28.5話 小話 パートナー

その夜、ユーリが寝ていると部屋をノックする音がした

「誰?」

「アスナです」

「アスナどうしたんだ?」

「あの、パートナーという事はベッドも一緒にした方が良いのでは?」

ユーリは頭を抱える

「パートナーというのはそういう物じゃない」

「でも、関係を深めるという意味では」

「では言うが、ガーランド公と私の父上、クラウゼは一緒のベッドで寝ているかい?」

アーッ!!

アスナの顔がひきつる

「わかりました、自分の部屋で寝ます」

「ああ、おやすみ」

「おやすみなさい」

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