第11話 岩山アジトで開発するPK・リオンの日常


「ふー! いい感じにできたかな?」


 PKのアジトである、岩山アジト。その地下にある武器工場で!


 私、リオンはそう言いながら、一つの武器を作りあげた!


 うん! 禍々しい力もをった、新作の銃!


 フォルムと言い、かっこよさと言い! いうことなし!!


 あとは、ダメージ練習で、ぶっ飛ばせれば行こうとなしね! ええ!!


(ホント、言い仕事ができたわ! キャプテン・ビリーからの指示。これでいい感じに、クリアできそうね!!)


 そう! キャプテン・ビリーから、私たちPKに与えられた指示!


 そのうち、私が受けたのは! アジトや武器に関する指示だ!


 それが!


「よし! じゃあ、練習場へ行こうか! ピッキー!」


「がう!!」


 ――相槌を打ってくれる、ワニモンスターのピッキー!


 そう! 新しい武器の政策と、この子!


 モンスターの育成だ!! へへへ///!!!


 うん! キャプテン・ビリーが言うには、カルマ値か金で、モンスターの卵が買えたり、出現する! 


 そういう店や、スポット、祭壇が、岩山要塞の地下アジトにできたのである!


 実際に、地下をくまなく歩いて見つけた、仲間たちの話では。


 私たちの作った、デパート、遊園地、温泉、ゴルフ場、釣り場、農場なんかに出来ているらしい。


 なので、私もデパートで卵を買い! その卵にカルマを注ぎ込み!


「わにゃあああ!!!」


 ――後ろを二足歩行で走ってくる! くぁい過ぎるピッキー!


 この子を作ったのである!! あああ~~~♡♡♡!!!


 とてもかわいい! カッコいい!!


 うん! 工場から出て、アジトの広場! 商店街や、ホテル、銭湯、遊園地なんかのある! ひっろい場所に出たのだが!


「お! リオン! ビッキ―! おはよう!」


「うーっす! リオン! ビッキー! 今日も元気そうだなァ!」


「あああ~~~♡♡♡!!! ビッキ―可愛いい~~~♡♡♡!!! おっほおおお~~~♡♡♡!!! リオン! 写真撮っていい!? お願い! カルマ・ポイント払うから!」


「握手していい? わ! ちっちゃいお手て可愛い! しっぽブンブン! かわいい! ああ~~~♡♡♡」


 ――わいわい! きゃっきゃ!!!


 っと、ピッキーは、皆に可愛いがられている!!!


 うんうん! そうよねぇ! 私以外のアジト開発員たちも、皆モンスターを作っているけど!! 


 やっぱ、この子がナンバー1!! 


 ピッキーが、ナンバー1よおおお!!! HHHHHUUUUU!!!


 ちなみに、このモンスターたちの役割は、アジトにやってくるであろう冒険者たちに対する罠。


 けど、向こうの番犬みたいに、一緒に戦うこともできるので、一緒に戦うことを選ぶ人が多いようだ。


 なので、モンスターと散歩したり、バトルしたり、作業してるのを見て! 


 アジト開発員になりたい!! っとなる人も多くなったし! 一緒に写真撮らせて! ってすごく人気だ!!


 ちょっと優越感! うへへ///


 っで、そんな風に! モンスターはもはや、仲間! 家族! っという感じで、実に素晴らしいが!


 もう一つの武器も、凄い!!


「よーし練習場到着! じゃ!」


「早速試してみよう! マシンガン! ミニガン! ロケラン!!」


 そう! アジトの広場を抜けて、到着した! 修練所!!


 そこで、私が作り上げた銃! マシンガン! ミニガン! ロケランを、お目見え!!!


「!? うおおお!!! すっげえええ!!!」


「マシンガン! ミニガン! ロケラン! あの追加武器! もう作れたのか! すっげえええ!!!」


「どんな感じだろう? めっちゃ見た目はカッコいいけど!」


「今から試射だよな! 楽しみ!!!」


「ソー・クール!! イエーーー!!!」


 ああ、周りもすごく盛り上がってるわねぇ!


 うん! これらが、新しく追加された、武器だからね!


 その性能に、ぶっ飛んでくださいな!! HHHHHUUUUU!!!


 っと、こうして私たち! アジト開発・チームは! 対プレイヤーに向け! 兵器を作り!


 ――ドガガガガガガガガガ!!! ズッガァァァ!!! バァァァンンン!!!


「おお! 凄い威力! 成功だねぇ!」


「わにゃあああ!!!」


『『『『『「「「「「!! うおおお!!! すっげえええ!!!」」」」」』』』』』


「「「「「『『『『『早く使いたいぜぇ! イエーーー!!!』』』』』」」」」」


 っと、射撃を試して! 性能を確かめつつ!!


「あ、リオン! おひさー! ピッキーも! 元気~!」


「キー!」


「お、アスナ! うん! 元気元気! バトバトも元気そうだね!」


「わにゃァァあ!!!」


「うん! めっちゃたのしんでるよ! 一緒にごはんたべて、お風呂入って、遊園地でも遊んできたんだ!」


「わ、いいね! あとで私もピッキーといこ!」


「それがいいよ! 能力UP効果もあるしね~。っで、リオン! ココであったわけだし~」


「OK分かってるよ! アスナ! やろう!」


「話が早くて、助かるよ!! じゃ!」


「モンスター・バトル! スタート!」


「「イエーーー!!!」」


「いけ! ピッキー! 尻尾・ビンタ!」


「かわして! バトバト! 宙返りして、噛みつき!」


「わにゃあああ!!!」


「キーキー!!」


 様々なモンスターを作り! モンスターとイチャイチャしたり、モンスター同士でバトルしたり、モンスターの力で一緒に武器を作り! 


 力を蓄えて! いったのであったァァあ!!!


 ヒューーー!!!


 うん! 凄く楽しい!


 毎日が楽しくて、ドハマりしちゃう!!!

 

 時間忘れるわ~! あああ~~~♡♡♡!!!


 ただ、ちょっと問題もあって。


「いや、楽しかったねぇ! って、あ、やっば。もうカルマ足りない!」


「え、マジで? あ、私もだ!!」


 うん! カルマ・武器や、モンスター作成に、カルマ使うからなァ。


 カルマ切れが、一番起こりやすいのが! 私たち! アジト開発チームの悩みである!


「しょうがない! もらいに行こう! いくよ! ピッキー! ごはん(カルマ)を、おねだりだ!!」


「わにゃあああ!!!」


 さァ! 今日も、可愛いクレクレ! 頑張るぞい!!!


 そう思った私たちは、愛するモンスターを連れ!


 カルマ稼ぎチームのところへと、襲撃したのであった!!!

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