第2話 カントの精神
「清水書院 人と思想⑮ カント 小牧治著」より
P.6
この本の著者である小牧治氏が学生時代に感銘を受けた、ある(カント信奉者の)教師の言葉。
「批判こそ最も大事な修身であり、倫理である。」
「権力とか時流におもねらず、媚びず、迎合しないばかりか、それに対する厳しい批判こそが大事である。」
→ 99パーセントの日本人にこの精神がなかったから、天皇国家日本は、約100年前、中国侵略から始まった破滅への道を突き進んでしまった(平栗)。
「上から与えられた教科書などを金科玉条としないで、自分で考え、自分の理性で物事を見、納得のいかぬ不合理を敢然と批判するよう、呼びかけたのであった。」
「カントは学生たちに呼びかけた。「自ら考え、自ら探求し、自らの脚で立て!」と。
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