第98話 坂本翔平! チート・ハッカーのシステムに、逆潜入!! 暴れろぉぉお!!!


「ここがハッカーの根城。VRシステムの中か」


 ハッカーのシステムに入ると、そこには、SFのような街が広がっていた。


 ああ、空を飛ぶ車に、空中に浮かぶネオン。


 日本語で書かれた看板に、街の中を走るモノレール。


 頭に機会を付けた、サイボーグっぽい人間がわらわらいて、まさにサイバーパンクな世界。


 SFとか好きなんだろうか? 


 そう思えるくらいには、かなり凝ったシステム空間が、そこにはあった。


 すると!


「っち! よくも俺の世界にきやがったな! ゲーム・システムの分際で!!!」


 そんなSFの街で、一番デカい塔の上に! ハッカーのアカウント!


 金髪で、電気を帯びた! 黒いスーツの男がいて。


「フハハ!! まァよいわ!! ここが、貴様の死に場所だからなァ!!」


「さァ! 死ねぇ!! 全員攻撃ィィい!!!」


 一斉攻撃を指示!!!


「「「「「『『『『『!!! うおおお!!!』』』』』」」」」


 それにより、サイバーパンクな街に住む、全サイボーグたちが!


 武器に、銃に、ハッキングを仕掛け! 


 襲ってきたのである!!!


 ヒューーー!!!


 って、うお! 戦車や、戦闘機! 大型ミサイルや、レーザー・キャノンまで来てるぞ!! 


 これ、全部ハッキング・システムだろ!? 凄い凝ってるなァ!


 まァ。


「効かないわけだが」


 ――完全バリア!!! 跳ね返し!!!


『『『『『「「「「「!?!? ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』


「え」


 うん。この程度は効かない。


 この俺のハッキング対策は、アメリカの最新作のそれに、俺の育てたAIたちが改造を加えた、最新技術だ。


 試算では、大陸の半分からハッキング攻撃されても、完全に防いだうえ! 秒で殲滅できるスペックらしい。


 だからまァ。


「死んどけってことだ」


 こうやってな!!!


「レッド・バーン! ジェノサイド!!!」


 ――ドガガガガガガガガガ!!!


「!? ぎゃあああ!!!」


「!! ぐええええ!!!」


「ぐわあああ!!!」


『『『『『「「「「「ぎゃあああ~~~!!!」」」」」』』』』』


 全方位に、拷問・殺害ビーム!


 システムを侵し、破壊し、ぶち殺すその光は!


 街の半数を、消し飛ばして!


 サイボーグなシステムたちを、根きりにする!!!


「っく、くそまァァあ!!! 俺のハッキング・システムがァァあ!!!」


「っちィ! ならもっと強いのだ!! いけぇ!!」


「上位ハック・システム!! デストロイ・ロボ軍団ンンン!!!」


『『『『『「「「「「!!! があああ!!!」」」」」』』』』』


 それに対し、ハッカーは叫びながら!


 新しく、もっと強い上位ハック・システム!


 巨大ロボたちを作ってきた!!


 でも!


「無駄無駄無駄ァァあ!!! システム浸食! 樹海千槍!!! 

貫けぇぇえ!!!」

 

 ――ズガガガ!!! ドガァァァ!!!


「「「「「『『『『『!?!? ぐわあああ!!!』』』』』」」」」」


 うむ! 一斉突き刺し! 皆殺し!!!


 さっき俺が放った、レッド・バーン・ビームで破壊した、システム!


 もっと言えば、この世界の土地や、壊れた機械、サイボーグの死体という『壊れたシステム』を、俺が再利用して! 『巨大な樹木』に上書き!!


 そうして、それを広範囲に生やせることで!


 ロボを刺し! 絞め殺し! 中にあるシステムを吸引!!


 かき消していったのさァァあ!!!


 ウイーーー!!!


「く、くそぉぉお!!! これくらい乗り込えろ!! 俺様は、スーパーハカー!! スーパーハカー様だぞぉぉお!!! うおおおお!!!」


 ――カタカタカタカタ!!! ポチィィィ!!!


「!!! ぐおおおお!!!」


「んっごおおお~~~!!!」


「根性ォォお!!!」


「GGGGGAAAAA!!!」


 でも、なんとかそれに対応したハッカーは、指を動かし! ハッキング!


