14話 プロテクト

3日ぐらい過ぎた頃、ユーリが一つの槍を野外でレミリアに見せる

「グレニート、マーク6、レミリア、グレニートマーク1をちょっと持ってくれないか?

レミリアはグレニート、マーク1を持ちます

「凄い、軽い」

「それは風の魔法の力で空中に浮いているんだ」

「そういう効果もあったのね」

「そして、マーク6、これを持ってみて」

レミリアが驚く

重いのだ

「重い、これ、無理」

「本来は、槍はそれぐらい重いんだ」

しかし、マーク6をユーリは軽々と手に取ります

「どういう事」

「プロテクトをかけた」

「プロテクト?どういう意味?」

「グレニートは僕にしか使えないように魔法を施したんだ」

そして、ユーリはグレニート、マーク6を投げます

2km先の的に当たってそれは爆発

「爆発の威力も抑えた、これなら大丈夫だと思う」

レミリアが言う

「そうね、その方が良いと思う」

「この事は2人の秘密にしよう」

レミリアも賛同する

若いながらもレミリアは天才児として国家運営に絡んでいた

レミリアが言う

「グレニートの事は当面伏せておくわ、あなたは国家機密に近い武器を作ったのよ、、、」

「うん、そうしよう」

「合宿も今日で終りね」

「うん、僕はあと一週間ほどグレニートの改良とかに使うと思う、あと休憩も欲しい」

「国家魔法委員会の仕事があるの、一旦お別れね」

「うん、レミリア先生ありがとうございます、グレニートの改良にはあなたの力が必要でした、、、」


「ありがとうございます」

「じゃあ、また」

「ええ、先生」

「あ、先生はもういいわ、レミリアと読んで良いわ」

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