13話 大いなる力
その夜、ユーリは奇妙な夢を見る
自分が空を飛んでいる眼下で敵国の武器が大爆発をおこし、町や人々を蹂躙する夢だった
悪夢にうなされ目覚めた時にレミリアがいた
「ユーリ、今日は一緒のベッドで寝ても良い?」
「いい、でも今日は顔をあわせたくないんだ」
「それでも良いわ」
2人は背中合わせでベットに入る
ユーリは言いう
「僕は前世の記憶があるんだ」
レミリアが驚きます
「前世の記憶?」
「ああ、僕は空を飛ぶ戦士だったんだ、そんな中、隣の大国が攻めてきた、彼らは大きな爆発をもたらす武器や空を飛ぶ船で攻めてきた」
「不思議な話ね、ひょっとしたらその前世の記憶って本当かもしれない、あなたは変わった所が多いわ」
「今でも見ていたように覚えている、大きな爆発で破壊される街や人々を」
レミリアはしばし沈黙して話し始めます
「ユーリ、私も大爆発(エクスプロージョン)の魔法は何度か使った事があるの
それは練習場だけど、むしろ威力より自分の魔力に感動していた、でも他人がエクスプロージョンを使うのを見て恐ろしいと思った」
しばしの時間のあと、ユーリが言います
「エクスプロージョンを織り込んだマーク5は破壊しようと思う」
「それが良いと思う、私もエクスプロージョンは使わない」
「そして、グレニート自体も改良を加えようと思う」
「そうね、それがいいと思う」
レミリアは何時の間にか眠っていた
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