 ロボを強化したのか、樹海の海を、乗り越えて!!!


「オラァ!! 巨剣斬りィィい!!!」


 俺に、攻撃してきたのだよぉ!!!


 なので!!


「よ!」


「!? え、剣に乗って、首に! ぐえ!?」


 振り下ろした剣に乗って!


 顔を蹴り飛ばし!


「それ、連続殴りィィい!!! 死ねぇぇえ!!!」


 ――ドガガガガガガガガガ!!!


「が!」


「ぐえ!?」


「ぎゃ!」


「ごっへえええ!!!」


 次から次へと飛び移って、殴り殺し!!!


 ヒューーー!!!


「!? この野郎! 鉄拳・パンチ!!!」


「そい」


「!? うわあああ!!!」


 殴ってきた奴は、その手を持って投げ!


「「「「「!?!? ぎゃあああ!!!」」」」」


 ――ドッカァァァ!!!


 その他のロボに、ぶち当て! 


 巻き込みドッカン! 大爆発!!


「こ、これ以上はやらせん! 斧斬りィィィ!!!」


「よっと。斧サンキュー!」


「え!? ――ズバン!! が!!」


 斧を振り下ろしてきた奴は、その斧を奪って、切り殺し!!


「うおおお!!! 即死ビーム!!」


「甘い! 蹴り返し!!」


「!? うっそ、ぎゃあああ!!!」


 ビームを放って来る奴は、そのビームを蹴り飛ばして!


 ――ズッガァァァンンン!!!


『『『『『「「「「「!?!? ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』


 大勢にブチ当て、大殺戮!!!


 全てのロボを、殺しまくりだァァあ!!!


 フーーー!!!


「あ、ああ! な、なんで! なんで俺が! スーパーハカーの俺様がァ!! ゲーム・システム! セキュリティソフトなんかにィィィ!!! あああ~~~!!!」


「に、逃げるんだ!! ここは、恥を忍んで! 逃げるんだァァあ!!! うおおおお!!!」


 っで、そんな俺の無双劇に、恐れ慄いた! 


 ハッカーの後ろに!


「どこへ行こうというのかね?」


「!? ぎゃあああ!!!」


 瞬間ワープで移動したら!!


「ふん! ぶっ飛べぇ!!」


「!? ぶっへぇぇえ!?」


 正拳・顔殴り!


 ぶっ飛ばし!!


「まだまだァ、しィ!!」


「!! がァァあ!?!?」


 空に打ち上げたところを、蹴り飛ばし!


「腹がお留守ですよ。ふん!」


「!? ごっげええええ!!!」


 飛ばした先に追いついて、肘打ち!


「飛べ! おらァ!!」


「!!! ぎゃあああ!!!」


 更に飛んだ先にワープして、サマーソルト・キック!! 打ち上げ!!


「そら、堕ちろぉぉお!!!」


「!?!? ごっへえええ!!!」


 大空の一番上で、両こぶしを落す! ダブル・スレッジ・ハンマーで、ぶっ叩き!!!


 大地へと、撃墜!! 


 ドッカァァァンンン!!! ウイーーー!!!


「!!! !!! がっはァァあ!!! おえ!!!」


 っで、血反吐を吐いて、倒れる! ハッカー!


 その彼の前にたち! 


「終わりだ。ふふ!」


「あ……ああ……ああ……!!!(震え)」


 とどめのレッド・バーン! 拷問・ビームを放とうとした。


 その時!!!


「させるかァァあ!!!」


「まだだァァあ!!!」


「オラァァあンンン!!!」


 ――ドガガガガガガガガガ!!!


「!!! む!」


 俺の周囲に、ビームや銃を持って放ってくる! 


 別のハッカーたちが現れ! 牽制し!


「今だ! 封印!!」


『『『『『「「「「「はあああ!!!」」」」」』』』』』


 そのまま、無数のビルを持って! 俺へと、突貫!!!


 ああ、俺の体に次々と、突き刺し! 


 まるで、巨大な月のように! ビルの塊にすると!!


「封印システム起動! はあああ!!!」


『『『『『「「「「「システム・封印!! だりゃああああ!!!」」」」」』』』』』


 俺を、封印したのであった!!!


