第155話 ディエゴ・ロジャー、坂本翔平! リンネ王女と暴れまくり!!


「ふむ。洞窟だな」


「ええ。かなり大きいですね」


「おおお~~~!!! すっげぇぇえ!!!」


「いかにもな場所ですねぇ」


 さて、ワープホールを通り! 洞窟の中に着地した、俺と、リンネ王女と、プレイヤー&PKの奴らが一人ずつ!


 うん! 『一人のプレイヤーとPKが、たくさんの反応をする』のを見て分かる通り!


 あのシーズン2で鯨狩りを教えた時と同様! 一人のように見えて、実際は『全員が俺たちとプレイヤーないし、PKと組んで戦う』というモードになっているのだ!


 これで、46万人のユーザーも、俺達と一緒に戦う経験を、同時にできるわけ!


 便利なシステムだぜ! ええ!


 と思いつつ!


 洞窟の先に進むと!


「〇×△□~~~!!!」


「死のカウントダウンよ。死を告げよ。絶命の神よ。死の宣告を!」


「カブトムシ。クワガタ。カブトムシ。シマヘビ。アゲハ。カブトムシ」


 敵がいる儀式場!


 巨大な空間に着いた!!


 なので!!


「やるぞ! ショットガン! オラァァあ!!!」


「行きます!! 光の魔法! 光速蹴り! はあああ!!!」


「「「「「セイバー・ビーム流! 剣ビーム! 光速ラッシュ!! っはァァあ!!! 見えた、紳士突き! ドラァァあ!!! 皆ァ! 力を貸して! アイドル・ビーム! サキュバス・ハリケーン! 盾殴りィィい!!! 鉄の武器の雨ウエポン・ウエザー! 狙い撃ちィィい!!! ロケランだァァァ!! ヒューーー!!!」」」」」


「「「「「分身・マチェーテ斬り! 盗み斬り! 拡散呪いソング~~~♪♪♪ あああ~~~!!! 破壊のテッ! タイフーン・ラッシュ! ショットガンですわ~~~!!! 氷刃烈波!! 砂嵐!! カチコミ・マシンガン! 暗殺斬りィィい!!! イエーーー!!!」」」」」


『『『『『「「「「「!?!? ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』』


 全員で大暴れ!!


 殺しまくりだぜぇぇえ!!! ウイーーー!!!


 ああ、いいぞぉ!!


「オラオラオラァァァ!!! 連続ショットガン!! さらに、ギロチン・スラッシュ! どらァァあ!!!」


『『『『『「「「「「?!?! ぎゃあああ!!!」」」」」』』』』』


 俺は、ショットガンと、片手ギロチンで、大無双!!!


 左のショットガンを撃てば、奴らの五体を吹っ飛ばし!


 右のギロチンを振るえば! 首切り! |胴断(どうたち)! 真空斬り! 


 バッタバッタと、殺しング!!!


 ヒューーー!!!


「光魔法・レーザー・ビーム! 瞬足・飛び蹴り! 破壊の拳! 腕折! 足折! 片手投げ! ダイナミック・ボンバー!! っはァァあ!!!」


 ――ズッガァァァ!!! ドッゴォォお!!!


「「「「「『『『『『!!! ぐええええ!!!』』』』』」」」」」


 リンネ王女は、光の魔法で、光速で動きながら! レーザーを放ち! 破壊!


 瞬足の体術も加えて、殴り、蹴り、折り、投げ! 旋風脚! 雷神アパカ!!


 洞窟に敵が、埋まる埋まる! 


 破壊力がすごいぜぇ!! へへへ!!!


「雷魔法・奥義! トール・ハンマー・マキシマ!!」


「エクター! インビジブル・ジャイアント!! 地揺らし! そいやァァあ!!!」


「大渦ハリケーン・ラリアットぉぉお!!! うおおお!!!」


「武器娘・融合! ロボキャノン! 発射ァァあ!!! だりゃあああ!!!」


「2丁マシンガン! 乱れ打ちィィい!!! ヒャッハーーー!!!」


「真空・首切り! あいいい!!!」


「トランプ手裏剣! 乱れ投げ!」


「全員ボールになれぇ! そして、9ショット! オラオラオラ!! オラァァあ!!!」


「人食い、巨人化やでぇ! ほれほれ! ほれえええ!!!」


「ワープ・ドス! ワープ・ショットガン! 乱れ次元斬! はいいい!!!」


「「「「「『『『『『ほっげえええ!!! ひっぎいいい!!!』』』』』」」」」」


 んで! プレイヤー&PK達も大暴れ!!!


 魔法や銃! スキルに武術! 必殺技から、武器娘・悪魔娘も、フルに使ってよ!


 盛大に闇の軍団を、殺しまくったのであった!!!

 

 そうして!


「オラ!」


 ――斬!


「!! ぐぎィ!!」


 っと、洞窟にいた奴らを! 全員倒すと!!


 ――死のカウントダウンが止まりました! 成功!!!


 死のカウントダウンが、止まり!!


 イベントは成功!!!


 しかし!


『我が手下を全員倒すか! しかし、まだ負けてはおらん!!』


『我は、闇の軍団がボス! 闇の魔導師・ロロフシェル!! この世界を壊すもの成り!! それぇ!!』


『暗黒チート魔法! 世界破壊・隕石召喚! 同じく、闇の巨人化! っはァァあ!!!』


 ――緊急ミッション! 巨大隕石が降り注いでいる! 破壊しないと世界が終わる!


