第46話 キャプテン・ジョリー・ロジャーの中の人。坂本翔平。シーズン2・システムを紹介する!


「よし、着いたな! ここが、俺らの拠点! 『ロジャー・アイランド』だ!!」


「「「「「『『『『『!!! うおおおお!!!』』』』』」」」」」


 よし拠点の島へと、到着したぞ!!


 ここまでで、誰も死ななかったのは、デカい!!!


 ああ、途中なんどかモンスターを狩ったり、船を襲って沈めつつだが、全員無事だ。


 戦闘だけでなく、船の操作なども見せたし。


 海賊としてのプレイはこんな感じですよっていう、いいデモンストレーションになったと思うね、 うん!


 じゃ、ここからは、海賊として! 


 拠点の島や、手に入れた島。数多の街で、きることを説明しよう!!!


「こういう風な拠点や、他の島々では、素材を集めて、釣り竿・銛・網・罠・武器作りに、調理、食事ができるぞ!」


「これらは、ビリーがお前たちに残した、岩山基地でも同様だ。他にも、船の開発や改造! 島の開発や店舗開発・運営もできるようになるからな! 戦闘で有利になったり、金稼ぎにもなるから、やるといい」


「おお! すっげえええ!!! 釣り竿・銛・網・罠・武器作りに、調理、食事! やることが多いなァ!!」


「普通に、釣り竿作りてぇ!」


「おれは、銛!」


「罠やね!」


「武器一択!!!」


「岩山基地でもできるのは! いいな!」


「あっちにおきっぱの素材もあるし、作れそう!」


「というか、え。船に、島開発・店開発って、できることがマジで増えたな!!」


「島にアジトや店を作り、船も自分用にカスタマイズ! いいね!」


「クラフト充実してんなァ! っはあああ!!!」


「クラフト好きだから、これは嬉しいわ!!」


「新しいエリアに、新しい素材! 前のも使えるし、腕が鳴るぜぇ! ええ!!」


「またアジトを作りたかったんだ! 今度は島で作るぞぉ!!」


「自分だけの島に秘密基地! いいね!」


「2号店を出すか!!」


「海をテーマにした遊園地もいいな!!」


「出入り口を自然で隠して、要塞にしよ!」


「夢が広がるなァ!!」


「めっちゃ作りてぇぇえ!!! イエーーー!!!」


 よーし、いい感触!!!


 素材を集めて、自分で作る! キャプテン・ビリーの時にも好評だったクラフト要素は、こっちで更に増強したが、正解だったな!!! 


 これで海や島を、もっと自由に彩り! 


 クラフト好きを、誘い込むぜぇ!! へへへ!!!


「また、海賊として海を行くときは、積み荷を運ぶ依頼や、貿易がおすすめだ! 

島々で取り扱うものが違うことから! 商品を買ったり、狩ったり、奪ったりして売り! 貿易して稼げるぞ!!」


「具体的には、釣りや戦で得た戦利品を売ったり、自分で作って売ったり! 

もしくは、始まりの街や、静かな森でモンスター狩って、奪い、島に持っていけば高値で売れることもできる! その逆もしかりだ!!」


「「「「「『『『『『おおお!!! すっげえええ!!!』』』』』」」」」」


「貿易要素! 来たァァあ!!!」


「これこれ! こういうのでいいんだよ!」


「やっぱ海を行くからには、貿易だよな!!」


「自分の物を売って稼ぎ、強くなれるのか! いいなァ!!」


「略奪して、金にして。船を開発して略奪して、はかどるなァ!!」


「あ、これめっちゃハマりそう」


「作るだけで面白いのに、売買できるとか! 海を越えて売りに行くとか! 凄くいい!!」


「島々にはマーケットがあるだよな! いろんな食材がありそうで、楽しそう!!!」


「奪って稼ぐの良いねぇ! 海賊らしいや! やろう!!!」


「どうやら、金を稼ぐのが重要そうだな。金で強化ができるようになるとかか?」


「うわ、地図で見たら海かなり広いし、島も多い!!!」


「これで、前よりたくさん作れるうえに、島々で売り買いできる。モンスター素材や、釣り、狩りや盗みでもあつめるとなると……あれ? 下手すると一生できる? このゲーム」


「作って、売って、戦って、盗んで、作って、売って! やることが多い!!!」


「マジで中毒性高そうだなァ! こんなんやるしかないじゃん!!!」


 そして、海賊と言えば海! 海と言えば船で、船と言えば貿易!


 そういうことで、貿易要素を入れた!!!


