いせいで友人との縁も切れ、結婚はなんとかできましたが6年ほど友達づきあいの無い孤独な生活が続きました。
外を歩くことも、今でもストレスです。
最近では友人も一人でき、バイトではありますが接客の仕事も始めたのですが、病気でなかったら、と考えることはよくあります。
病気と上手く付き合いながら、自分らしい人生を見つけていきたいものですね。
長々と失礼しました。
作者からの返信
ほんとうにたったひとつがきっかけで、人生は大きく揺るがされるものだと思います。そういうときに、たったひとり、ふたりでも、本当に自分を想ってくれる人がいると思えるだけで、あとに残る傷の深さは変わってくるのかなと思って、今回のお話を書きました。
少しずつでも、深雪さまが救われていきますように。
たのしみをみつけて、ちょっとずつでも進めるように。
できることはないかもしれませんが、応援しています。
無言のさようならへの応援コメント
アンコール企画にご参加ありがとうございます🙇
わかります~(*T^T)
こういう時あります(* >ω<)
なんか自分だけおいてけぼりにされたような感覚、話しについていけない感覚、そうなるとなんだか全てがめんどくさくなっちゃって自ら距離をとって離れてしまう(*ToT)
顔も見えないSNSならではの感覚だと思ってます。関わりたくなくなったらすぐにそれが出来てしまう。やっぱりどこか寂しいですよね( ´△`)
面白かったです(* ´ ▽ ` *)
作者からの返信
どんなものが書けるかなぁと考えるのがたのしかったです。結局既存の発想にちょちょっと手を加えただけになりましたが。。すてきな企画をありがとうございます(*´ω`*)
ねー!ありますよね、みずから距離を置いちゃうやつ。この主人公はリアルとSNSとが近い距離にあったからこそ、関係を切って切って切ってと続けるうちにひとりになっちゃった。本当に困ったときに頼れる相手がいないのは、苦しいものです。。
無言のさようならへの応援コメント
いやー、哀しすぎる!
賑やかに楽しくやっていたはずなのに、気が付けば1人だったなんてことはありがちだけど、だから自分まで消してしまうのはやめてえ。
でも、この作品の場合、「こうしてあたしの世界からは、あたしすら居なくなった。」のラストだから美しい。消え行く美学っていうのやろか。イミガチガウ
作者からの返信
かなしすぎます。人の思いに敏感すぎたこと。そして今までそつなくこなしてきたからこそ、追いこまれたときに頼れる相手がいない。その事実に耐えられなかった……というかんじです。
作品としては結果としてうまくまとまってしまったけど、なんの救いもないですよね。
ただ、この主人公、長編では大怪我をおいながらも命は助かるんです。
そこからどう救いを見出だすのか…そこが思い浮かばず、いつまでも長編は完成しないままです。。
無言のさようならへの応援コメント
pico 様
いつもと違うダークな雰囲気です。でも鬱々にならないのは、世界と自分の関係が、神様の手際のよい料理みたいな感じ? 冷静な視点をもって描かれてるからだと思いました。もし続編があったら、何かひっくり返るんじゃないかと期待する気持ちもあります。
短編完結お疲れ様でした、おめでとうございます。
作者からの返信
尚乃さん、いつもありがとうございます。
鬱々が少ないのは、自分とも人ともちゃんと向き合えなかったことにさえ気付かないまま、終わりを選んでしまったからかもしれません。
ずっと練っている長編の種のようなもので、長編の方では救いがあるようにと考えていますが、なかなか書き進められないお話のひとつです。。
ありがとうございます。いつもほんとうにうれしいです!
見えない道への応援コメント
根深いです。
けれど、明確な感情というのは、それを強めていく一方なんでしょうね。
『負』なものならなおさらのこと……。
作者からの返信
救われる部分がどこかにあってほしいと願いながらも、どうしようもなく救われないこと、一生許すことができないこともある。
そういう事柄にどう落としどころをつけていくか、というのが、書き手の腕の見せ所だなと思います。
今回は短編なので……落とせてません。笑(いいわけ)