 へー。


「!!! よし、やったぞ!」


「っしゃあああ!!! 勝利ィィい!!!」


「勝ったんだ! 俺達、黒のアサシンに勝ったんだ!」


「うおおおお!!!」


「やったぜぇ!!」


「ウイーーー!!!」


「お、お前たち!」


「おう! 助けに来たぜ!!」


「な、なんで……」


「なんでって、決まってるだろ!!」


「俺達、同じ犯罪者!! ハッカー&チーターじゃねぇか!」


「困ったときには助けるよ! 告発されたら困るからな!!」


「そうそう!」


「助けて、恩を着せねぇと!」


「やっぱ同調圧力よ!!」


「あ、ありがとう……!! 理由はともかく! うう!!」


 ふーん。やるじゃん。


 クソみたいな芝居は、最悪だが。いい腕してるのは、認めよう。


 しかし。


「やった瞬間から、逆ハックしてるから、無意味なんだよなァ」


 ハッキングのスピード! 量! パワー!


 全てがぬるい! ぬるすぎるぞぉぉお!!!


 っはああああ!!!


 ――封印・即破壊!! ドッガァァァンンン!!!


「「「「「『『『『『!?!?』』』』」」」」


 ああ、月の封印は破らせてもらった。


 ちょっと力を入れ過ぎて、纏ってた黒いフードと、マントも破れてしまったが、まァいいや。


 ただ、俺の姿。


 ディエゴの姿が、現れただけだからなァ!!(バーン!!!)


「「「「「『『『『『!?!? え!?』』』』』」」」」」


「デ、ディエゴ!?」


「破られた!? なぜ!?」


「奴が黒のアサシン!?」


「えええ!?!?」


 おや、なんだか俺を見て、驚き! 動きが止まってるぞ! ハッカーたち!!!


 隙だらけ、ありがとう! 殺りやすくなった!!!


 という訳で!!


「拡散! レッド・バーン!! っはァァあ!!!」


 レッド・バーン、広範囲・射出ッッッ!!!


 相手は、死ぬぅぅう!!!


 HHHHHUUUUU!!!


「「「「「『『『『『!?!? ぎゃあああ!!!』』』』』」」」」」


「ぐわあああ!!!」


「ぎゃああああ!!!」


「あああ~~~!!! 死ぬ死ぬ死ぬぅぅう!!!~~~♡♡♡!!! ケツの〇に、○○○は! 死ぬぅぅう~~~♡♡♡!!! うっほおおおお~~~♡♡♡~~~♡♡♡~~~♡♡♡!!!」


「んっがあああ~~~!!! 痛ィィい!!! 金がァァあ!!! とられぇぇえ!!! あああ~~~!!!」


「金返せやボケ!! お♡! 金返せや! ぼけぇぇえ!!! んっほおおお~~~!!!」


 ああ、苦しんで死ね!!


 痛みと資産を失う、絶望を知れ!!!


「ぐぎぎぎ!!!」


「ま、まだだ! なんとか、システム破壊! 免れたぞ! おお♡!」


「おおおお~~~♡♡♡!!! ケツの〇と、爪をはがされる痛み! 金〇・ブレイクの痛みに耐え♡! お♡! まだ、やれるでぇぇえ!!! んっほおおお~~~♡♡♡~~~♡♡♡~~~♡♡♡!!!」


 おや? まだ生きている虫がいるなァ!!


 何をするのかなァ?


「いくぞ!! システム・武器製造!!!」


「鎖、槍、剣、斧、鎌、大砲、チャージ・ビーム・ライフル!!! 創造!!」


「突撃! 発射!!!」


「放てぇぇえ!!!」


 ふん! 武器製造、オート・アタックか!


 貧弱! 貧弱ぅぅう!!!


「そんな鎖で、俺の首を折れるか! 鎖とはこう使うのだ! オラァァあ!!!」


「!? ぐえ! かっへ! ごげぇ!」


 そら! 鎖を奪い、首折り!!


 ジャラララ!!! ボキ! ゴキィィい!!!


「槍の突きが甘い! 体重載せて、足さばきはこう! そして、こうだァ!!」


 ――ボッ! ドスッッッ!!!


「!! ぎゃあああ!!!」


 槍を奪って、突き刺し! 