 今回、海のデータと島のデータ。商店や、デカい島の街を、めっちゃ多く作ったからな。


 それらを生かして、貿易をし! 金を稼ぐことができるのである!!!


 金は、武器を強くしたり、船を強くしたり、アイテムを買えたりと、己を強くするのに役立つ!


 そういう意味で、貿易にハマる人を予想している。


 あと、貿易自体が好きって層や、自分でクラフトしたものを売って稼げるのが好きな層にも、刺さるだろう!


 盛り上げ要素の要の一つになればいいなと、俺は思ってるね。ええ。


「あとは、戦闘訓練もできるが、教えるのめんどくさいから、俺の部下の海賊に聞け。海賊武術を鍛えてくれるぞ。あ、基本は俺が教えよう! はい! 伝授!」


 さァ、目玉の戦闘だ!


 これを活かして、暴れまわってくれ!!!


「海賊武術! 結構シンプルだな! でも、強そう!!!」


「魔力や、カルマ・ポイントを消費して使う感じだね」


「へー! めちゃくちゃ早く、波乗りのように動く! 移動技『波乗り』か! 」


「あ、さっき見たかも! サメになってたやつ!」


「ああ、あれかァ」


「え、じゃあ、攻撃にも使えるってこと!?」


「魔法を組み合わせるんじゃね?」


「あ、そうっぽいな。それぞれの技に魔法を組み合わせると」


「なるほどぉ!」


「え、じゃあやり方・無限代! 遊び方・無限代ジャン!」


「カルマ武術もできるっぽい?」 


「すっげえええ!!!」


「移動からの急な加速やバック、横回避もできると」


「じゃあ、突っ込むと見せて、下がっての透かしとかもできるな」


「応用効きそう!」 


「いいじゃん!!」


 それは移動用の技。


 素早く移動することで、有利になるし。それに魔法やスキルを組み合わせることもできるからな。


 どしどし使って欲しい。


「相手の攻撃を受け止めてかき消す『凪』や、そのまま反撃の『大渦』もいいね!」


「えっと、『凪』は相手の攻撃・魔力・攻めをかき消すのか。強いな!」


「でも、クールタイムがでかいみたいだな。緊急回避ようやね」


「やな。一方で、大渦もクールタイム長いが、相手の攻撃を受け止め、ダメージを低く受けながらも、カウンターで攻撃ができると」


「なるほど。これは攻撃された時の崩し用かな?」


「つまり、基本は『波乗り』で高速移動して攻めつつ。ヤバかったら『凪』で攻撃を消して、そのまま攻撃。もし反撃されても、『大渦』でHP削りながらカウンターで相手を崩し、攻めまくると」


「ああ、そういうことか」


「ガンガン攻めやすくする技なのね」


「なーる」


「いや、逃げでも使えるぞ。波乗りで銃や魔法引き撃ち。凪で消し逃げ、大渦で反撃と」


「あー、まァ犯罪の時の遁走や、モンスター狩りで使うならいいけど。でも、PVPじゃ、それせん方がいいかな。たぶん負ける」


「え、なんで?」


「問題。魔力やカルマ・ポイントを使って、波乗り、凪、大渦を使用し、逃げた場合。

魔法、カルマ武術、海賊武術使えない状況となります。

このような状況で、距離が開いていた場合。サイバー・ビーム流のビームの刃や、狙撃。魔法ブッパされたらどうなるか?」


「A、死にます」


「以上」


「閉廷」


「終わり」


「ブッWWW」


「WWW」


「WWW」


「WWW」


「あーなるほど」


「魂で理解した」


「つまり、海賊武術で逃げたら、ヤバいってことね?」


「まァせやな」


「一理ある」


「もっと言えば、このゲームは基本、ガンガン攻めていくのが有利なんだ」


「遠距離で逃げるよりも、銃撃・魔法・スキルで戦う。

それで相手を削りつつ、近づいていけばそれだけで有利が増える。

だから、中距離での戦闘は遠距離の戦闘より威力や有利が増える傾向にあるし。

もっと近づく近接攻撃は、もっと有利やダメージが増えやすい」


「そうやな。このゲーム、結局は近づいて暴れるのが強いゲームだし」


「その中で、有利を押し付け合い、択を読み。透かしや流れ、無限ジャンプ・アタック、挑発キャンセルなんかの技術で、ダメージを稼いでいく。それが強いからな」


「せやな」


「ほんそれ」


「分かりみが深い」


「まァ、遠距離攻撃や、待ち戦法。逃げ戦法が、全部だめとは言わないけどね。上位PKの中にも、待ちや逃げが得意な奴は結構いるし。俺もそうだし」


「それはそう」


「それな。俺も逃げるときは、スキルぶっぱで逃げるし、隠れる。その方が逃げ切れるし、状況もよくなる『そういう戦術』だから」


「だから、逃げに使うってのは、小細工としてはいいやろう。問題は、そこから先にどうやって勝つか。振りが多い中で、勝てる戦術・算段・技術・作戦を自分で用意できるか。そこやねぇ」


