朝方の夢


君の体温を感じながら微睡み

冬の朝は遅いからつい時間を忘れてしまう


いいじゃないか 今日は日曜なんだ

貴方はそう言うと私に布団をかけ直し

その腕で柔らかく包んだ


君が俺の胸に顔をうずめる

間もなく聞こえてくる静かな寝息

二度寝も三度寝も

一人ならいけない事をした気になるが


貴方とならただの幸せな時間

おでかけなら夢の中で

どこまでも自由な世界で


もう一度 おやすみ

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