第89話 キャプテン・ジョリー・ロジャーの、中の人! 坂本翔平!! 高級AIバルセムと、激闘!!!


「魔法奥義ィ! ハリケーン・トルネード! 破壊の嵐・ビーム!!! っはあああ!!!」


「合体装備ィ! さらに、黒い暴風! 食らぇぇえ!!! 奥義! 巨人の剣!! どらァァあ!!!」


「エクター! ボマー! ぶっ飛ばせ! 『おう!』そして、僧侶奥義! 神聖・正拳破ァァあ!!! だあああ!!!」


「うおおお!!! ロケランぶっ放せ!! うおおお!!!」


「狙撃タイム! 連続斬り! エクスプロージョン! 一本背負い!!」


「大渦・ハリケーン! Wショットガン! どらあああ!!!」


「くっはァァあ!!! いてぇいてぇ! じゃ、呪い! 必殺! 龍脈狂化! GGGGGAAAAA!!!」


「ホワイトアウト! そして、必殺技! 発動です! 時よ、氷なさい! アイス・タイム!!! さァ、殺しまくるわよ!!!」


「ワープ! 暗殺! ワープ! ドス特攻! ワープ! ショットガン! ワープ! 乱れ打ち! はい! 必殺! 次元斬!!! おりゃァァあ!!!」


「分身・ロケラン祭り!! ボンバーーー!!!」


「俺は運命の悪魔!! 勝つのは海賊! 全員バフ! 負けるのは海軍! 全員死ねぇぇえ!!! ヒューーー!!!」


「あ、2丁マシンガン! 黒天殺! 相手は死ぬ! ドラァァあ!!!」


「食らいなさい! エルフの植物魔法! そして、魔力剣! っはァァあ!!!」


「なんの! ダークエルフの炎! そして、爆ぜろ! 爆破矢! それ!!!」


「うおおお!!! ドワーフ・ハンマー! 変形! 大砲じゃあああ!!! ドッカァァァンンン!!!」


「ええい! やかましい! ドワーフの斧! 真空・ラッシュ!! ドっらァァァ!!!」


「うおおお!!! ジャイアント・ストーム!!! ふんんん!!!」


「パリィ! ジャイアント・カウンター!! おっらあああ!!!」


「~~~♪♪♪ 人魚の歌! そして水魔法! ~~~♪♪♪ っはあああ~~~♪♪♪」


「~~~♪♪♪ 人魚の歌! 呪い! ~~~♪♪♪~~~♪♪♪~~~♪♪♪ おっほおおお~~~♪♪♪」


 よし、良い感じで白熱してるな!


 俺も戦いながら見てるが、ユーザー全体が活動している!!


 PKは、必殺技を使って、ダイナミックに暴れることで! 結構差があったのが縮まって、活気づいてるし!


 プレイヤーは、追いすがってきたPKを突き離そうと! ガンガンやり合ってる!


 全員白熱してて、良い感じだな!


 って、お! プレイヤー151000! PK153000と、逆転!!!


 よし!


「おっらァァあ!!!」


「む?! ぐっはァァあ!!!」


 ここで、更にイベントだ!!!


 そう! 俺と、バルセム大将の殴り合いで! 両方をぶっとばす!!! オラッッッ!!!!


 そうして、海賊の多い方に、バルセム大将!! 


 海軍の多い方に、俺こと! キャプテン・ジョリー・ロジャーが来る!!!


 つまり、バルセム大将 VS 海賊たち!! 


 キャプテン・ジョリー・ロジャー VS 海軍たち!!


 という展開にしたわけだ!!


 すると!!


「号令だ!! 儂とキャプテン・ジョリー・ロジャーに、チケット減らしの呪いを掛ける!! これで、儂を攻撃すれば、海軍のチケットが! ジョリー・ロジャーを攻撃すれば、海賊のチケットが減るぞ!!」


「海軍は、キャプテン・ジョリー・ロジャーを倒せ! ダメージ与えて、チケットを減るすのだ!! 儂もそうなるが、海賊にはやられはせん!!! おもいっきり、やれ!!!」


「「「「「『『『『『うおおお!!!』』』』』」」」」」


 バルセム大将! 即号令!!!