「そうだな。それができるから上位プレイヤーは勝てる。でも、そんな勝てるプレイスキルや、スキルビルド、チームプレイを、すぐには真似できない」


「だからまァ、初級~中級のPKたちは、カルマ武術で暴れて接近のほうが勝てるよねって話。ゲーム的にもそうだし」


「それな。海賊武術のお陰で、もっと攻めがしやすくなるし。俺も近接しまくるわ」


「まァ、あれだ。色々皆で言ったが、要は『自分の有利を相手に押し付けて、勝つってのがファンタジア・エルドーンの戦法』だからよ。だから、攻めでも、待ちでも、逃げでも、『ガンガン押し付けられる自分』を、遊びながら見つけていけ。それが多分、一番勝てる方法だから」


「なるほど~」


 正解だ。


 ゲームデザイン的に、ガンガン攻めた方が有利になってるから、バチバチやり合ってくれ。


 でも、それだけがすべてじゃない。


 プレイヤーがサイバー・ビーム流を見つけ、エクターを見つけたように。


 PKが流れや、透かし、無限ジャンプ・アタック、挑発キャンセル、カルマ武術を見つけたように!


 勝てる技術! 戦術! ビルドを、試行錯誤で見つけていく!!!


 そんな、自分を知って作り上げ、戦うのもファンタジア・エルドーンの魅力なんだ!


 故に、ガンガンやって、勝ち! 負けて! 『自分のスタイル』を作っていってくれ!


 その方が、ゲームも盛り上がる(本音)。


「んで、最後に『黒い暴風』! これもクールタイム長そうだが、黒い殺意を乗せた一撃を繰り出し、当たれば大ダメージ&一時的失神効果! 更にチャージすれば、防御も破壊可能!!! フィニッシュに仕えそうな、すげぇパワフルな技来たなWWW」


「おまけに、チャージ中はパワー・アーマー発動! 数発の攻撃に耐えられるらしいぞ!! これは、チャージしかしないWWW」


「ファーーーWWW」


「ちなみに、『凪』や『大渦』を上書きして、攻撃できるぞ!!」


「強すぎィィい!!!」


「これは近接攻撃したくなるなァ! 決めたら絶対気持ちいいだろ! これ!!」


「やりてぇ! プレイヤーにぶち当ててぇ!」


「絶対気持ちいいぞぉ~!」


「やってやるよぉ!! ぐへへ!!!」


 うんうん! 盛り上がってるな!!


 やはり、ファンタジア・エルドーンの楽しい部分は戦闘だからな! 力入れたぜ! ええ!!


 これで、PK達としてはガンガン攻めていくスタイルに、磨きがかかるだろう。


 早い移動から攻撃になったりする『波乗り』や、ガードを壊す『黒い暴風』。相手に反撃されてもどうにかなる『凪』や『大渦』などを入れたのも、全てはこのため。


 自分からガンガン攻撃するよう、仕向けるためだ。


 俺としては、ゲームで読み合いとかは必要だし、ガードからの反撃・カウンターもいいのは分かる。


 でも、ゲームのデザイン上。ガン待ちを有利にするとなァ。


 『お互いに動かないお見合い状態が頻発』し。戦闘の流れが悪くなるんだわ。うん。


 戦闘が目玉のゲームで、これは悪手。


 全然進まない戦闘がストレスになって、人が離れるからね。ええ。


 故に、ガンガン動いて相手に有利を押し付け合う。


 そういうデザインのスキルや技を入れているのだよ。


 ちなみに、今回のプレイヤー側にも、似たような感じの技を入れて、ガンガン・ムーブを勧めている。


 前回のPVPの結果。魔法サイバー・ビーム流、獣サイバー・ビーム流(人狼流)、エクター使いの3つのスタイルが確立され、かなり攻撃的なスタイルが多くなった。

 