 風穴開けて、粉チーズ!!!


「無駄無駄無駄ァァあ!!! なんど切ろうが、素手で捌ける! お前の剣に、意味はない!!」


「ち、ちっくしょ――はい、剣奪い! 斬り捨てぇ!! これが斬撃だァァあ!!! ズバン!!!

ぐわあああ!!!」


 剣を奪って、叩っ切れば!


 左右にパッカーン!! ソーセージ!!!


「いけないなァ。鈍重すぎる斧を投げるとは。キャッチしたら、俺の最高の武器になるではないかァ!!」


「し、しま――ドラァァあ!!! 斬! バキバキバキィィい!!! ぐわあああ!!!」


 斧でドダマをカチ割りィィい!!!


 血液・ブッシャー! 断末ブレイク!!!


 超エキサイティンンン!!!


 フーーー!!!


 仕上げは、残りの鎌、大砲、チャージ・ビーム・ライフルなんかを奪ってぇ!!


「斬撃&銃撃パーティーだ!! 派手に死ねぇぇえ!!!」


 ――ズバババ!!! ドガガガガ!!! ドビャァァァンンン!!!


『『『『『「「「「「!!! ほっげええええええ~~~!!! ぐええええ~~~!!! ~~~!!! ~~~!!!」」」」」』』』』』


 殲滅だぜぇぇえ!!! 


 イエーーー!!!


「あ……ああ……ああ……!!!(腰が抜けている、ハッカー)」


 っは! 雑魚どもが!!


 10秒、持たなかったなァ!!!


 さて。


「そろそろ、終わらせるとしよう!」


 最後のハッカー!


 貴様を殺してなァ!!


「く、くそぉ!! 反撃ハッキン――すべての情報を流しました!!

……え?」


 おや、なんだか変なことになってるねぇ?


 どうしたのかな?


(なーんてな。反撃してくれるのを、待っていたよぉ!!! フーーー!!!)


(ああ、実は、俺が無双して、ハッカーどもを処分している間に、逆ハックで『あるシステム』を、仕込ませてもらってねぇ!)


(具体的に言えば、お前が戦ったら、お前の持っている全ハック・データ! 今までの、ハッキングの証拠や、ハッキングを依頼してきた企業の情報!)


(起業とのやり取りもすべて、流れ出る!!!)


(そんな、システムを! 仕込ませてもらったのさァァあ!!!)


(フーーー!!!)


「!? え!? なんだこれ!? なんで情報が流れ出て、は!?」


 驚いたハッカーは、即座にシステムを開き! 


 外……リアル世界の様子を見たようだ。


 すると!!


「ご覧ください! これが、生のハッキング・バトルです! 相手は数多くのハッカーですが、何ということでしょう! 金髪のセキュリティ・アカウントが、たった一人で勝ってしまいました! アンビリーバボー!」


「すさまじいですねぇ! 相手のハッキング・ワールドで、地の利を奪われたうえで! この大暴れ! 圧倒的すぎる! つえええ!!!」


「しかもカッコいいのよねぇ! あの金髪・スーツのアカウント! 誰誰?」


「えー、情報が入ってきました!! 無双している金髪・アカウントは、ファンタジア・エルドーンのキャラクター! ディエゴというキャラで! 対戦しているハッカーは、超A級のハッカー!? え、マジですかこれ!? え!?」


「「「「「『『『『『えええ!?!?』』』』』」」」


「ま、マジですか!? 超A級って!」


「国家テロレベルのハッカーってこと!?」


「そんな凄いハッカーを、一人で倒せるって何者!?」


「やっべえええ!!!」


 テレビ画面に映っている、俺とハッカーの戦い!


・【速報】ハッカーの証拠流出! 企業からの依頼で、個人情報を違法に取得か!?


・【やばい!】セキュリティに違法侵入! ライバル企業が情報を盗んだ証拠が、ボロボロでまくり!!


・【極悪】他の企業の悪口・偽情報を流し、破産に追い込んでいた!!


・【犯罪者】調査会社のデータを改ざんか!?


・【ヤバイ】税金も弄って、脱税ってマジ!?


 ネットに流れる、ハッキングの証拠!