 俺たちを攻撃することで、チケットがへるという呪いをかけやがった!!!


 なら、俺も!


「じゃあ、今のチップの数を半分にするぜ! オラ!!!」


 はい! これで、プレイヤー75500! PK、76500!


「これで、勝ちまでの道筋が近くなったぞ!! 

だから、海賊は全員! バルセム殺せ! 

俺は俺で守る! 自由にやれ!!!」


「「「「「『『『『『!!! おおおお!!!』』』』』」」」」」


 よし、全員大盛り上がり!!!


 これで、バルセム大将 VS 海賊たち!! 


 俺こと、キャプテン・ジョリー・ロジャー VS 海軍たち!!! 


 開幕だぜぇぇえ!!!


 ウイーーー!!!


「エクスプロージョン! エアカッター! 切り裂き魔法・スカー! 奥義・トール・ハンマー・ビーム!!! っはあああ!!!」


「ワォォォンンン!!! 咆哮ビーム! 光速・切り裂き! 破壊の蹴り! 人狼正拳・ビーム突きィィい!!! うおおおお!!!」


「エクター! ボンバー! 爆ぜろ! 爆発! ドカァン!! もう一丁! ドガァン!! ラッシュ! ラッシュ! ラァッシュッッッ!!! ここで、爆発!! 黒天殺! どらあああ!!!」


「おおお!!! ハンドガン! ショットガン! マシンガン! ミニガン! ロケラン! 撃ちまくりながら、大渦・ハリケーン!! イエーーー!!!」


「合体装備! 双剣演武! 大剣変形! 真空斬! 打ち上げ斬! 回転斬! 虚空斬り! 分身アタック! イエーーー!!!」


「エルフの弓! 植物魔法! ふん!!」


「ドワーフのハンマーじゃァァァ!!! くらぇぇえ!!!」


「巨人のパンチ! うおおお!!!」


「人魚の応援歌!! あっはァァあ~~~♪♪♪」


 ああ、すごい! すごいぞ!!!


 俺の周り! 四方八方から、すごい勢いで攻めてくる! 


 プレイヤー海軍や! NPC海軍たち! 


 その必殺の意思を込めた、怒涛の攻撃を!!


 視界を塗りつぶすような、光とビームの濁流を!!


「ラッパ銃で吸収! 分身撃ちィィい!!!」


「「「「「『『『『『!?!? ぐわあああ!!!』』』』』」」」」


 俺は、捌き、しのぎ、やり返すのさ!!!


 こうやってなァ!! どらァァあ!!!


「飛び蹴り! 波動突き! 回し蹴り! 一本背負い! 肘打ち! 顎砕き!」


「!? がっは!? ぐえ!」


「ぐわ!!」


「うぎィ!!」


 まずは、体術無双!!!


 先のラッパ銃カウンターで、体勢が崩れたプレイヤーたちに突っ込み!


 殴り! 蹴り! 投げ! ぶっ飛ばし!!!


 うん! 人狼を喉殴って、! 格闘家は、回し蹴り!


 光速の剣士は、来るのを読んで、飛び込み・アッパー! クリーンHIT!!!


 殴ってくる僧侶は、パリィして投げ! 他のプレイヤーにぶち当て!!!


 魔法を撃ってくるま魔法使いも、腕を掴んで位置調整! 


 魔法を、他のプレイヤーに当てることで!


「分身アタッ――ドッガァァァ!!! ぎゃあああ!!!」


「大渦ハリケ―― ズバン! ぐッ!! ――下段蹴り! ぎゃ!」


「黒天さ―― カッキーン!!! え!? 動けない!? 氷結されたら、動けないの!? マジで!? えええ!?!?」

 

 っと、海賊武術を使ってくる! プレイヤーも同士討ち!!!


 手玉に取って、KOだ! 


 さァ、どうする?


「これじゃダメだ! 皆! 後ろに下がれ! 遠距離攻撃に切り替え!」


「NPCを前に! ダメージ・ソースを彼らにする! 俺たちはカバーに入るぞ!!」


「「「「「『『『『『応!!』』』』』」」」」」


 お! 手を変えてきたな!!


 うん! エクター使いや、サイバー・ビーム流たちが! その能力に、銃や弓矢を使い! 遠距離攻撃に集中!!!

