第277話  レオン「有名プレイヤー5人と有象無象が100! 有名プレイヤーの勝ちです!!」 当麻「ほんとかな~~~???」


 ――コメント


・100!?


・100!?


・うっそだろおい!?


・吸血鬼レオンはPK。もちもちは、魔法使いのプレイヤーで、配信仲間とか、初級~中級のユーザーと絡むことも多いから。100はいるだろ。


・向こうちょっと見てみたけど、むしろ増えてたぞ


・当麻登場で、150人。飛田と桃、シルフィ、三奈の登場で、俺らもメンバーに入れてぇぇえ!!! って、1000人くらいに増えようとしてる。


・草


・草


・草


・露骨すぎィィい!!!


・WWWWW


・いや、これ凄いな!! 数だけなら、トップか?


・いや、全然。


・他のギャングや警察にも有名ユーザーと初級~中級~上級のユーザー集まってるから、割とどこも数百~数千人の軍団になってるぞ。


・むしろ、飛田、桃、シルフィ、三奈が軍団持ってない場合。人数最下位ですらある


・マジで!?


・マジマジ


・やっぱ有名所に人は集まるからな。


・ファンタジア・エルドーン・ユーザーも、300万人超えてるからね。そりゃあそうなる。


・へー!!


「すごいね! なら、桃たちに電話して。皆でそっちに移ろうかな?」


「いえいえいえ! 是非、そっちのメンバーに入れてください! 吸収してください!!」


 え、5人だけどいいの?


「いいのいいの! そっちの方が絶対面白いから!」


「それはそう! トップ・プレイヤーさんたちのバトルとか、見たいし!」


 そうかー。じゃあこっちの5人と、レオンさんと、もちもちさん。あとそっちの推薦で、何名か! 同列幹部にするかな?


「「え!?」」


「いいんですか!? 俺らが肩並べちゃって!?」


「えええ!?!?」


 そりゃあそうでしょ! そっちの100人はあなたたちと遊びたくて集まってるんだから! 頭張ってあげなよ! 


 あと、配信的にその方が面白いだろうし。


「ありがとうございます! じゃ!」


「「よろしくおねがいしまーす!!」」


 うい! じゃ待ってねぇ。


「あー、桃? レオンと、もちもちと、100人? いや、1000人仲間になったから。引き連れて街行くわ」


『すっご! 当麻有能ジャン!!』


『これはボスですわー!』


『任せたわ! ボスー!』


 え、ボス!? え!?


 ――コメント


・メンバーを一瞬で1000人に増やす有能ボス


・元の組織のヘッドを、そのまま幹部に向かい入れる男


・前の組織のメンバーの心境にも配慮し、幹部の席を約束する出来た男だぞ


・これはボスですわ


・器でけぇ


・なお、本人WWW


・めっちゃきょどってて草


・てか、やっぱ桃たちには人いなかったのか


・いるにはいるみたいだぞ。ちょっと配信見たけど。10~50くらい。


・あ、いたんだ。


・へー。


・どうも、メンバーと分かれてモンスター取りにいってた時のメンバーが、そのまま、みたいな


・あーね。


・バリアモンスター発見・捕獲作戦じゃ、よくある光景


・ドラゴン・アイランドが広いし、どこにでも行けるから、ばらついて探して情報集めないと無理だしな


・鳴海会とか有志の情報があっても、やっぱ探すのは数やスキルよ。


・それな


・ほんそれ


・分かる


・うんうん


「あー、分かった。それじゃ、向かうわー」


『『『はーい!』』』


 よし。電話して伝えたから、火山の街まで行こう。


 そっちのメンバーもこれる?


「いけますよ! シャイな奴らで、隣の山の麓に隠れてますけど」


「代表で、だるだるさんとか、ラヒーム、アイロン、ゴースト、美月(リナ)、GG呼ぶ?」


「いや、他のメンバーの統率任せたいから、とりあえずだるだるさんに連絡して、向こう動いてもらって、こっちと合流。っで、こっちもそのまま、目的地へでいいっすか?」


 いいよ! そうしよう!


「分かりました! じゃ、連絡します!!」


 っということで!!


「じゃ、いくぞぉぉお!!!」


「「「「「ウイーーー!!!」」」」」


 ――ドドドドドドドドド!!! ブォォォォオオオ!!!


 俺たちは、レオンのメンバーと合流し!


 一緒に火山エリアの街へ爆走!!


 1000人で、道を走る! 快感を味わいながら!


 街の酒場に、入ったのだ!


 すると!


「あ、当麻!」


「こっちこっち! っで、レオンさんたち! はじめまして! よろしくー!」


「「「「「よろしくおねがいしまーす!!」」」」」


「一緒に遊ぼうねー! ってあれ? 飛田さんは?」


「あ、飛田さんは車修理してから来るって」


「あ、そうなんだー」


「じゃまつかー」


「おしゃべりターイム!」


『『『『『「「「「「「イエーーー!!!」」」」」」』』』』


 桃たちと合流し! 挨拶!


 雑談しながら、飛田さんを待って!


「遅れた! ごめん!」


「いえいえ、大丈夫ですよ!」


「飛田さんキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!」


「みんな合流だぜぇ!」


「「「「「イエーーー!!!」」」」」


 飛田さん合流!


 これでメンバー揃ったので!


「じゃいこう!」


 っと、桃の話で店の奥へいき!


 ――エレベーター! 下へ参ります。


「「「「え!?」」」」


 なんと、エレベーターで地下へと降りて!!


「おう。待ってたぞ。お前らが客だな」


「え!?」


 そう! 赤いジャケットの男に! 出迎えられたのである!


 そう! そこは、車のパーツに、バイク!


 戦車の部品や、出来上がった車のある!


「車、バイク、戦車、飛行機! 分解から、改造まで! メカニック『ダンテ』へようこそ!!」


 メカニック『ダンテ』の店だったのサ!!


 バイク! 車! 飛行機! 改造!!! 


 テンション上がるぞぉぉお!!! ウイーーー!!!

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