第7話 強盗劇の続き! 反撃のプレイヤーたち!!! 結果は!?


「金庫があくまで、しっかり耐えろ! 俺も、援護する! おりゃァァあ!!!


『アックス・ブーメラン』!!!」


 ――ズババババッッッ!!! 斬! ドっシャァァあ!!!


「「「「「!!! ぐわあああ!!!」」」」」」


「「「「「ぎゃあああ!!!」」」」」


 倒される衛兵たちに、冒険者! 


 崩れ落ちる、始まりの街の建物たち!!!


『『『『『うおおお!!! すっげえええ!!!』』』』』


「「「「「キャプテン・ビリーに続けぇぇえ!!!」」」」


『『『『『『「「「「「!!! わあああ!!!」」」」」』』』』』


 それを見て、士気を上げるPKたちも、ドンドンと攻撃を繰り出し!!!


「「「「「なにくそ! 負けるかァァあ!!!」」」」」


『『『『『光のスキルを発動! 魔法! 技! ビームをぶち撒けぇぇえ!!!』』』』』


「「「「「『『『『『!!! うおおお!!!』』』』』」」」」」


 プレイヤーたちも、負けるか! っと、反撃開始!!!


 戦いは、さらに過激で、ド派手になっていく!!!


 うむ! 


「っしゃ! 火縄銃、ラッパ銃の2丁撃ちでぇい!!! イエーーー!!! BAN! BAN! BAN!!!」


「……そこ! ――ターン! ターン! ターン! HIT! HIT! HIT! 

タンクに当てた! 当てた! 攻めろ! 攻めろ!!!」


「っしゃ! ショットガンの連射を食らぇぇえ!!! オラァァあ!!!」


「はい! 爆弾なげぇぇえ!!! ――ドッガァァァンンン!!! よし!!」


 強盗団であるPKたちは、ピエロの仮面と、狙撃で! 


 ダメージとカルマ・ポイントを稼ぎながら!


「よし、出るぞ!! カルマ・スキル! 『追尾の魔法』! 『同士討ち』! ヒャッホーーー!!!」


 要塞から出て、『追尾の魔法』で魔法や射撃を、プレイヤーに当てるようにし!


 同士討ちも発動で、プレイヤー同士を殺させ!


 確実に、殺していく!!!


「俺もいくぞ! カルマ! 『騙し討ち』 NPCに変化! これで近づいて……今! ――斬! ザシュ! 斬! そして、ワープで帰還! おたっしゃでー!!!」


 NPCや冒険者に変化できる『騙し討ち』で、プレイヤーに近づき!


 斬斬斬!! っと暗殺!!!


 そのまま『ワープ』で帰る、うざい戦法! 決めまくり!!!


「ああ、うぜぇ騙し討ちしてるな! じゃ、俺も『透明魔法』! 消えて、プレイヤーの密集地帯まで走り! それ!!『爆弾投げ』! 『麻痺魔法』! 『電撃スパーク・フルスイング』!!!」


「ビリビリ! ドッガァァァンンン!!! イエーーー!!! へへへ!!!」


 透明魔法で、姿を消して近づき! プレイヤーたちに、爆弾投げ、麻痺を投げ! 


 仕上げは、電撃を帯びた金棒を! 大回転・フルスイングしまくる!!!

 

 害悪・スパーク戦法! 爆誕!!!


「バーサーク!!! うおおおお!!!」


 ――ガンガンガン!!! バキ! ボコ! バキィィい!!!


 魔法を一切使えなくなるが、めっちゃ強くなる『バーサーク』で、殴りまくる!


 一番シンプルで、プレイヤーも大歓迎な! 


 でも、めっちゃ強いストロング・スタイル!!!


「はい! コインゲット! 『スリ攻撃』! そのまま、永久ダメージ(小)! 『自爆』! 『呪い』!! ウイーーー!!!」


 相手の資金を奪う『スリ攻撃』! それで、ダメージを与えつつ!


