第2話 生まれ変わったらち〇こでした。

目の前にあった小便器に向かって身体から黄色い液体が出る。なんだか、気持ちよかった。

どうやら俺は今、ち〇こ視点でいるようだ。

もしかして俺、死にきれてなかったのか?

最後に見る夢がこんなんなんて、ホントにクソみたいな人生だ。


それにしても、いっこうに夢が覚めない。

これはなんだ。なんなんだ。ほっぺを叩いて現実か、確かめようとしても、ほっぺがないからどうしようもない。


それから何時間経っただろう。

視界が真っ暗になって、たまに明るくなりそこにあるのは、小便器そして、また視界が真っ暗に、


次に明るくなると、そこには洗濯機が。

どうやらお風呂に入るっぽい。

「そうだ!お風呂には鏡がある!誰のち〇こなのか、確かめよう」

俺はそう思った。

そしていよいよ浴室の中へ、

鏡に写っていたのは、、、


ぶよぶよのおじいちゃんだった。どこかで見た事ある顔だ。

思い出した、俺の勤めていた会社の元社長だ。


俺はたぶんち〇こに、生まれ変わったんだ。

生まれ変わったとして、なんで、こいつなんだよ


天国には行けないと思っていたけど、よりによって、こんなんになるとは。


俺はその日、寝れなかった。てか、ち〇こに寝るなんてもんは、ないか。


でも今の所喋れないし、動けない。強制的に動かされてる状態だ。

まずは、この状態をなんとかしたい。


隣からなんか声が聞こえる。

幻聴か?いや俺に話しかけている。

まさか、き〇たま!?

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