12話 マーク5

1周間も立たない内にユーリはレミリアに新型のグレニートを見せる

「これが、グレニードマーク2、マーク3,マーク4、マーク5の新型」

「ちょっとまって、何でこんなに早く槍が作れるの?」

「グレニードは大量生産を意識して作っているんだ、雛形になるグレニードは

もう作っていた」

「あきれた、マジックアイテムの一人、大工房ね」

「早速、実験しよう」

ユーリとレミリアは野外に出た

「グレニートマーク2、これは火の属性の魔法を込めたんだ」

そうやって投げて的に当たると激しく的が燃え始める

レミリアが驚く

「凄い、これはファイアーボール並の威力だわ」

「マーク3は氷属性」

的に当てるとその的が凍りつく

「マーク4は風属性を変わって取り入れてみた」

マーク4は投げると突風を巻き起こし進んでいき的に命中する

「これは、空で戦う時、相手を撹乱するのに役に立つと思う」

「ユーリ、あなたは不思議ね、何か考え方が違うような気がする」

「そうかい?、そしてグレニートマーク5だ」

その槍を見た瞬間、レミリアに悪寒が走しる

「その槍、大きな魔力を感じるわ、悪い予感がする、、、」

「うん、これには大きな魔力を封じ込めた、ここでは実験できない、あの小高い山に登ろう」

ユーリとレミリアは山の中腹ぐらいに登ってきた

「多分、あの3km先の的に当てるが良いと思う」

「ユーリ、辞めたほうが良いと思う」

「なんで?マーク5は僕の現時点での最高傑作なんだ」

「わかったわ、気をつけて」

ユーリがグレニートマーク5を投げる

そして的にあたった瞬間大爆発を起こした

爆風と石つぶてが2人を襲う

「危ない」

咄嗟にユーリはレミリアに覆いかぶる

ユーリの背中に石つぶてが当たる

「ユーリ、マーク5になにをしたの?」

「大爆発(エクスプロージョン)の魔力を入れた、でも、こんな威力になるなんて」

その瞬間ユーリの脳裏に前世の記憶が思い出されます、敵国の武器で破壊される街や村、そして逃げ惑う人の姿が

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