 その影響で、自分から攻めるプレイヤーや、攻めの中でのカウンターを狙うプレイヤーも増えている。


 ゲーム開発者としては、戦闘がスピーディーで、白熱したやり合いになって、正直良いと思う。


 が、初心者には少し難しいのも事実だ。慣れるまでは、大変だろう。


 それゆえに、基本的にプレイヤー側にはガード技や回復技が多くしているんだ。


 なぜプレイヤーかと言えば、新規参入はプレイヤーの方が圧倒的に多いのと。


 PKの初心者は、『カルマ武術で応用の効くビルドを建設しやすいから』である。


 実際、先ほどの海賊戦闘やモンスターバトルでも、初心者PKは活躍出来て、結構なKILL数を稼げていたしな。


 攻めるのが好きな者は、そういう方向のビルド立てれるし。


 守りや、待ちの方が得意という者でも、毒や呪いなどがあるからね。


 それによって、自分自身が毒になったり、煙になったり、炎になったりで、攻撃受けてもあんまりダメージ受けないビルドや。


 攻撃受けたら呪いまき散らしたり、力を奪ったりで、もっと強くなれるビルド。


 もっと言えば、『守りよりも攻めた方がお得なスタイル』ができやすいから、ガンガン攻めていく風になりやすいんだわ。


 後、上位プレイヤーも、ほとんどが優しく面倒見てくれるから。安心して攻められるんだろう。


 *一部のPKは除く。人の獲物盗む、2丁マシンガンとか。


「っで、次は悪魔娘の紹介だ! こい、『リヴァイアサン』『クラーケン』!」


「よっしゃあああ!!! 我登場! イエーーー!!!」


「よ、よろしくお願いいたします。はい///」


 そう言って現れたのは、2人の美女!


 かたや、ドラゴンの鱗っぽい鎧を着た、赤髪ロングのスレンダー・爆乳美女!


 八重歯が見えて、ワイルド可愛い!『リヴァイアサン娘のリヴァ』!


 もう一人は、白無垢っぽい透明な和服の美少女!


 銀髪セミロングで、ほわほわしてて可愛い系な!『クラーケン娘のクーラン』だ!


「こいつらが、俺の悪魔娘だ。この島や、他の島、街にある悪魔の娼館で契約できるぞ!」 


「っで、契約してできることは、悪魔娘本体を召喚し一緒に戦う召喚。能力だけ召喚し、能力を使う『能力召喚』。悪魔娘と融合し! すさまじい力を振るう! 『合体召喚』などがある! 強いから、是非! 使いたいな!!!」


「!? 悪魔娘!? 合体!? 娼館!?」


「「「「「『『『『『えええ!?!?』』』』』」」」」」


 おお、凄い驚いてるなァ。


 今回は、海賊と海軍にPKとプレイヤーを分けているんでね。差別化は必要だろう!


 そういうことで、海賊には悪魔娘を! 海軍には武器娘を導入している!


 まァ、海賊は略奪などの犯罪行為できるし、海軍はパトロール・捜査・逮捕などの正義行為できるという差別化もあるにはあるが。


 やはり、バトルにおいて人目に分かる! 特徴が欲しかったのだ。


 ああ、海賊には海賊武術があるけど、海軍には同じような移動技・カウンター・攻撃キャンセル技・ガード破壊技があるしね。


 大きく変化を付けるため、悪魔娘と武器娘は必須だったのである。


 つまり、それくらい重要な要素ってことで、ユーザーには絶対に悪魔娘や武器娘を使って欲しい。


 それゆえに! 女の子の姿にして、一緒に戦ったり、デートしたり、遊んだり、プレゼントしたりすることで評価が高まり、力が使えるようになる! ギャルゲー要素を入れたのだ。


 はい! 強くなるために、悪魔娘とデートが必須! 金稼いでね! ええ!!


 ……ぶっちゃけ、俺はこの『悪魔娘のギャルゲー要素』を入れるかどうかは、かなり迷った。


 ギャルゲー好きならともかく、そうでないユーザーは彼女たちを利用しない可能性がある。

 