 

 そうして、NPCが前に出て! ダメージソースとなる!


 別の戦法へと、変えてきた! 


 じゃ!!


「神速のサーベル! リヴァイアサンの鎧!!」


 俺もやり方変えるぜ!! イエーーー!!!


「神速突き!! っはァ!!」


『『『『『「「「「「!? ぐぇぇえ!!!」」」」」』』』』』


 まず、NPCのエルフ、ドワーフ、人魚の攻撃は、神速のサーベルで突きまくり! KO!!


 心臓や首、頭にクリティカル・ポイントがあるので、そこを素早く連続で突き!


 バッタバッタと! なぎ倒し!!!


 んで!


「ボンバー! 爆発!」


「爆裂ショット!!」


「カバーするわ! 分身撃ち!!」


「死ねぇぇえ!!!」


 っと、来まくる! プレイヤーの援護! 


 頬や足をかすめるそれを、剣で弾きながら!


 前へ! 前へ! と進み!


「斬空脚! マシンガン・ショット!!」


 リヴァイアサンの鎧を付けた蹴りで! 斬空刃を放ち!


 武器をマシンガンに変えて、撃ちまくり!!!


「!! 回避! 回避ィ!!」


「ぐわ!」


「ぐえ!」


「畜生! つええ!!」


 それで何人か倒して、何人か避けさせ! 


 援護攻撃をばらつかせたら!!


「ワープ・ナイフ! ワープ斬り!!」


『『『『『「「「「「!? がッ!!」」」」」』』』』』


 そのまま、『神具・ワープナイフ』でワープ!!


 距離を詰めて、斬り捨てッッッ!!!


 ああ、エクター使いは、ナイフで仕留め! 銃や弓矢も、はじき返し!!


 ナイフ投げからのワープもできるので! 


「くそ! 『スパーク・バード』! 辺り一面痺れさせろ! オラァァあ!!!」


「面攻撃だ! 銃をぶっ放す! っはあああ!!!」


「矢の雨よ! 降り注げ!!!」


 っと、能力や銃、矢を! 辺り一面に撃たれても! 


 上下左右にナイフを投げて、ワープ!!!


 普通に避けれるのだ!!!


 これは強いぜぇ! へへへ!!!


 でも!


「! だめだ! 生半可な面攻撃じゃ捉えられない!!」


「もっと広くだ! 巨人! その拳で、俺らゴト!! あいつをぶん殴れ!!」


「了解!! うおおおお!!!」


 巨人はヤバイって!!!


 うん! 巨人の拳のように、普通に船よりでかくて、避けれないのは! マジで困る!!!


 周りの船にナイフを投げて逃げるのもありだが……全員、それを警戒して! あるいは、読んで! 罠や封印を準備してるぞ!!! 


 マジで逃げ場がねぇぇえ!!! うおおお!!!


 故に!!


「クラーケン・ソード! 触手・掬い斬り!!」


 ――にゅるん! ブオン! 斬ッッッ!!!


「!? ぎゃ!!」


 俺は、攻撃してきた巨人の足を!


 クラーケンの足となった、剣で! 掬うように切り上げ!!


 巨人を船に、こけさせたのさァァあ!!!


 ――ドォォォンンン!!! バキバキバキィィい!!!


「「「「「『『『『『『!!! ぎゃあああ!!!』』』』』」」」」」


 ああ、巨人の下敷きや、落下の衝撃で! 多くのプレイヤーがぶっ飛ばされたね!!


 うむ! 周りの船も被害甚大で、罠などが壊れたぞ!!!


 じゃあ、俺はその衝撃に『流れ』して! クラーケン・ソードを伸ばし!


 別の船の、マストへと昇って!!


「風魔法と、火炎魔法! 合わせて、合体魔法!!!」


「豪火滅却!!! どっりゃあああ!!!」


「「「「「『『『『『!?!? ぐわあああ!!!』』』』』」」」」」


 合体魔法をぶっ飛ばし!!!


 一隻の船を、大破! 轟沈! させたのさァァあ!!!


 ヒューーー!!!


 よーし! いいねぇ!!!

 

 俺もいい感じで、万のプレイヤー海軍と渡り合えてるぜ!! ええ!!!