 一番の狙いである、カルマ値を稼ぎまくり!!!


 っで、それを使って、『永久ダメージ』! 『自爆』! 


 自分の受けたダメージに応じて、周りの敵にダメージを与える!『呪い』で、殺す!!


 そんな、自爆・呪殺戦法! 大流行!!!


「氷付け! 『アイス・アタック』!! そのまま、『人食い鬼召喚』! っで、『落とし穴』! ――!? うわあああ!!! アディオス!!」 


 『人食い鬼』で敵を倒し、近づいてくる敵を、『落とし穴』で、堕とす!


 シンプル! 故に、強固な悪ガキ戦法!


「へいへいへい! 放火! 放火ァァあ!!! 燃えろ! 燃えろぉぉお!!! HHHHHUUUUU!!!」


 全てを燃やす! 放火魔スタイルで、炎上!!!


 っと、様々な戦術を編み出し!


 大暴れぇぇえ!!! ヒューーー!!!


 ああ、冒険者や、始まりの街の衛兵だけでなく!


 街そのものにダメージを与えて、破壊し! 近づけなくする! 


 そういった、時間を稼ぐ戦法を、しまくっているのだ!!!


 それに対し!


「くそ! かなりやられた! 『回復』!!」


「無理はするな! ダメージを負ったら回復だ! 時間経過で使えるから、回復しろ!」


「俺、NPC評価高いから、回復めっちゃ使えるぞ!」


「俺もだ! 回復薬は任せろ!!」


「これで攻めながら回復できるぜ! ヒューーー!!!」


 冒険者たちは、光スキル・回復で、全体を回復しながら!


「はい! 魔法ガード! 跳ね返し! 唯!」


「わかってる! 茜! 乱れ斬り! ――斬! 桃!」


「お任せぇ! 『聖なるビーム』!!! っはあああ!!! ドッカァァァンンン!!!」


 連携で隙を作り、高威力の『聖なるビーム』を叩き込む!!!


「っく! バーサークか! なら!」


「こっちは、『聖なる強化』だあああ!!!」


『『『『『「「「「「はァァあ!!!」」」」」』』』』』


 ――ドガガガガ!!! バキィィィ!!!


 ある時は、『聖なる強化』っで、殴り合い!!!


「押し込め!! 光スキル・『仲間呼び』!!」


『『『『『「「「「「うおおお!!!」」」」」』』』』』


「いまだ! 衛兵とともに突撃! 螺旋突きィィィ!!!」


「突撃槍・フラッツペール!! おりゃあああ!!!」


「うおおお!!! 筋力アップ! スピードアップ! ガードアップ!」


「ファイア・ウォール! サンダー・ランス! ウインド・ハンマー! リーフ・カッター!!!」


 ある時は、『仲間呼び』で、衛兵を呼び!


 一緒に攻め!


「うお!? すげぇ! 呪いや、ワープ襲撃! 防いでくれるぞ! 『守護霊の魔法』!」


「カルマ・スキルをはじいたぞ!!」


「これは強い!」


「掲示板にかけ! PK戦で必須だ!」


「メールしろ!」


「守護霊最強!」


「うおおおお!!!」


 呪いやワープ、透明化に対応できる! 『守護霊の魔法』で!


 PKのスキルを防ぎながら!!


「うお! 番犬! すげぇ!!」


「消えてるPKを見つけて噛んだ!」


「これは、有能!!」


「一気に楽になるぞ!!」


「全員番犬必須だ!」


「いけるぞ! これ!!」


『『『『『「「「「「!!! うおおお!!!」」」」」」』』』』』


 消えてる奴を見つけて、攻撃できる! 『番犬』とともに戦場を駆ける!!!


 そんな、光スキルを用いた、様々な戦術で対応し!!!


