嫌いなものはエンドロールの先にある

嫌いなものはエンドロールの先にある

読む本掠めたパラレルワールドの妄想しかできなかった過去

死ぬことが怖いから生きると決めた笑いたいなら笑えばいいよ

積み重ねた先に何があるかなどまだ知らない知らないからいい

平和な日が欲しいと思う　あなたが望んでなくても突き通させて

無知は罪？知らずに生きて殺したならそれは罪で皆罪人ね

敵は笑う勝てないと知っていてもだって一人崩せれば勝ちだ

許されないと誰が決めたのバカか愛するものは自分で決める

弱者なら痛みさえわからないとでも思っていたのか愚か者

痛いかと聞かれて噛みつくこれが答えわかりやすくするが吉かと

棒だけで世界を回るより大変わたしたちが生きるということ

魔法なんて要らないから生きたいのそんなに難しい願いなのか

書いたあと私の声は他人声　魂分けて色づけたのか

爪を切るだけでよかった　その時間流星飾るパレードのよう

人生にピリオドはないただ穴が空いて嵌ってそれで終わりよ

世の終わりと同じくらい怖いこと段ボールの底外れること

パック中双眼鏡で世界見ていつか海へと還る我らよ

仕事中の空気まるで塩鮭夜中に泳いだよう

完もおわりもendも嫌いどうか永遠につづくを見せて

あなたの手が血だらけでも好きずっと繋いでいよう勝とう未来で

君がいたから繋げたの雨降る夜その手だけが熱く命綱