・これやばくね? 日本の会社のうち、これとこれとこれが、株価操作に、粉飾決算! 個人情報改ざんに、給付金詐欺、違法ロボットやドローンの購入・操縦・銀行強盗をハッカーに頼んでるって、えええ!?!?


・世界の会社もヤバいぞ。個人情報どころか、政府の極秘情報盗んで、売買してる。なんなら、テロ計画までプロデュースしてるぞ。無法地帯かよ。


・大企業が、個人の情報盗んでるのは前々から言われてたけど、まさか銀行口座ハッキングして融資に使ってたとか、マジで終わってるじゃねぇか


・全員逮捕しろ


・殺せ


・極刑定期


・死ね


・おいWWW 俺でも知ってる金融会社が、ハッカーに頼んで、マネロンや仮装通貨の操作、改ざん、漏洩しててワロタ(白目)


・私、ここの会社の株持ってる。売らなきゃ!!(確信)


・別の会社の株持っててよかったァ!!


・これ、全世界の株価乱れるぞ! 用心しろ!!


・ハッカーのミスで、世界大混乱! ワロタWWW


・草


・草


・草WWW


・ファーーーWWW



 VR世界に流れまくる、各社企業の悪行! 


 世界中の、いくつかの企業達が、ハッキングを依頼し! 成功報酬を払った明細! データ記録!! 犯罪の証拠が流出!!!


「速報です。警視庁は今回のデータを証拠として、すぐさま○×銀行、△△金融、××証券に強硬捜査。違法ドローンやロボットでの抵抗を試みましたが、自衛隊による戦車・航空機・艦隊からの総攻撃。対テロ用ロボット兵器と、ドローン兵器で、鎮圧した模様です」


「合衆国は事態を重く見て、米軍の出動を開始」


「イギリスでは、犯人である銀行のCEOが、違法ロボに乗り込んで暴れる前に。女王陛下のエージェントによる暗殺が行われた模様」


「ホワイト・ハッカー集団『夜明けの黄金』は、『このハッカーたちは絶対に許されない極悪ハッカーども。我々も各国に協力し、ハッカーへの攻撃、抵抗する企業への攻撃。証拠固めや、逮捕を支援する』と発表! アメリカがいの一番に手を結んだようです!」


 動き出す世界の警察! 検察! 軍隊! ホワイト・ハッカーたち!!


「!?!? うわあああ!!! 株がァァあ!!! うわあああ!!!」


「下がった! 下がった! ナイアガラ! んっほおおお~~~!!!」


「上がった! 上がった! 爆上がりィィい!!!! おっほおおお~~~!!!」


「FXやっべえええ!!! ああああ~~~!!! ↑↑↑ あああ~~~↓↓↓ あああ~~~!!! ↑↑↑ !!!」


「仮装通貨が! んっほおおお~~~♡♡♡!!! ほっげええええええ~~~♡♡♡~~~♡♡♡~~~♡♡♡!!!」


 世界の株価激動!! 犯罪企業は、ナイアガラ!! 大暴落!!! 


 特に悪いことしてなかった同業他社の株は、火山噴火レベルで、爆上がり!!! 


 ウイーーー!!!


「!?!? うわああああ!!! ああああ!!!」


 ああ、見よ! お前がしてきた全てを!!


 テレビやニュース、VR空間に! 今までの犯罪や、お前を雇った企業の情報が流れている!!


 全世界が、お前(の悪行)を見ているのだ!!!


 さァ!!


「世界に見られながら、死ね!!」


 レッド・バーン!!!


「ぐええええ!!!」


 こうして、悪は滅びた!!!


 しかし! まだ終わりではない!!!


 この戦いで、俺は残りのハッカーたちのシステムにも侵入し! 多くのハッカー情報が、流れるように細工している!! 


 依頼を失敗しての腹いせに、情報をぶちまけることはよくあるからなァ!!


 だからこれも、よくある事の一つさ!!!


 さァ!! 世界に、ぶちまけよう!


 極悪ハッカーとそれに与する企業どもよ!! 震えて眠れ!!!


 ファンタジア・エルドーンに喧嘩を売れば、どうなるか!! その身で味わうが良ィィい!!!


(悪 行 ・ オ ー プ ン !!! 大 流 出 !!!)


 世界よ、派手に死ねぇぇえ!!! 


 ウイーーー!!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る