「「「「「『『『『『オラァァあ!!!』』』』』」」」」」


『『『『『「「「「「どりゃあああ!!!」」」」」』』』』』


 激しい戦いとなったのでる!!!!


「守護霊を使わせろ! 魔法でも攻撃でも、めっちゃ攻めて使わせるんだ! その後で、スキル使え!」


『人数で押せ! 人食い鬼召喚で、押し込め!! 銃で滅多撃ちにしろ!!』


「バーサークで押し込む! 守護霊で弾かれても、そのまんま、ぶん殴る!!!」


『武術で攻めろ! 魔法・攻撃・武術! なんでも使って、押せ押せ! 押せぇ!!!』


 そうして、PK側は、スキルよりも攻撃や魔法を、守護霊に弾かせ! 


 カルマ・スキル発動を狙い! 


 プレイヤー側は!


「こっちも、魔法・攻撃・武術で押せ! 追いやれば、絶対スキルを使ってくる! それを弾くんだ!」


「守護霊使って、特攻もいいぞ!!!」


「ダメージくらっても回復はある! ガンガン使っていけ!!」


「援軍呼んで、数で押せ!! 囲んで叩けば行ける!!!」


「向こうも攻めてくるから、カンター狙えば?」


「いや、待ってたら不利だ! 相手は時間稼ぎしてるんだから! 打って出て倒した方がい!!」


「ビーム放ちまーす!」


「魔法もいいけど、向こうには銃があるからな! 距離詰めて、インファイトの方が、結局はいい!」


「つっこめぇぇえ!!! イエーーー!!!」


 カルマ・スキル弾きを狙い!


 魔法・攻撃の、怒涛の攻めをする!!


 そんな、まさに総力戦!!!


 カルマ・スキルや、光・スキルをだけを使うのではなく!


 魔法・攻撃・スキル・今までの経験! 


 すべてを駆使して、相手を倒し! 打破していく!!!


 ガチの闘争が、そこにはあったのだ!!!


 そして!!


 そんな全力の戦いで、有利となったのは!!!


「!!! よっしゃあああ!!! PK狩ったァァあ!!!」


「こっちもだ! 右翼を突破した! 人海戦術、効くぞ!」


『っく! 冒険者ども、強いな!』


「強いというより、数が多い!」


『殺しきれなくて、ジリ貧だ!』


「こりゃあ、ヤバいぞ! ええ!!」


 プレイヤーたち!!!


 うむ! 光スキルによる、回復と人数呼びで、更に戦力を増やし! 


 守護霊と番犬の力も借りて、ぶっ叩く!!!


 そんな、戦いは数戦法で! ピエロなPK達を、押しつぶしていったのだ!!!


 なので!!

 

「よっしゃあああ!!! 押せ押せぇ!!」


「銀行まで突破しよう!」


「ここで、PKを終わらせるぜ! ええ!!」


 このまま、押せ押せ! 銀行突破!!!


 PKたちを、完全に倒す!!!


 そう、冒険者全体が息巻いた。


 その時!!!


「おっしゃあああ!! 金庫を破壊した! 宝を手に入れたぞぉぉお!!!」


『『『『『「「「「「!!! うおおお!!!」」」」」』』』』』


 ピエロ強盗団が、やっと金庫を開けて金をGET!!!


 そして!!


「聞けぇ! お前ら! 今すぐ逃げろ!! 

宝は手に入れた! アジトに集合だァ! それぇぇえ!!!」


 キャプテン・ビリーの大号令で! 全員のパワー! スピードをアップさせ!


 ――勝利条件変更!!! 30人のピエロが、街から逃げればPKの勝ち! 逃がせば、プレイヤーの負け!!!


 っと、勝利条件が変更に!!!


 そして!


『『『『『アイアイ・キャプテン!』』』』』 


「「「「「ヒューーー!!!」」」」」


 逃げるように命じられたPK達は、一斉に散会!!!


 一目散に、逃げだしたのだァァあ!!!


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