 なんせ、俺の仲間のPK海賊は。

 

「うおおお!!! 死ねぇ! バルセムぅぅう!!!」


「龍脈狂化! 不死身の海賊団! 全員に!! うおおお!!!」


「兵士召喚! 賊の宝解放! そして、必殺技! 逆襲の悪徳令嬢を見よ! ですわァ!! 

はい! まずは、『能力覚醒! いまさら守っても遅いです』!! っはあああ!!!」


「おっしゃあああ!!! 1000人! 食うたでぇ! じゃけん、巨人化! 1000倍! はい、どすこい! どすこい! 鉄砲打ちィィい!!! 諸手突きから、海投げぇぇえ!!! どすこーーーい!!!」


「すべての銃! 解放! 狙うぜぇ!! 異次元・ロックオン!!! ウイーーー!!!」


 ――ズダダダダダダダダダ!!! ダァァァンンン!!!


「ぐううう!!! さすがは大物海賊団ども! 強いわァ! ――斬! ぐわァァあ!!!」


「ワープを忘れてもらっちゃ困るよ」


「奇襲。成功なり!! 食らえ、爆遁・微塵砲!!」


「!! ぐわあああ!!!」


「ば、バルセム大将ォォお!!!」


「守れ! 大将を守れぇぇえ!!!」


「「「「「『『『『『うおおお!!!』』』』』」」」」」


 っと、全員でバルセム大将を襲ってるからな!!


 自分の身は、自分で守るしかないのである!!!


 うん! バルセムの方は、プレイヤー海軍が3万人のうち、2万人が守ってるからな!


 PK海賊2万人と、NPC海賊数百名! 


 総出で当たらないと、まず勝てないわけだ!!


 これはしゃーない。


 っで、そうなると!


 海軍の残り1万人とNPCたちが! 俺を攻めてくるわけで!


「いたぞ! あそこだァ!!」


「死ねぇ! ジョリー・ロジャー!! エクスプロージョン!!!」


「ここがお前の死に場所だァ!! ソーラー・ビームぅぅう!!! あああ!!!」


 っと、マストにいたら集中砲火されるので! 飛び降り!


「火炎ブレス! クラーケン・踊り太刀!!!」


「「「「「!? うわあああ!!!」」」」」


 リヴァイアサンの鎧効果で、口から火炎を吐いて!! 数人を焼きながら!!


 クラーケンの触手剣を振り回し! 大太刀回りィィい!!!


 ウイーーー!!!


 うむ! こうして、俺は、たった一人! 戦っていると! 


 そういう訳なのさァァあ!!!


 ヒューーー!!!


 か~~~!!! めっちゃ、大変だ! 

 

 だが、同時に楽しい!! 


 こう、大勢をぶっ飛ばす! 開放感と! 一度でもフルボッコにされたら、戦犯になるから! 気が抜けない!!!


 その緊張感と高揚感が! ヤバいぜぇ!! ええ!!!


 ……まァ、そう言いつつ、それなりにダメージ受けてるけどな! 


 うん。このプレイヤー数と、自由な攻撃が来まくりの中で! 無傷は無理だ!!


 普通にダメージ受けて、海賊チケットが減っている!!!


 残りHP6割しかないぜ!! やっべぇぇえ!!!


 でも、それでいい!!


 その事実が、『このままやれば、勝てるかもしれない!』『押し切れるかも!』っと、ユーザーを刺激し! 


 何回やられても、あきらめず! 


 前へ! 前へと! 向かわせているからな!!!


 いやァ、良い熱気だ! 白熱だ!!


 全員が夢中でプレイしているのが、手に取るようにわかる!!!


 ゲーム開発者として、これは嬉しい!!!


 このまま、やっていきたいぜぇ! ええ!!


 っと、思っていると!!!


「ええい! こうなれば、致し方ない!!」


「ジョリー・ロジャー! 死ぬが良い!! どらァァあ!!!」


 なんか、バルセム大将が、俺を殺しに来たんだが!? 


 え、嘘だろ!? 


 そんなシステムは乗せてないぞって、え!?


 ――システムが受け付けません。エラー!


 バルセム大将の高級AI! バグってんじゃんねぇかよおおお!!!


 ああああ!!!(発狂)


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