『雨タマ4000企画』にご参加いただきありがとうございます。
そしてこの企画のために書き下ろしていただいたということで重ねて御礼申し上げます。
物語の導入部分では母親に掛けられた「をつづの魔女」の呪いを解いていくいわば冒険譚のようなお話ではないかと思いましたが、読み進めるに従ってそれがもっと複雑で根の深い呪いだったことが次第に分かってきて、恐怖というよりもある種の同情に近い感慨を覚えました。
そして同時にタイトルの意味に思い至り、ラストは胸に悲哀が沁み渡りました。
どうやら現代は呪いに満ち溢れているようです。
そのことを再認識させるこの作品は秀逸でとても意味深いものだと感じました。
作者からの返信
初めて企画に参加させていただきました。
楽しい企画をありがとうございます。
また、読み込んでいただきありがとうございます。
なんかガラにもなく重たい話を書いてしまってどうしたものかと思っていたのですが、那智風太郎様の慧眼で拙作にも読者の方に読んでいただくに足る意味が宿ったような気がします。
読んでいただき、また過分なお言葉をいただき恐縮です。
ありがとうございます。
編集済
途中からの展開に息を呑みました。呪いは人の言葉でかかるものなんですよね。そして自分の中に溜め込んでしまう。……分かるような気がします。だから今回の登場人物を全力で応援したいと思えて。引き込まれるような話の展開、毎回すごいなと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよね…、「呪いは人の言葉でかかる」ここをクローズアップした結果、今回の様な話に相成りました。
私が言葉の負の面を書こうとするとこんな感じになるのかもしれません(;^_^
普段書いている話とは雰囲気が異なり、秋色様のお口に合わないのではないかと懸念していたのですが…
読んでいただけた上に、コメントまで!ありがとうございます!