 ――緊急ミッション! 超巨大巨人が、出現! 巨大隕石破壊を邪魔してくるぞ! 倒せ!!

 

 そう、闇の軍団のボスである、闇の魔導師・ロロフシェルというのが、名乗り出て!


 空から巨大な隕石を落しながら! 


 魔導師自体が、巨人となって! 襲いに来る映像が流れたのであった!!


 それにより!


 ――隕石と巨人、どちらのクエストを受けますか?


 ユーザーたちは、どっちのイベントに行くか! 


 選択することになる!!


「あの隕石、DOS攻撃な感じか?」


「最後もチートとはやるねぇ! ええ!」


「いや、感心してる場合か! どっちにする!?」


「隕石ぶっ壊さんといかんじゃろ」


「せやな。俺もそうしよう」


「茜、どうする?」


「隕石一択! ぶっ壊す!!」


「OK!」


「ヒダール! 私たちは?」


「俺は、巨人ぶっ殺したいな」


「じゃあ巨人で!」


「異議なし!」


 っと、ユーザーたちが決める!


 それにより!


「では、巨人が俺が担当して」


「隕石は私ね!」


「ああ、頼む! 聖霊よ、我が妻の力を解き放て。光魔法の神髄を与えたまえ」


 ――ディエゴの魔法により、リンネ王女が覚醒!!


 ――『回復の天使』に覚醒しました!!!


 俺は、リンネを天使に覚醒させ!


 隕石に対応できるようにしたのである!!


「!? うわ、凄い!? 天使!? わあああ!!!」


「光魔法の進化先を、一時的に覚醒させただけだ。時間制限があるが、頑張れ!」


「ええ、任せて! 絶対勝てるわよ! ふふ!!」


「「「「「!?!? うおおお!!! すっげえええ!!!」」」」」


「天使!? 光魔法から天使!?」


「天使の羽に輪っかもあるぞ! おおお!!!」


「綺麗!」


「美人!」


「ビューティ・ホー!!」


「ヒューーー!!!」


「ひょっとして、魔法使いって進化するのか!?」


「……そういえば、私の必殺技も太陽の女神・イフリータになるのよね。まァ、ゲーム内設定を見たら、実際は太陽の女神の眷属になる、炎の女魔人ってあったけど」


「つまり、魔人や天使、女神なんかに進化する可能性がある?」


『『『『『「「「「「!!!」」」」」』』』』』


「その可能性はあるかもね!」


「他の職業でも、あるかもな!!」


「これはレベルアップが楽しみだぜぇ!!」


「イエーーー!!! へへへ!!!」


 あ、そうだ。


 せっかくのお祭りだし! 天使の力を体感できるようにするか!


 うん! レベルUPでは、魔人、天使、悪魔、神、魔神とか、そっち方面にもなれるし。それ以外にもなれる。


 そのうちの天使を、皆にも体感してもらおう!


 じゃ、そういう風にシステムをパパっと組んで!


「じゃ、リンネ! そして、お前たち! 隕石は任せるぞ!! ワープ!!」


「任せて!」


『『『『『「「「「「やってやるぜぇ! イエーーー!!!」」」」」』』』』』


 っと、俺は回復天使・リンネと、隕石を選んだユーザーたちを!


 夜空へと送ったのである!!


 うん! 空の上で、全員天使になれるぞ!


 思う存分! 暴れてくれ!!


 ウイーーー!!!


「んじゃ、俺らは巨人を倒すか。それ!」


「悪魔魔法・デビル化! お前たちにも、デビル化!」


「「「「「『『『『『!?!? うおおおお!?!?』』』』』」」」」」


 うん! 俺自身は、悪魔となって、ユーザーたちも悪魔化!!


 今回は、俺の悪魔の能力である『破壊の悪魔』の力を一時的に付与している!


 これで、一緒に巨人とバトルだ!!


 っと、言う訳で!!


「うおおお!? 悪魔化!? え、悪魔化!? マジで!?」


「悪魔になってる!? へえええ!!!」


「ほんとだ!! 黒い翼生えてる! これが悪魔か!! うおおお!!!」


「あ、なんか説明来たぞ! これは破壊の悪魔で、破壊の力があるって!?」


「え、マジ!? かっけぇ!!」


「そうらいしぞ! 実際、なんか力が湧いてくる!」


「ほんとだ! 紅い稲妻が、全身に走ってる!!」


「かっけえええ!!!」


「うお!? 破壊の悪魔のチュートリアル!? キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!」


「おお! 空飛べるし、破壊の必殺技も!?」


「ビームも撃てるっぽいぞ!」


「「「「「『『『『『すっげえええ!!!』』』』』」」」」」


『『『『『「「「「「ヒューーー!!!」」」」」』』』』』


「おい、そろそろ、いくぞ」


「「「「「『『『『『あ、はい!』』』』』」」」」」


 興奮しているユーザーたちを連れて!


「ブラック・ホール・ワープ!」


「「「「「『『『『『!?!? おおおおおお!!!』』』』』」」」」」


 全員で、巨人・ロロフシェルの場所にワープし!!


「っふ! よく来たな! 貴様ら! 我が巨人の力で、死ぬがよ」


「雷撃蹴!! 殺せぇぇえ!!!」


『『『『『「「「「「イエーーー!!!」」」」」』』』』』


 ――ドガガガガガガガガガ!!!


「!? ぎゃあああ!!!」


 奇襲を仕掛けたのサァァあ!!!


 ウイーーー!!!


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