作者さんの日常が見えるなんだか微笑ましい短歌たち。短歌の内容は、「あるある」もあれば、「そんなことがあったんだ…」と思うことまで様々です。昔の人たちも、もしかしたらこの作者さんのような感じで、日常を綴っていたのかもしれないです。そんなふうについ思ってしまう、ほっこりする短歌集、是非みなさんに読んで頂きたいです。
日常エッセイのような、うた。家族に、もー、と怒ったり、ごはん、これ作ったよ、だったり、ケーキ屋さんの仕事、だったり、そろーり、そろーり、遊びにくる野良猫さんだったり、カクヨム、だったり、飾らない。だから、読む方も、力を抜いて、そうだよねえ、と読める。その日常のなかで、ふっ、と作者さまが微笑んでる瞬間がある。ね?日々を送るってさ、そういうものでしょう?ぜひ、ケーキを片手に、気軽に、読んでほしいのです。おすすめですよ!