 そうなると、戦力の差がついて、パワーバランスが崩れ。ユーザーが荒れるのでは……という不安があったのだ。


 しかし、そんな俺を雇い主にして友人。幸太郎が、説き伏せた。


「可愛い女の子とイチャイチャできるゲームを! 嫌いな奴はいません!! やれッッッ!!!」


「あ、はい」


 ……説き伏せた? 押し切られただけだな。うん。


 俺が負けただけだったわ。


 しかし。


「え、めっちゃ可愛い!」


「え、デートで強くなる!? 遊びで強くなる!?」


「マジで! すっげえええ!!!」


「え、デートして遊べて、強くなれるとか最高じゃん!」


「凄いギャルゲーが出たもんだ!」


「ファーーー!!!」


「色々能力あるっぽいね!」


「悪魔の能力でも、戦えるのか! いいじゃん!」


「戦術広がるなァ!」


「戦力アップだぜ! ええ!!」


「あ、待て! 能力一覧のところ! スナイパーに撃たれたらダメージ半減ってあるぞ!」


「え、あ、マジだ! 追加料金掛かるけど、スナイパー攻撃されたらダメージ半減や、ダメージ返しとかの能力を、追加で切るっぽいぞ!!」


「うわ、それすげぇほしい!!」


「そうか、大海原だもんな! 遮蔽物ないから、森や町と違って! 暗殺スナイパーが脅威になるのか!」


「あー!」


「あー!」


「そっか~!」


「え、じゃあ必須じゃん!!」


「マジでいるじゃんWWW」


「ほしいいい!!!」


「いや、能力抜きにしても、可愛い女の子は欲しいね! デートしまくろ!!!」


「せやな! イチャラブしてやるぜ! ぐへへ!!!」


「っで、そのためには金が要ると」


「これは一気に金を重要性が増したな!」


「楽しいデートのために! 金を奪うぞぉぉお!!!」


「貿易で稼いで、豪華デートじゃい!!」


「奪った金で、イチャイチャ! 強くなる! 最高だな!!」


「最低すぎィィい」


「草」


「草」


「草ァァあWWW」


 喜んでるユーザーを見ると、奴の意見は正しかったらしい。


 女性ユーザーもかなり喜んでるし、今のところは好感触っぽいな!


 よかったぜぇ。ヒューーー!!!


「んじゃ、あとは海賊用の衣装は、あっちの服屋に売ってるとか。 自分だけの海賊船が欲しいなら、船屋に行け」


 ちなみに、最初の船はレンタルだ。


 レンタルでも改造できるし、売れる。借りたものを売って、稼いでもいいぞ!!!(悪党)


 でも、小さい船が多いから、頑張って金貯めて巨大がレオン船を買ったほうが強い。


 自分用の船を、改造し無双する!!


 男の夢だぜぇぇえ!!! へへへ!!!


「そして、一気に稼ぎたい奴は、カジノッて手段もあるぞ!」


「カジノは、ほとんどすべての島にあり、マイナーなものからメジャーな遊びがあるが! 一番は、カジノの島!『ゴールド・ラッシュ』の、『ゴールド・ラッシュ・ホテル』だ!」(ダイマ)


 俺が副オーナーのカジノも、宣伝していくぅぅう!!!


 フーーー!!!


「じゃ、これで俺の話はおしまい!!! 好きに生きろ!!! 遊べ!!!」


「宝さがしや、ダンジョン探索! 島をゲットして運営したり、店を出して経営したり、サーフィンしたり、海軍とやり合ったり、歌を作ったり、踊ったり、酒を飲んだり! やれることは無限大だァ!!」


「自由に、楽しく生きろ! それが、海賊だァァあ!!!」


「「「「「「『『『『『『!!! うおおお!!!』』』』』」」」」」


「よーし! お前らァ! 海行くぞぉ! まずは船を買う!!」


「兄貴! 海賊の服買いましょう! やっぱ、海賊になるには、服からじゃないと!」


「あーじゃそうするか。多分、効果もあるだろうしね。うん」


「カジノで金を増やす!! やってやるです!!!」


「悪魔娼館どこだァァあ!!! 俺だけのギャルを見つけるぞぉぉお!!! うおおお!!!」


「早速海に出て、バトルだバトル! 波乗り、凪、大渦、黒い暴風! 決めるぜぇぇえ!! ウイーーー!!!」


 うん! 自由にやれよPKたち!!! 


 お前たちの道に、幸あれ!!!


 って、あ、そうそう!


「悪役令嬢・ラミィ。ちょっと来てくれ」


「え、あ、はい!」


『『『『『『「「「「「「!!!」」」」」」』』』』』』


「家族として、我らが故郷に招待したい。予定がないなら、来てくれるかな?」


「!?!? は、はい! 是非お願いしますわ!/// あわわ///」


 よし! OKだね!


 じゃあ、そういうことで!


「ワープ!」


「! わ! わあああ~~~♡♡♡」


『『『『『「「「「「!!! ええええええ!!!」」」」」』』』』』


 彼女と一緒に、ワープ!!!


 ああ、プライベートなデカい島!!


 カリブ諸国で買った、プライベート島をもとにして作った島であり! 


 街、畑、城が見える! ビリーとジョリーの生まれ故郷!


 ロジャー島に、やってきたぞぉぉお!!!


 ヒューーー!!!


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