第8話 大人の階段をのぼる時
俺の持ち主は、小学生になった。
もちろんマニーも一緒だ。
小学生になってからは、クラスも違いあまり話すことは、なかった。
そして、ち〇こにとっては特に何もなく、持ち主は成長していった。
もちろん俺も一緒に成長した。
ある朝、俺が目を覚ますとチクチクする感覚がかすかにあった。
チン毛だ。
持ち主はもう小学6年生、もう生えてもおかしくない年齢だ。何より最近勃つ事が、増えてきた。
そして、その時は急に訪れた。
その時も、いつものように勃っていた。
どんどん感覚が曖昧になって気持ちよくなっていった。
いつの間にか、俺の頭にはドロっとした、液体がついていた。
そうこれは射精だ。
ついにこの時がきた。
なんだかそれは懐かしかった。
人間だった時の俺は、仕事に終われ、うまく性処理と仕事を両立する事が出来なかった。
持ち主は俺を見て、ボケっとした顔をしていた。この状況がよく理解出来ていないのだろう。何秒か見つめあった後、ティッシュで雑に拭き取られた。
その後も持ち主は定期的に性処理を繰り返した。
俺の人間時代の初めての射精は、中学生1年生の運動会だ。綱引きがはじまる前、俺は縄に跨っていた、そして俺はスタートの合図を聞き忘れたのだ。スタート合図と共に俺の股間に、縄がきた。それが本当に気持ちよかった。いつの間にか、射精してしまっていた。その時は気づかなかったが、家に帰って股間をみてみると、金たまの皮がズルムケになっていた。
これが俺の、射精思い出だ。
だから俺は持ち主も大人の階段を登った気がして、とても嬉しかった。
でも、強く握りすぎるのは勘弁して欲しい
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます